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その青の、その先の、 の商品レビュー

3.8

48件のお客様レビュー

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2013/09/29

オススメポイント 1.キラキラ輝いている青春時代を堪能できます。友情や恋愛に全力投球していたあの頃を思い出しました。 2.登場人物がみんな個性豊かないい子で、心が洗われます。こんな綺麗な心のまま大人になれていたらいいなと思いました。 2013.9.29

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2013/09/22

最近、ハマっている椰月さんの最新作。 期待どおり、いや、期待以上の内容。 手元にやってきた本は、とっても綺麗な装丁で、美しすぎる。 ちょっとグレイがかった青、が本の内容のような、真っ青の青春、じゃなくて、って感じ。 誰かが、この本を読んで、「もやもやして、ドキドキして、そして...

最近、ハマっている椰月さんの最新作。 期待どおり、いや、期待以上の内容。 手元にやってきた本は、とっても綺麗な装丁で、美しすぎる。 ちょっとグレイがかった青、が本の内容のような、真っ青の青春、じゃなくて、って感じ。 誰かが、この本を読んで、「もやもやして、ドキドキして、そして、泣く」ってつぶやいてたけど、まさしく、そうだった。 最後の「泣く」ってなにさ、って思ったけど、最後はティッシュ片手に鼻水だらだら、だった。 自分の高校生活を思い出してみると、なんとなっく、の三年間だったけど、それでも、ドキドキやワクワクがあった三年間で、クラス内カーストも確かに存在してた。 主人公のまひるはホント、かわいくて、かわいくて。。 彼氏の亮司は人間的に出来すぎる! そして、いかんせん、コッチも歳をとったもんで、 まひるのお父さん、や、亮司のおじいちゃんの気持ちもよぉくわかる。 あ、まひるのお母さんのうざさも、ね。 いやー。いいわ、椰月さん。また、読む!!

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2013/09/22

17歳の高校生まひるを主人公に、親とのこと、友達とのこと、彼氏とのことを描いた作品。まひるや友達の悩みがものすごく等身大で、もうとうの昔に17歳だった季節を通り過ぎてしまった自分には「懐かしい」だけど、今同じ年を生きている高校生にはきっと共感と生きる上でのアドバイスをくれると思い...

17歳の高校生まひるを主人公に、親とのこと、友達とのこと、彼氏とのことを描いた作品。まひるや友達の悩みがものすごく等身大で、もうとうの昔に17歳だった季節を通り過ぎてしまった自分には「懐かしい」だけど、今同じ年を生きている高校生にはきっと共感と生きる上でのアドバイスをくれると思います。あとまひるの彼氏の亮司くん(夢は落語家!)の人間性が素敵すぎます。

Posted byブクログ

2013/09/15

落語家を目指す亮司が大好きなまひろ、バンドのボーカル美少女のクロノ、生徒会長に片思いの睦美、弓道部の夏海…高校生の少女たち

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2013/09/12

号泣。久しぶりに本読んで泣いたかもしれない。それくらいどストライクな作品。椰月さんの新刊。椰月さんの書いたしずかな日々がわたしは大好きで、今まで読んだ小説の中で好きな本10には入るほど好きなのですが、しずかな日々に似た空気をもっています。小学5年生の男の子が主人公だったしずかな日...

号泣。久しぶりに本読んで泣いたかもしれない。それくらいどストライクな作品。椰月さんの新刊。椰月さんの書いたしずかな日々がわたしは大好きで、今まで読んだ小説の中で好きな本10には入るほど好きなのですが、しずかな日々に似た空気をもっています。小学5年生の男の子が主人公だったしずかな日々。そして高校生の女の子が主人公が今作。とても青い。高校生っていいなって何度も思う。初めての恋、初めてのキス、初めてのセックス、夢、夢、夢、希望に友情、愛、挫折に後悔、そして夢。 主人公まひるの恋人、落語家を目指す亮司が素敵で、亮司の家族も亮司の友達ミナトも素敵で。まひるの父親なんてほんと理想の父って感じだし、おせっかいでちょっとうざったい母親はやたらリアルで身近すぎるし、まひるの友達クロノ、夏海、むっちゃん。みんないい。 ちょっと残念だったのは無理にクラスのカースト制度をいれなくてもよかったんじゃないかなって思った。カーストカースト、そんなに使うかな。上位グループっていう表現とかのがしっくりきたかも。妊娠してしまう上位カースト所属の女の子のくだりは物語として好きだけど、カーストカーストしていない物語なのにその単語がとても違和感感じた。 わたしも恋人のバイクによく乗ります。全開粉砕骨折、怖いな。 でもこの物語は希望だらけ。まだまだ青くて、未知な若者たち。真っ直ぐすぎて羨ましい。

Posted byブクログ

2013/09/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

印象的なタイトルと美しい装丁から思わず手にとった一冊。 17歳の恋と友情が眩しい。 物語も主人公の恋も順調に進んでいたけれど、彼氏のバイク事故から一気に辛い現実がおそってくるが…。 落語家を目指す彼氏の、物語におりこめられた落語噺がいい味をだしている。 絶望のなかにあっても夢をもつことが、一途に相手を想うことが彼らを救う。 大人の階段をのぼりながら、それぞれの先へ進んでいく仲間たち。 その一生懸命な姿に胸をうたれる。

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2013/09/06

+++ ばかみたいに幸福な時間。それは、ほんの少しさみしい。 恋、友情、初体験……。人生のきらめきすべてが詰まっている、最高の仲間と過ごした最高の三年間。 「こういうの、大人が見たらばかみたいだって言うのだろうか。高校生のおままごとだって言うのだろうか」 まひる……落語家を目指...

+++ ばかみたいに幸福な時間。それは、ほんの少しさみしい。 恋、友情、初体験……。人生のきらめきすべてが詰まっている、最高の仲間と過ごした最高の三年間。 「こういうの、大人が見たらばかみたいだって言うのだろうか。高校生のおままごとだって言うのだろうか」 まひる……落語家を目指す大好きな彼氏が出来て、ファーストキスをしたばかり。 クロノ……ミュージシャンを目指してバンド活動をしている。誰もが振り返る美少女。 睦実……四人の中で唯一“初体験"を済ませていて、生徒会長に片思い中。よく泣く。 夏海……弓道部で活動していて、友だち想い。高校時代は化粧をしないと決めている。 悩みも夢も違うけれど、時に応援し合い、なぐさめ合い、確かに繋がっている四人のクラスメイト。 だがある日、まひるを思いがけない試練が襲い……。 光り輝く宝物のような時間は大切にしないと、シャボン玉のように消えてしまう。 『るり姉』が話題の著者が、最高の仲間と過ごした高校生活を鮮やかに描写した、感動の書き下し青春小説! +++ タイトルからは高校生の物語を想像しなかったし、こんな展開になるとは、読み始めてからも全く思いもしなかった。そのことは悲劇としか言いようがないのだが、それでもこの物語の中では悲劇で終わらないのである。強さと愛しさと友情にぎゅうっと囲まれて、いまどきの高校生もなかなかやるもんだと思わされる一冊である。

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2013/08/22

椰月さんの描く世界はいつも、悲しくて、楽しくて、ちょっと残酷で、でもやっぱり優しくて。 親との関係よりも友だちや彼氏との関係が大きく深くなっていく高校生時代。 毎日の小さな変化さえ、自分自身をまるっと変えてしまうような、そんな繊細な世界に生きている彼女たちの「今」、を無駄な甘さを...

椰月さんの描く世界はいつも、悲しくて、楽しくて、ちょっと残酷で、でもやっぱり優しくて。 親との関係よりも友だちや彼氏との関係が大きく深くなっていく高校生時代。 毎日の小さな変化さえ、自分自身をまるっと変えてしまうような、そんな繊細な世界に生きている彼女たちの「今」、を無駄な甘さを抑えてすっきりと描いている。 今まで見えなかった「オトナの世界」は広くて深くてそして魅力的で。でも多分彼女たちが思っているよりもはるかに厳しいはず。 でもね、この残酷で厳しい世界だって、君たちが今いる、その青い世界とつながってるんだよ。 ゆっくり歩いておいで。後悔しないように、ひとつずつ道を選びながら歩いておいで。青い世界のその先に、何があるのか、ゆっくりと歩いて見においで、そう、言いおう。

Posted byブクログ