無印良品は、仕組みが9割 の商品レビュー
題名の通りの本だなっていうのが率直な感想。 それ以上でも、それ以下でもなくただただそれだけっていう感じ。 仕組みの組み立て方の参考になることもあるかもしれないけど やっぱり筆者の経験談ばかりの内容の本は、あくまでそれまでな感じがある。 悪くはないけれど、もう一歩かな?
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マニュアル作りの仕事のために読んだ。マニュアルの本質、意味とは何かを考えさせてくれる良書。 マニュアル通りにしか動けない人は思考停止になってしまうとマニュアルを批判する人もいるけれども、無印良品は、「マニュアルによって仕事を明文化することで、仕事の標準化が出来、さらにPDCAサイクルを回し進化し続けることが出来る」という。 マニュアル作成で大事なことは本書でいくつか取り上げられていたが、私が個人的に業務の中で実感し最も共感したのは下記の2点。 ①マニュアルをつくる際には、現場主体で作り上げる。現場を知らない人が作っても使えないマニュアルになる。 ②更新し続ける。改善点があればボトムから吸い上げマニュアルに反映させる仕組みを作ることが重要。その仕組みがなければ、現場は能動的に動かず、さらに今にそぐわない過去の遺物になってしまう。
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「実行力が一流の企業が勝つ」という信念 当時のスローガンは「実行九五パーセント、計画五パーセント」 「努力を成果に結びつける仕組み」を作るための行動的、主体的なマニュアル作成 ①経験と知恵の共有:成果に繋がりやすい ②改善を繰り返して組織をアップデートさせる:変化に対応す...
「実行力が一流の企業が勝つ」という信念 当時のスローガンは「実行九五パーセント、計画五パーセント」 「努力を成果に結びつける仕組み」を作るための行動的、主体的なマニュアル作成 ①経験と知恵の共有:成果に繋がりやすい ②改善を繰り返して組織をアップデートさせる:変化に対応する ③社員の効率化:モチベーションの向上 ④理念の統一:ビジョン共有とコミュニケーションの活性化 ⑤仕事の本質を見ん出す:目的を明確にする ☆結果的仕組化 ・シンプルに仕事ができる仕組み ⇒ 無駄な作業はなくなります。 ・情報を共有する仕組み ⇒ 変化に対応できる ・残業が許されない仕組み ⇒ 自然と生産性が上がります。 ①「標準なくして、改善なし」:標準化=文化形成、ビジョンの共有 それは、「誰が指導しても同じことを教えられるようにすること」です。 マニュアルづくりとは、仕事の標準化である。 まず標準をつくらないうちに改善しようとしても、迷走するだけ。 意思統一の重要性 ②「上司の背中だけを見て育つ」文化との決別=主体性と自律化 変化の速い現代においては、上司と部下の一子相伝的なじっくり育てる時間がとれない。 マニュアルという目に見える形にすることで、効率的な指導も可能になる。 ③「仕事の本質」を見直せる=WHYと目的の意識 マニュアルをつくる段階で、ひとつひとつの作業を見直すことができる。 自分の仕事を改めて考えるうちに、「どのように働くか」「何のために働くか」 作業の意味を深く考え直すことは、組織体質を根本的にかえるきっかけともなる。 ☆実行力のある組織とは? 問題点を特定したら、その構造を探ります。 必ずどこかにその問題を生む構造があるからです。 「景気が悪くなったから」「社員のやる気が足りないから」 抽象的な漠然とした理由で問題が起きるのではありません。 そこで問題を探るのをやめてしまったら思考停止 ・問題の構造を見つけたら、それを新たな仕組みに置き換える。 そうすることで組織の体質は変わり、実行力のある組織になるのです。 ☆軌道に乗るまで5年かかっている MUJIGRAMも軌道に乗るまでは五年ほどかかりました。 遠い道にこそ、真理があるのです。 これは私の信念の一つですが、 迷ったときは大変な道を選ぶと、結果的に正しい道を歩めます。
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自分の仕事においても「仕組み化」の大切さは日々感じていたけど、ここまで徹底して取り組んでいるのは秀逸だと思った。「仕組み化」を仕事にも日時生活にも取り入れていきたい。
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仕事の標準化の必要性と具体化を説いた本。 マニュアル作るのって結構しんどい。それを会社で仕組みできるって素晴らしい。 母集団がある程度賢くないと、続かないよな〜。
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マニュアルの必要性、作り方がわかったが浸透させる方法が薄かった 個人の経験、勘を共有して誰でも同じ仕事ができるようにうちでも実施したい
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仕事にすごく参考になる本!職場で回覧したい。 が、無印の定員さんて、事前注文の品を取ってくるのがすごく時間かかったり、いまいちこの本のようなサービスが感じられないのは何故?
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仕組み化、マニュアル化が大事なのはとてもわかる。無印良品のすごさはそのクオリティの高さだと思う。美しいマニュアルが人と商品を育てている。そのマニュアルに徹底的に従わせるのはどうやってるんだろう。
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経営論などの理論的な話ではなく、組織の動かし方などの現場感について大変参考になりました。人を変えるのは性格ではなく、行動を変えること重要で、そのために仕組みを整えることがポイントなのだなと思います。経営という観点だけでなく、自分が所属しているグループの行動を変えるという視点でも大...
経営論などの理論的な話ではなく、組織の動かし方などの現場感について大変参考になりました。人を変えるのは性格ではなく、行動を変えること重要で、そのために仕組みを整えることがポイントなのだなと思います。経営という観点だけでなく、自分が所属しているグループの行動を変えるという視点でも大変参考になる本でした。
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どこの無印に行っても「無印らしさ」を感じるのは徹底した仕組み作りにある。 仕組みやマニュアルと言うと、今の時代毛嫌いする人は多いような気もするが、みんなが共通認識をもっているルールやきまりはあった方が良いと個人的には思う。 そして大事なのは、この本でも書いてあるように、一部の人た...
どこの無印に行っても「無印らしさ」を感じるのは徹底した仕組み作りにある。 仕組みやマニュアルと言うと、今の時代毛嫌いする人は多いような気もするが、みんなが共通認識をもっているルールやきまりはあった方が良いと個人的には思う。 そして大事なのは、この本でも書いてあるように、一部の人たちがそれらを決めるのではなく、当事者の意見をしっかりと聞いて全員が納得できるものを目指してブラッシュアップしていくこと。 この辺は教室でも参考にしたい。
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