Another エピソードS の商品レビュー

綾辻行人(著者)

2017/12/01

結果的に綾辻さんが書く本はホラーと銘打ちながらホラーではないが結論なのだろうか。
これもまたトリックと言われればそれまでだが、それにしてもホラー小説としての前提が崩れるのではないかと思ってしまう。
サカキとメイのその後が見えるのは嬉しかったがなんとなく物足りなさを覚える。番外編としてはちょうどいいのかも。
後書きに続編を匂わせるような記述があったので、夜見山高校の呪いがちゃんと解かれる日が来ることを期待したい。
(もしくはどうしてこんなことになったのか現象としてではなく論理的な説明がなされるエピソード0とか)

2017/04/20

本編の方が緊張感がありました。ちょっと途中の幽霊の場面が長かったような。でも読みやすく、楽しめました。

2016/12/13

anotherが面白かったので、図書館で見かけて読んでみましたが、二番煎じな感じがして、少し拍子抜けでした。
さらさら読めますので、暇つぶしには良いかな。

2016/10/04

図書館より。

一気に読了。案外さらりと。
始めはまさかの主人公が幽霊！？なんて思っていたけど。
本編が凄かっただけあって、なんとなくこちらはあっさりした感じ？に感じてしまった。
出てきた少年... 将来、例の三年三組になるのかしら。
そっちの方がなんだか怖いな～。

2016/09/02

アニメが好きだったので読んでみました。ホラーに見せかけて結構きちんとミステリーしてて、霧越邸とか館シリーズの、怖くもありつつミステリーとして面白い綾辻節は健在だなぁと思いました。
この本は怖いホラーというより、抒情的な幽霊との一夏の思い出といった風情ですが。
サカキと鳴の物語はまだ続けられそうなので次回作に期待したいところ。

2016/08/14

分厚さのわりに早く読めたので、借りていた続編も読ませてもらう。
メイが別荘に行っていた間のお話。
これ続くの？という感じの終わり方になっています。

2016/06/27

そういう事かぁ…もう綾辻さんの物語は素直に読んで最後に「おお…！？」とびっくりするのが一番楽しいのかも(笑)

2016/02/21

鳴が夏休みに夜見山を離れていた時の話。

終盤で想かとは思ったけど、サカキテルヤが一個も出てこないとは思わなかった。
死体って出入り口を塗り込めたって臭いとか虫とか部屋の外には出ないもんなんんだろうか⁇

最後に家を出た想からの手紙の住所が夜見山市飛井町赤沢方って、赤沢って同級生で死んだ女の子だったっけ？
アナザー読み返さないと！

それになんか含み有りそうな終わり方で、あとがきに更なる続編の構想があるとも有ったけど、気になるんだけどー

2015/11/07

1988年の夏…
榊恒一が転入した夜見山北中学校の3年3組では、ある現象が起こっていた。その現象のせいで、次々とクラスメイト、そして周りの家族が巻き込まれ、謎の死を遂げていく。
恒一と鳴は、解決しようと奮闘するものの、手がかりを見つけることができず、周りも恐怖の中、夏休みに入る。その夏休みに、鳴は両親と海辺の別荘へ行くことになる。
そこで、毎年別荘で出会う賢木晃也という人物に再会。彼は夜見山北中学校の卒業生で3年3組を経験した1人だった。ただ彼は、自分は幽霊だといい、その年の春に1人で暮らしている湖畔の屋敷で謎の死を遂げていた。何者かに隠された自分の死体を探していくが、賢木の死の真実と幽霊の正体に辿り着いていく…

もう1人のサカキの話として鳴から話されるお話。
最初は、この結末どうなるんだろうと漠然とした感じでしたが、最後の展開には驚き！
本編とはまた違うけれど…先が読みたくなるストーリーでした。

2015/10/11

アナザーのスピンオフ。アナザーを読んだのが結構昔だったからちょっとわからない事がちらほら。

中身はホラーとみせかけてミステリー。
最後がよくわからなかったけど調べてみたらあぁそういうことかと。