図書館の魔女(下) の商品レビュー
下巻だけでおよそ800ページ。 やはり、長かったです。 そして、読み始めてからスイッチが入るまでに少し時間がかかりました。 図書館の魔女が戦略を立て始めてからはスッと世界に入り込み、魔女、とまでに呼ばれる彼女が時々垣間見せる、普通の女の子の自然な姿を微笑ましく思ったり、 ボディガ...
下巻だけでおよそ800ページ。 やはり、長かったです。 そして、読み始めてからスイッチが入るまでに少し時間がかかりました。 図書館の魔女が戦略を立て始めてからはスッと世界に入り込み、魔女、とまでに呼ばれる彼女が時々垣間見せる、普通の女の子の自然な姿を微笑ましく思ったり、 ボディガードである刺客との、恋のような、友情のような、何とも言えない関係にジンワリと温かい気持ちになったり… お姫様がボディガードに惹かれる、というストーリーは鉄板ですよね、でも、いいんです、楽しめました。 続編を執筆中だそうなので、楽しみです。
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上巻に続き読了!長かったけど面白かった! 戦回避のため、マツリカたちは図書館を飛び出す!言葉で世界と渡り合うマツリカとそばによりそうキリヒト。またこの二人の物語が読みたいです! 続編もありそうな予感。ラスボスといえるミツクビの登場は上巻のほうが多かったので、その対決の行方も気...
上巻に続き読了!長かったけど面白かった! 戦回避のため、マツリカたちは図書館を飛び出す!言葉で世界と渡り合うマツリカとそばによりそうキリヒト。またこの二人の物語が読みたいです! 続編もありそうな予感。ラスボスといえるミツクビの登場は上巻のほうが多かったので、その対決の行方も気になるところです。
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感想は上下まとめてのものです。 ちょっとこう・・ファンタジーな世界観で、少年が王宮の命により史上最古の図書館に暮らす「高い塔の魔女」の元に・・・で、行ってみたら魔女が年端もいかない少女で・・・ 正直「もうそういうのいいから」という気分に。ラノベラノベした出だしに辟易しましたがど...
感想は上下まとめてのものです。 ちょっとこう・・ファンタジーな世界観で、少年が王宮の命により史上最古の図書館に暮らす「高い塔の魔女」の元に・・・で、行ってみたら魔女が年端もいかない少女で・・・ 正直「もうそういうのいいから」という気分に。ラノベラノベした出だしに辟易しましたがどうにか読み進める。 でも内容としてはそこまで軽くもない・・・部分も。大学の先生というかれっきとした研究者が書いてるせいなのか、言語に関するあれこれだとか(架空の)国家間のあれこれや政治的な思惑だとかがちゃんと練りこまれて描かれています。 でもそのせいでストーリーがちょっと・・・というかかなりテンポが悪い。上下巻で結構なボリュームのある一作なんですが読み終わってみると間延びしていた印象も結構ありました。 なんとなく続編を意識しているような終わり方をしてましたが、続きがでるんでしょうか?それなりに気にはなりますが、読むかどうかはちょっと微妙。
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読みきった\(^o^)/♪外交のため、マツリカの左手にかけられた呪いを解くため、図書館の魔女が遂に図書館を出て、海を渡る!上巻で出てきたあれやこれやのエピソードは下巻のここに繋がるのかぁ(゜゜;)と感心しながら読み進む(^^;)ドキドキハラハラの連続の中やっと最終章(^^)とホッ...
読みきった\(^o^)/♪外交のため、マツリカの左手にかけられた呪いを解くため、図書館の魔女が遂に図書館を出て、海を渡る!上巻で出てきたあれやこれやのエピソードは下巻のここに繋がるのかぁ(゜゜;)と感心しながら読み進む(^^;)ドキドキハラハラの連続の中やっと最終章(^^)とホッとしていたら、最終章が一番気が抜けなかった!Σ( ̄□ ̄;)最後、マツリカがキリヒトに宛てた手紙に感激!(ToT)次は二人の再会の物語でお会いしたいな(*´-`)
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高田大介さんの「図書館の魔女」下巻、読了。一ノ谷とアルデシュ間の緊張が高まる最中、キリヒト含む図書館の面々は、西大陸「ニザマ」を目指す。図書館の魔女「マツリカ」は、ニザマ帝との謁見により、三国間の和平交渉を実現できるのか。。下巻も面白かった!途中、言語学の観点で挿入される禁書の説...
高田大介さんの「図書館の魔女」下巻、読了。一ノ谷とアルデシュ間の緊張が高まる最中、キリヒト含む図書館の面々は、西大陸「ニザマ」を目指す。図書館の魔女「マツリカ」は、ニザマ帝との謁見により、三国間の和平交渉を実現できるのか。。下巻も面白かった!途中、言語学の観点で挿入される禁書の説明が難しすぎるところもあったけど、物語に深みを与えるものと解釈し流し読み。それ以外は、ニザマへの旅の描写や図書館メンバの立ち振る舞い、そしてキリヒトの活躍など、期待通りでワクワクしながら読んだ。上橋菜穂子さんの「守り人シリーズ」が登場人物の成長物語とすると、この作品は自身の「運命と選択」に焦点を当てているように思う。決して難しい話ばかりではなく、戦いの描写も迫力あって楽しめますのでご心配なく。まだまだ「ミツクビ」との戦いの行方、ニザマ帝国でのキリヒトの活躍、キリヒトとマツリカの関係など、興味のあることが盛りだくさん。是非、続編を作ってほしい。ちょっと変わったファンタジーですがオススメです♪
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下巻は息詰まるハラハラドキドキの展開が多かった。マツリカとキリヒトのやり取りが微笑ましく、合間合間ににほっと一息つけた。 「声」を一言も発さず、言葉や文字から解決策を見出し、事を収めていくマツリカには脱帽。衛兵たちの頑張りにも拍手。読み切った自分にも拍手。 続編が待ち遠しい。
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長編だけど、途中から読み終わるのが勿体なく感じました。小説はこれくらいの長さがある方が、読みでがあって好きだなぁ。
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前半から張り巡らせていた伏線を緊迫したストーリーとして言葉を軸に上手く回収しながら、一気にラストまで持っていく手腕は凄いです。久しぶりにワクワクしながら読みました。
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おもしろかったです!!こんなに面白い本があったとは!!!分厚くて、お値段もそれなりですが、この本は買う価値があるかと!!(●’ᴗ’●)ノ読めてよかった!読んでいる間中、至福の時でした♪読み終わった今も、この本に出会えたことで、しあわせです♪
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何しろ長い。物語の粗筋で言えば図書館の魔女と呼ばれる少女と二人の女官と主人公たる随身の活躍によって緊張状態にあった三国に和平がもたらされるまでの物語だ。しかし、本来のテーマは「言葉とは何ぞや」或いは「言葉そのもの」だ。 粗筋に書いた物語の為にこれだけの字数が必要だったかと問われれ...
何しろ長い。物語の粗筋で言えば図書館の魔女と呼ばれる少女と二人の女官と主人公たる随身の活躍によって緊張状態にあった三国に和平がもたらされるまでの物語だ。しかし、本来のテーマは「言葉とは何ぞや」或いは「言葉そのもの」だ。 粗筋に書いた物語の為にこれだけの字数が必要だったかと問われれば疑問点が残るが「言葉とは何ぞや」を語るためにこの物語が必要だったと考えれば納得も行く。 続編も読みたいところだが、続編もこのボリュームだと怯む。
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