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折れた竜骨(下) の商品レビュー

4.2

159件のお客様レビュー

  1. 5つ

    51

  2. 4つ

    68

  3. 3つ

    21

  4. 2つ

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2013/07/25

ファンタジーだと思ってたらミステリー。 いい意味で裏切られました。 「魔術」と言われているものの多くは、現代では科学が担ってくれているもので、現代ミステリーに中世イングランドで味付けしました、という感じ? ニコラとフレイアの冒険譚で続編とかあったらいいのに。

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2013/07/23

上巻に比べみっちり詰まった下巻。遂にデーン人の襲撃からの謎解きへ。魔術のあるファンタジー的な世界でのミステリーとは難易度が高いのでは、と不安だったがそんなことは問題なくしっかりミステリーだった。犯人も想定外の人物で謎解きの過程を忘れていても誰だったのかだけはしっかり覚えていた。最...

上巻に比べみっちり詰まった下巻。遂にデーン人の襲撃からの謎解きへ。魔術のあるファンタジー的な世界でのミステリーとは難易度が高いのでは、と不安だったがそんなことは問題なくしっかりミステリーだった。犯人も想定外の人物で謎解きの過程を忘れていても誰だったのかだけはしっかり覚えていた。最後のアミーナとニコラの別れシーンが単行本の時もすごく印象的。折れた竜骨がなくとも再会して欲しい。

Posted byブクログ

2013/07/23

「嵐の鐘」と「儀式」の、キャラクターたちのことが次々に明らかになっていくシーンがとても良かった。アニメ化してもいいよ。無理かな。 アミーナかっこいいなあ。米澤さんの書く小説はどうしてこんなに女子が強いんだろう。 比べられる立場になるアダムが可哀想なくらいでしたが、想像した中では一...

「嵐の鐘」と「儀式」の、キャラクターたちのことが次々に明らかになっていくシーンがとても良かった。アニメ化してもいいよ。無理かな。 アミーナかっこいいなあ。米澤さんの書く小説はどうしてこんなに女子が強いんだろう。 比べられる立場になるアダムが可哀想なくらいでしたが、想像した中では一番きれいな終わり方だったと思います。 とても面白かった。

Posted byブクログ

2013/07/21

こういうのもありだろうなと思いつつ, それでも・・・ やっぱりどうかな??? 釈然としない理由をうまく表現できない。 筆力は認めつつも,そこまで ということなのかな。

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2013/07/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2013.7.21読了。 上巻を読んだときはいまいちピンとこなかったが、読み終えてみると満足感を感じた。オチはベタ。下巻に入ってからスピード感が出てきて、あっという間に読み終えた。伏線がすべて回収される『儀式』の場面が面白かった。 追加 「理性と論理は魔術をも打ち破る。」 (『折れた竜骨 下』米澤穂信,p261,東京創元社) 結局この一行を証明した物語ということになるのかな。さらっと読んでしまった。結末は王道。ミステリなのに、戦闘シーンがあったことが新鮮に感じた。

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2013/07/20

折れた竜骨読み終わりました。 剣と魔法の世界観。異世界のファンタジー。この特異な舞台設定の中でどういう風にミステリーとしての物語が進行していくのか、始めは半信半疑で読み進めたけど…後半、これは紛れもなくミステリーでした。 キャラクターの設定、台詞、すべてが伏線として忍ばせられ、...

折れた竜骨読み終わりました。 剣と魔法の世界観。異世界のファンタジー。この特異な舞台設定の中でどういう風にミステリーとしての物語が進行していくのか、始めは半信半疑で読み進めたけど…後半、これは紛れもなくミステリーでした。 キャラクターの設定、台詞、すべてが伏線として忍ばせられ、物語の核心に迫る場面では、想像もしてなかった展開でひっくり返され、と思ったらさらにもう一捻りの展開に、圧倒されました。参りましたと、両手を上げたくなるほどでした。 ここ最近で読んだ作品の中で抜きん出て面白い小説でした。 叶うなら海外で映像化してほしいと思ったり。ぜひ声を大にして薦めたい本です。

Posted byブクログ

2013/07/17

剣と魔法の世界でミステリという米澤穂信にしては珍しいファンタジーな作品。 ファンタジーとミステリがうまいことマッチしていると思うし、それぞれの登場人物にちゃんと役があったので把握しやすかった。 また、魔術だからなんでもできますというわけではなく、ちゃんと推理で解決できるようになっ...

剣と魔法の世界でミステリという米澤穂信にしては珍しいファンタジーな作品。 ファンタジーとミステリがうまいことマッチしていると思うし、それぞれの登場人物にちゃんと役があったので把握しやすかった。 また、魔術だからなんでもできますというわけではなく、ちゃんと推理で解決できるようになってるのがいい。 そして真相はある意味王道でストーリーも王道な感じでよかった。 なんか続編を作れそうな引きと舞台設定だったけどどうなのだろう。違う作者だったら続編ありそう… 個人的には走狗の設定を読んだときに設定を最大限に生かすには……とか考えたら真相がある程度見えてしまったのが…

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2013/07/15

『そしてそれはお前にもわかるはず。いや、お前にこそ、わかってもらわねばならない。ニコラ、何も見落としてはいけない。そして考えろ。お前には素質がある。真実を見つめる勇気がある。理性と論理は魔術をも打ち破る。それを証明するんだ。そして、時が来たなら迷わず義務を果たせ』

Posted byブクログ

2013/07/15

魔術や呪いが至るところに出てくるので、どうやって殺人者を暴くのかドキドキしながら読み進めていました。ハリー・ポッターやロード・オブ・ザ・リングに近い世界観があって、ファンタジーミステリーとして楽しめました。

Posted byブクログ