里山資本主義 の商品レビュー
ワクワクします。 物質的な豊かさを自慢げに語る本はつまらないけれど、これは非常にドラマティックで面白い。地方出身、鉄腕ダッシュが好き、ふるさと納税にハマっている、ヘタリアのオーストリアさんが好きな私にはたまらないです。 結局の所、自活力ですね。 何でも買っちゃう暮らしってカッコ...
ワクワクします。 物質的な豊かさを自慢げに語る本はつまらないけれど、これは非常にドラマティックで面白い。地方出身、鉄腕ダッシュが好き、ふるさと納税にハマっている、ヘタリアのオーストリアさんが好きな私にはたまらないです。 結局の所、自活力ですね。 何でも買っちゃう暮らしってカッコ悪いよなあ。 次世代エネルギーは金脈。
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この本を読みましたか? と聴かれる事が多々ありましたが 天邪鬼な私、読んでおりませんでした。 現在の資本主義社会、ここでいう マネー資本主義から里山資本主義へ! って本だとばかり思っておりましたが あくまで、サブ的な役割の中で、 震災などの緊急事態ではそれが前に出てもいい。...
この本を読みましたか? と聴かれる事が多々ありましたが 天邪鬼な私、読んでおりませんでした。 現在の資本主義社会、ここでいう マネー資本主義から里山資本主義へ! って本だとばかり思っておりましたが あくまで、サブ的な役割の中で、 震災などの緊急事態ではそれが前に出てもいい。 という考えに共感いたしました。 マネー資本主義も、 あくまで今を生きる人間が創りだした世界。 原点回帰ではなく 永劫回帰を! 本当の豊かさとは?を ひとりひとりが賢く深く考える。 その助けになる一冊だと思います。
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藻谷さんの講演を聞きました。 その前に購入したんだけど、読み終わったのは 講演を聞いた後^_^; 読みやすかったし、お話を聞いた後だったのですっと理解できました。具体例も多くて参考になりました。 だって私も過疎地が本拠地だからさ(笑)
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共感の嵐です。うちは田舎と都会の狭間のような状態で現在でもマッチョな開発が前線で活動しているような場所で、田舎からの脱却中の中途半端な感じがプンプンします。そんな中で田舎的な感じを馬鹿にしつつ、マネー資本主義にもなれない大人たちに違和感を感じていましたがこの本を読み、自分はは違っ...
共感の嵐です。うちは田舎と都会の狭間のような状態で現在でもマッチョな開発が前線で活動しているような場所で、田舎からの脱却中の中途半端な感じがプンプンします。そんな中で田舎的な感じを馬鹿にしつつ、マネー資本主義にもなれない大人たちに違和感を感じていましたがこの本を読み、自分はは違っていないと確信が持てました。 しかもこの里山資本主義は主流ではなく、それを補うものであり皆が出来るところをすれば良い。ただそれだけなんです。自分の立ち位置で考えられる。それが良い。特に都会に出ているがこれから田舎との関係も継続していかないといけないような人には読んで欲しい。 本書の中ではちょっと小難しい経済の話も出てくるが、里山資本主義を実践し楽しんでるいる人がいっぱい出てきます。その人達と本の中で出会うだけでも人生にはプラスでは! 仕方なしに管理している田畑、荒れ放題の竹林、行ったことない相続した土地、そんなところの利用法。旅行先での風景、道の駅でのパンフ、そんな出会いが笑顔の仕事を! この本を読んで内容を頭の片隅に入れとくだけでも、人生得だと思いますよ(笑) っと相変わらずな文章ですみません(笑)
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いろいろ考えさせられた。考え方が変わった。たくさんの人が読んでくれるといいなと思う。 2015.5.25
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地域論の話題書を一応押さえるかと 地域収支 木質ペレット燃料や木材利用の実例は興味深い。 分担執筆なのでトーンに幅。 「サブシステム」という形が現実的だろう。
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先日、藻谷 浩介 氏 による「里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く」を読み終えました。 この本もかなり話題になっていますね。タイトルからして耳慣れないもので、興味をそそられます。 著者は、昨今の経済危機や社会の荒廃を招いた元凶を、近年来先進諸国を中心に経済政策をリー...
先日、藻谷 浩介 氏 による「里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く」を読み終えました。 この本もかなり話題になっていますね。タイトルからして耳慣れないもので、興味をそそられます。 著者は、昨今の経済危機や社会の荒廃を招いた元凶を、近年来先進諸国を中心に経済政策をリードした「マネー資本主義」だと捉えています。そして、そのアンチテーゼとして提起された考え方が、本書のテーマである「里山資本主義」です。 とはいえ、この「里山資本主義」という考え方は今の社会構造の全否定ではありません。今の社会を構築している基本的な経済システムのセーフティネットという位置づけだいうのが著者の主張です。
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マネーゲームに嫌悪感を感じる私には、面白い本でした。 県や地方単位でお金の出入りを調べるというのが斬新に見えました。 いかに、田舎という単位でお金を回すか、それによって、田舎=お金が大変なところという常識(思い込み?)をなくしていく取り組みを紹介しています。 ただ、やはり子育...
マネーゲームに嫌悪感を感じる私には、面白い本でした。 県や地方単位でお金の出入りを調べるというのが斬新に見えました。 いかに、田舎という単位でお金を回すか、それによって、田舎=お金が大変なところという常識(思い込み?)をなくしていく取り組みを紹介しています。 ただ、やはり子育てをする(進学をする)には、外に出て行くお金が必要となってくるので、農業は大変というのが現状なのではないかと感じました。いかに、パラダイムシフトが出来、それが成功するか?にかかってきてしまっているように感じます。
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エネルギー、食料など必要不可欠なものを地域で自給して、地域経済を回していくということかな? マネー資本主義というかマネー至上主義に疑問を投げかけ、別の視点を与えてくれるのは良かった。 ただ、「里山資本主義」の定義があいまいな印象とそのシステムへの期待が高すぎて、やや、冷静さを失っ...
エネルギー、食料など必要不可欠なものを地域で自給して、地域経済を回していくということかな? マネー資本主義というかマネー至上主義に疑問を投げかけ、別の視点を与えてくれるのは良かった。 ただ、「里山資本主義」の定義があいまいな印象とそのシステムへの期待が高すぎて、やや、冷静さを失っているかのような未来予測的な書きぶりの箇所が含まれているので、拒絶する人や上げ足とり的な批判をする人も多いだろう。 というか、全ての人や地域に本書で例示されたやり方が通用するものではないだろう。 この本をきっかけにして、今まで、当たり前と思っていたお金主体、消費型の生活に、少しでも再生可能、循環型の取り組みを取り入れられないかと考えることが必要かと思う。 0か1かではなく、自給0%を10%にするとか、そんな程度から始めればいいんだと思う。 諦めて何もやらないよりはマシだ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
経済至上主義、グローバリゼーションの進展はいつしか、人間らしさ、自然の大切さ、目の前にある地味だけどすぐそこに手を伸ばせばある何気ない資源や幸せの原石を瀕死の状態にまで追い込んできてしまってきた。古来から資産が里山の中に溢れていることで本当の幸せとは何か?豊かさとは何かという価値観を問い直させてくれる。人工的に手を加えずとも自然の妙が勝手に命を循環させるシステムに身を置く暮らし。日本では、1970年~80年代、急激な経済成長を伴って大量の木材を必要とし、東南アジアや南アメリカからの大量の木材を輸入。現地の森林を次々破壊したことが社会問題化した。だから今でも山の木を切ることは森林破壊につながると連想する人も多い。画一的で効率的だということばかりに眼目が置かれ地域ごとの個性が排除されてきた。それぞれの地域の特性を生かしつつ自己完結型の経済を築きつつ、排他的にならず開かれた地域主義を里山資本主義として定義している。マネー資本主義はやりすぎると人の存在までをも金銭換算してしまう。人はお金では買えない。ところがマネー資本主義に染まりきってしまった人の中には自分の価値は稼いだ金銭の額で決まると思い込んでいる人がいる。お金は何かを買うための手段であって持ち手の価値を測る物差しではない。里山資本主義はマネー資本主義の世界における究極の保険だ。 お金を持って自然と対峙する自分ではなく、自然の循環の中で生かされている自分であることを肌で知っている充足感があるからだ。
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