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無印良品は、仕組みが9割 の商品レビュー

3.8

176件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2019/12/30

「仕組みに納得して実行していくうちに 人の意識は自動的に変わっていく」 全員がルールの中で自由に過ごすための ルールを明文化することは大事なのかもしれない。 暗黙の了解で人が動くことを当たり前に してはならないとこは、頭に置いておきたい。

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2019/11/10
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マニュアルを作り、血の通った運用を行うことで、企業のノウハウを蓄積していく。マニュアルをシステムとして活用する好事例。自分のものを作ってみたい。 ・マニュアルは無機質なものではなく、仕事のなぜを明文化し、社員が同じ目的の元に仕事を行うもの ・残業時間のデッドラインを決める ・社員からどうすれば残業時間がなくなるか募集して、仕組みを変えていく

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2019/10/20

優れたマニュアルを作り出し、更新し続けている企業で、市場から消えた例を終ぞ聞いたことがない。それはマニュアルが「マニュアルは社員やスタッフの行動を制限するためにつくっているのではなく、マニュアルをつくり上げるプロセスが重要で、全社員、全スタッフで問題点を見つけて改善していく姿勢を...

優れたマニュアルを作り出し、更新し続けている企業で、市場から消えた例を終ぞ聞いたことがない。それはマニュアルが「マニュアルは社員やスタッフの行動を制限するためにつくっているのではなく、マニュアルをつくり上げるプロセスが重要で、全社員、全スタッフで問題点を見つけて改善していく姿勢を持つことが目的」だからである。マニュアルそのものに、改善、更新、新規性が仕組みとして内包されているのだ。それは決して高度な作業ではない、しかし、あきれるほどに手間がかかる。誰もができることだが、なかなかやり続けることができない。

Posted byブクログ

2019/10/14

無印良品が取り組んできたMUJIGRAMを中心に、どのようにい組織を変えて、赤字を減らしたかという話が展開される。マニュアルの大切さを述べているが、ただのマニュアルではなく、「生きたマニュアル」でないと意味がないと力説。組織制度なども自社だ考えたものだけではなく、他社・他者のもの...

無印良品が取り組んできたMUJIGRAMを中心に、どのようにい組織を変えて、赤字を減らしたかという話が展開される。マニュアルの大切さを述べているが、ただのマニュアルではなく、「生きたマニュアル」でないと意味がないと力説。組織制度なども自社だ考えたものだけではなく、他社・他者のものを参考にしてきたそう。同じような質の人間ばかり集まってもアイデアは浮かばない。経験から来る本質的な部分も説明されている。組織改革、経営、部下の使い方など無印良品のやり方は参考の一つになると思う。

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2019/10/07
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本書では、組織を管理するためには、徹底したマニュアルでの管理が重要であるとされていた。 自分も本書の主張には賛成の立場である。 その理由としてバイトでの出来事を挙げていきたい。 自分はスーパーでレジ打ちのアルバイトをしているのだが、レジが故障した際に店長を呼んで点検をしないといけない。 それは点検のマニュアルが整備されていないためであり、自分はその一連の流れにとても効率の悪さを感じた。 本書ではマニュアルを作成し、それを常にアップデートすることは 業務を円滑に進め、誰もが会社に貢献出来るシステムを作り出すことに繋がると書いてある。 しかし、自分は完全マニュアル化のデメリットも挙げていきたい 確かに、業務のマニュアルは社長視点からすれば最も重要で、効率よく利益を生み出すシステムだろう。 自分はここで、働く社員に喜びはあるのかと考えた。 昇進した先の部署でマニュアルが整っている。 自分の意見が直ぐにマニュアルに反映されるというシステムは一見働きやすい環境になるだろう。 しかし、マニュアルという縛りを設けることで一番効率を出せる方法に自分を強制アップデートされるということなのだ。 それが果たして、各社員の幸福の追求に役立てているのか自分は判断することが難しく 企業の喜びは必ずしも社員の喜びに結びつかないのでは無いかと考えた。

Posted byブクログ

2019/09/24
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多くの方のためになる良本!! 仕組みがあれば標準品質を担保できる。 とくに人の出入りが激しい世界だから、教育コストを削減できる質の高い具体的でリアルタイムにアップデートするマニュアルは必要。 将来のデータを用いた予測のためにも「マニュアル・データ化・仕組み化」の重要性を再認識しました! ・おすすめ ・新社会人が基礎や仕事への取り組み方を学ぶため ・リーダーがチームをドライブさせるため ・経営者が会社の業績をあげるため

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2019/07/07

★とにかく実行★現場の意見を常に反映して詳細なマニュアルを更新し続けているのだと単純に思っていたが、数段上の話だった。「実行95%、計画5%」と掲げるように、マニュアルを整備したのは実行を容易にさせるため。自己の裁量や工夫で仕事をしていた人からは当然ながら反発があるが、「あなたの...

★とにかく実行★現場の意見を常に反映して詳細なマニュアルを更新し続けているのだと単純に思っていたが、数段上の話だった。「実行95%、計画5%」と掲げるように、マニュアルを整備したのは実行を容易にさせるため。自己の裁量や工夫で仕事をしていた人からは当然ながら反発があるが、「あなたの優れた手法を共有したい」といった感じで、(著者の言う「ゆでガエル方式」で)巻き込んでいく。ただ普通は自分のノウハウを明かさないだろうから、そこを乗り越えるだけの人を巻き込む力があるのだろう。個人の勘や経験ではなく、データとして組織に仕事を紐づけることで、人が変わっても業務が続く。商談メモの共有など素晴らしい。 マニュアルも想像以上に精緻だった。仕事を「何・なぜ・いつ・なぜか」で定義する。「どう教えるか」もマニュアルになっている。人材育成を業務に位置付けているのは素晴らしい。 マニュアル作成の例として挙げた「部下に注意する」にも納得した。準備として「なるべく二人きりで」「別室が望ましい」、態度として「腕や足を組まない」「作業しながら出なく向かい合う」「相手が立っていれば立つ、座れば座る」「感情的にならない。深呼吸や席を立ち気持ちを落ち着ける」、手順として「まず話を聞く。途中で遮らない」「自分がどう感じたかを伝える(NGワードは<真剣さが足りない><何度同じことを言わせるんだ>)「相手がどう思っているか尋ねる。批判せず受け止める」「どう改善すべきが部下に考えさせる。自分で言っては部下は自ら解決しようとしなくなる」。ここまで細かくリストアップするのか。 こうした内容は暗黙知だが、整理していればチェックリストにもなる。しかし、答えを言わずに考えさせるだけなのは時間がかかりフラストレーションもたまりそうだな。 また、自分(上司)がどう感じたかを伝える際のNGワードで<もっとできると思ってたんだけど>とあったが、自分が言われた言葉で一番こたえたのがこれで、逆に発奮した記憶がある。人により差もあるのだろう。

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2019/04/28

「マニュアル」に対する認識が変わります。本書のポイントはそこじゃないんだけど、全ての仕事、そして仕事ではない行動、例えば家事等もマニュアル化する事で、誰もがスムーズに行え無駄も減る。無印のマニュアルはルーチン化、ただそれに従うだけのものではない、マニュアルは実際動く人が作り、常に...

「マニュアル」に対する認識が変わります。本書のポイントはそこじゃないんだけど、全ての仕事、そして仕事ではない行動、例えば家事等もマニュアル化する事で、誰もがスムーズに行え無駄も減る。無印のマニュアルはルーチン化、ただそれに従うだけのものではない、マニュアルは実際動く人が作り、常にアップデートされる。こうする事で、仕事の質が誰がやっても向上し、仕事に「血液」が流れる…自分ごととして取り込む姿勢、仕事の質を全体的に底上げする、経営者目線で、地味なんだけどすごいところに目を付けたなあ。ご本人もおっしゃってます。時間はかかるし地味な取り組みだけど、一番効いてくる。なぜなら社員全員の姿勢が変わるから。 うちの会社にも必要!と人に言っても動かないから、小さなところから自分で試してみる。 あせらず、くさらず、おごらず。素晴らしい社長さんです。

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2019/04/07

細部までマニュアル化すること、仕組みを作ることで実行力を上げる。 大事なのは戦略よりも実行力。 新人でも誰もがわかるようにマニュアル化する。 無印初の赤字の時に就任し、V字回復したた社長の言うことだけあって、重みがある。

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2019/02/13
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読みやすく、とても面白かった。当たり前だけれど、具体例を挙げられ指摘され、腑に落ちて反省すること多々。時々読み返すべきかも。静岡県出身、松井忠三氏。 以下、ネタバレあり。 ・仕組化する。仕組化は固定的ではなく、流動的にアップデートされる仕組みに。 ・「あなたのやり方、”最新版”になってますか。」 ・ただなんとなくやっている業務こそマニュアルをつくる。「なぜ」するのか明確に。改善点が見えてくる。 ・「実行力95%、計画5%」、「走りながら考えないと間に合わない。」 ・「育てる仕組みを作る」 つまり、マニュアル化するというのは、それについて深く追究するということ。 この本から自分に還元すべき最大は、「実行力95%」、この点。

Posted byブクログ