Another エピソードS の商品レビュー
最後の終わり方が凄く驚きました! 次のAnotherを早く読みたくなります! 話の途中と終盤で見え方が180度変わる感じもとても面白かったです! ゛幽霊゛ってそういうことか!
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眼帯、義眼、包帯、この世ならざるものを見る眼…中2要素盛り盛り。発行時期的に、エヴァとかFF7とか、ダウナー系がカッコ良い時代…。クールビューティーな鳴ちゃんが綾波レイにしか見えない。 …のはさておき、ミステリーとしては死者によるホワイダニット形式で面白い。 ラストは更なる悲劇を...
眼帯、義眼、包帯、この世ならざるものを見る眼…中2要素盛り盛り。発行時期的に、エヴァとかFF7とか、ダウナー系がカッコ良い時代…。クールビューティーな鳴ちゃんが綾波レイにしか見えない。 …のはさておき、ミステリーとしては死者によるホワイダニット形式で面白い。 ラストは更なる悲劇をほんのり匂わせ閉幕。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「Another」の"見崎鳴"が夏休みに別荘に行った時の出来事をストーリーにした一冊。「Another 2001」にも繋がるとの事で読みました。 終盤の鳴の左目は霊は見えないとの榊原の指摘で、なるほど!と思ったのと同時にそれを意識していた読者は早くからストーリーが読めた展開だったように感じました。自分はスッカリ飛んでいて騙されました。 災厄を止めるヒントは特に見付からず、"比良塚想"との出会いを語っただけのように感じました。しかし、読者を引きつけて一気に読みたくなる文章は綾辻行人!大どんでん返しもさすが!とても楽しめました。 榊原が想と賢木の人格の入れ替わりを解説していた部分はいらないかな…鳴が想に対して名前を呼ばずに賢木として接していたのも少し無理があるような気がしました。 「Another 2001」を続いて読む予定なので、繋がりと結末が楽しみです!
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辻村深月さんが好きな作家さんということで読んでみました!ホラーだけど、何か怖くない。でもやっぱり怖い!読んでいると不思議な感覚になりました。伏線も、結末もとてもおもしろかったです!
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怪奇小説なのかミステリーなのか、Another同様に境界の曖昧な夏物語。スラスラとテンポ良く読めて、最後はなるほどなというシメ。ここからAnother2001につながっていくのかな。 おどろおどろしい話を想像していましたが、静かで不思議な味わいのするお話でした。
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やばいやばいやばいやばい!アナザーの別の年ver.かと思ったら最中の夏休みにこんなことがあったなんて!ひゃ〜ん、やるせない、悲しい切ない、あぁどれとも少し違う…。ともあれ一気読み
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怪奇現象とミステリー小説を組み合わせた前作Anotherの続編。今回は幽霊とミステリー小説の組み合わせ。ちょっと変わったストーリーの展開にはじゃっかんの無理や違和感を感じないでもなかったし、雰囲気も前作のほうがよかった気がする。でもあまり大きすぎる期待をしなければ割と面白かった...
怪奇現象とミステリー小説を組み合わせた前作Anotherの続編。今回は幽霊とミステリー小説の組み合わせ。ちょっと変わったストーリーの展開にはじゃっかんの無理や違和感を感じないでもなかったし、雰囲気も前作のほうがよかった気がする。でもあまり大きすぎる期待をしなければ割と面白かった。
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あとがきで 綾辻先生が -『Another』は単発の長編のつもりでいたが、15歳のミサキメイをもう少し書いておきたいな、と考えがかわった。そこで、夏休み前の例のクラス合宿を前に、鳴が家族で海辺の別荘へ行った「空白の1週間余り」で起きた ある事件…というお話を作った。- と書いて...
あとがきで 綾辻先生が -『Another』は単発の長編のつもりでいたが、15歳のミサキメイをもう少し書いておきたいな、と考えがかわった。そこで、夏休み前の例のクラス合宿を前に、鳴が家族で海辺の別荘へ行った「空白の1週間余り」で起きた ある事件…というお話を作った。- と書いていた。 今回は 鳴ちゃんと 別荘で出会った「幽霊さん」が、「幽霊さん」の消えた遺体を探すお話 Anotherのようなハラハラ感は無かったけれど、最後はやっぱり「えっ!?」となったし、ちゃんと夜見北中の例の〈厄災〉とも結びついて、しかもそこには淡い初恋なんかもあったりして…。 鳴ちゃんの魅力満載の1冊だった
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前作「Another」の続編のような本。本編の夏、見崎鳴が別荘に行っていたときの話。本編から少し経過したころの、見崎と榊原の会話から始まる。 以前別荘で出会った男性「賢木晃也」を訪れると、幽霊となってさまよっていた。彼はなぜ死んだのか、自分の遺体がどこにあるのか探しているらしく、...
前作「Another」の続編のような本。本編の夏、見崎鳴が別荘に行っていたときの話。本編から少し経過したころの、見崎と榊原の会話から始まる。 以前別荘で出会った男性「賢木晃也」を訪れると、幽霊となってさまよっていた。彼はなぜ死んだのか、自分の遺体がどこにあるのか探しているらしく、見崎はその手伝いをすることに。主に幽霊視点で話が進む。 綾辻さんだから…!と思いながら読んでいると、文章の作りが巧妙なことをやはり感じる。もしかして?と推理するところはあれど、真相までは分からなかった。 面白いと思ったのは、幽霊本人がその場に登場したことを「出た」と表現したこと。自分のことであれば「いる」とも表記できるのに、幽霊を見た側が言う「出た」を幽霊本人が使っている。言葉を巧みに操っている感じがあっていい。 読者側としては1998年の災厄がすでに終わっているが、当時の見崎は災厄の真っ只中。夜見山から出ているため被害を受けることはないだろうが、どんな心境だったのか気になる。 幽霊としてその場にいるとはいえ、すでに亡くなっている人のことを話すため、最終的には憶測が多い。でも、それはそれでいいと思う。 少し恋愛も混じる。これがまた切ない。 最後には、次の「2001」に繋がるように終わる。楽しみすぎて、この本を読み終わる前に購入。 この作品は約1週間の話なので、厚みは普通。
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