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半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義 の商品レビュー

3.8

49件のお客様レビュー

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2014/12/07

半藤さんと宮崎さんの対談 「風立ちぬ」試写会の前後で行われた 漱石、ゼロ戦、堀辰雄、堀越二郎など

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2014/09/23

83歳と72歳の対談。 この年頃の方のお話を聞くのが大好きな私にはたまらない一冊。「腰ぬけ愛国論」という発想も好き。

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2014/09/14

異色な組み合わせの対談。 果たしてどんな会話になるだろう?と全く想像がつかない組み合わせって、ついつい読んでみたくなる。 そのうち一人が半藤さんときたらもう読むしかない。 これまで、「昭和史」しか読んだことはないが、それがとても楽しい読書時間で。 戦争を生き抜いた人たちが語る...

異色な組み合わせの対談。 果たしてどんな会話になるだろう?と全く想像がつかない組み合わせって、ついつい読んでみたくなる。 そのうち一人が半藤さんときたらもう読むしかない。 これまで、「昭和史」しか読んだことはないが、それがとても楽しい読書時間で。 戦争を生き抜いた人たちが語る戦争は、教科書で読むような話とまるで違う。お二人とも、様々なことを知っているため、その知識の幅広さに驚かされっぱなし。 こんな会話が、楽しめるような大人になれるといいな。 「風立ちぬ」見てみよう。「草枕」読んでみよう。「隅田川の向こう側」読んでみよう。

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2014/09/10

【世界の宮崎駿×歴史探偵・半藤一利が語り尽くす!】ゼロ戦設計士・堀越二郎をモデルに『風立ちぬ』を制作した宮崎駿が、敬愛する半藤一利のところへ話を聞きに行く! 完全オリジナル。

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2014/08/21

「未来少年コナン」や「ラピュタ」、「カリオストロの城」など宮﨑駿の描く廃墟が好きだ。その宮﨑氏が零戦とその設計者たちを主人公とする映画を制作した。平和を希求しながら廃墟を執拗なまでに美しく懐かしく描くのは何故だろう?どうして今回は戦闘機?と頭が混乱している。 同時期に公開された「...

「未来少年コナン」や「ラピュタ」、「カリオストロの城」など宮﨑駿の描く廃墟が好きだ。その宮﨑氏が零戦とその設計者たちを主人公とする映画を制作した。平和を希求しながら廃墟を執拗なまでに美しく懐かしく描くのは何故だろう?どうして今回は戦闘機?と頭が混乱している。 同時期に公開された「永遠の0」の原作者とは歴史認識を巡って意見の対立があったようだ。でも「永遠の . .」はCGの一部しか見るべきところはないから。 それにしてもお二人の教養はすごい。

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2014/04/06

日本を愛する大先輩二人が楽しく話されているのを、こちらも楽しく読ませていただきました。 映画「風立ちぬ」をきっかけに次々と浮かび上がる昭和の記憶。 半藤さんはそれをこれまでの著作で残してきているし、宮崎監督も映画という形で自分なりに残しておきたかったんだなぁと改めて感じました。...

日本を愛する大先輩二人が楽しく話されているのを、こちらも楽しく読ませていただきました。 映画「風立ちぬ」をきっかけに次々と浮かび上がる昭和の記憶。 半藤さんはそれをこれまでの著作で残してきているし、宮崎監督も映画という形で自分なりに残しておきたかったんだなぁと改めて感じました。 半藤さんの聴き方の巧さといったら…さすがすぎる! いい年なのにいつもどこか不安がっている自分を励ましてくれた一冊です。

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2020/07/27

30年後にはアジアも共同体になると考えれば、領土問題は先送りでもいいのでは?というのはなるほどと思う。◆◆漱石の草枕が俳句小説なのか…◆堀辰雄はよまないといけないのかな。◆◆隅田川の橋が、ロンドン軍縮会議の余波で軍艦の材料だったとは。◆◆ドイツ人は日本人が嫌いであること。

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2014/03/21

作家 半藤一利と映画監督 宮崎駿の対談集。映画「風立ちぬ」を核に、二人の戦中戦後の思い出、漱石「草枕」、戦闘機、日本が失った自然や現代のこの国の問題点など、様々な視点を絡めた構成となっています。「風立ちぬ 」の背景にあるものを知ることができるのも中々興味深いです。

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2013/12/19

★2013年12月19日読了『腰抜け愛国談義』半藤一利 宮崎駿談 評価B 夏目漱石のファンである二人が草枕談義を手始めに、戦前 戦中の思い出と飛行機、戦艦への熱い想いを語る2日間の対談を収録した本 風立ちぬを含め、アニメ制作の時に思い入れを込めて200%描きこむ所と手を抜いて帳尻...

★2013年12月19日読了『腰抜け愛国談義』半藤一利 宮崎駿談 評価B 夏目漱石のファンである二人が草枕談義を手始めに、戦前 戦中の思い出と飛行機、戦艦への熱い想いを語る2日間の対談を収録した本 風立ちぬを含め、アニメ制作の時に思い入れを込めて200%描きこむ所と手を抜いて帳尻を合わせたところを宮崎は語る。 最終作の風立ちぬが公開されたときに、零戦のアニメと聞いて、いきり立った隣国のネット住人達が早合点のお馬鹿だったことは、この本で語られる宮崎の本音で理解出来る。 また、相当な気を使って今回の作品を誤解されないように制作していたことも彼の言葉から良く分かる。 正に腰抜けの愛国少年だった訳で、ただひたすらに飛行機が大好きなオヤジであり、子供が、日本が好きなおっさんなのだと知れる。 まあ立ち読み2時間で読めば十分な一冊ではある。

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2013/11/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

映画『風立ちぬ』の前説的な対談本。 半藤さんは、宮崎作品のうち『となりのトトロ』と『紅の豚』しか観てないそうだが、ぼく自身『カリオストロの城』と『もののけ姫』しか観ていない。ヒドイでしょ(笑) それが何でこの本を読んだかと言えば、半藤作品のファンだと言うことと、宮崎さんの発言に納得させられることがあるから(ホントは、タイトルに惹かれたのかもw)。 「漱石好き」という共通点からはじまった対談は、与太話も織り交ぜながら、近代日本史の話、軍艦や軍用機に関する「ヲタク」的話、映画『風立ちぬ』の内容の検証、これからの日本と世界などへと続いていく(文字起こしと構成は、とてもたいへんだったに違いない - 苦笑)。 映画『風立ちぬ』を観終わったあとに読むと、読後感がより深まるのかもしれないけれど、劇場では観ないと思うし、DVD化されても借りるかどうか……(ちょっと観たくなったのはたしかだけど)。 対談中、半藤さんに何度か「次回作を持つ」と言われた宮崎監督。果たして引退の撤回はあるかな? あとがきで半藤さんが「日本の政治の株式会社的運営」について触れているけど、最近内田樹もTwitterでそんな発言をしてて「あっ!」と思った。 「草枕」読まなくちゃ!

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