内向型人間の時代 の商品レビュー
外向型の振りをして、ストレスを感じていることは普通であることを認識した。だからこそ、やりたいのとをやりたいと思う
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内向的な性格を研究した作品。自分もどちらかといえば(典型的かも?)内向的性格なので、非常に腑に落ちる内容で一杯だった。 内向的な性格の人とは、脳にある偏桃体の働きが比較的敏感(センシティブ)で恐怖を感じやすい体質なのだそうだ。しかし内向的な性格の人でも、会議や講演でキチンと話を...
内向的な性格を研究した作品。自分もどちらかといえば(典型的かも?)内向的性格なので、非常に腑に落ちる内容で一杯だった。 内向的な性格の人とは、脳にある偏桃体の働きが比較的敏感(センシティブ)で恐怖を感じやすい体質なのだそうだ。しかし内向的な性格の人でも、会議や講演でキチンと話をする事ができる人がいる、それは前頭前皮質という部分が助けてくれているかららしい。 外向的な人がパーティーや外出を好むのは、一度に複数の物事を処理するのが得意だからなのだが、それと比べ内向的な人は一つのことに集中するタイプなのだ。 内向的な子供のことを心配する親御さんも多いそうなのだが、一つの個性と考えれば全く問題ない。ビル・クリントンがどんなに長くパソコンの前に座ってもビル・ゲイツにはなれない、という一節が妙に印象的だった。 学校でも社会でも何かと外向的な性格がもてはやされる世の中だが、ありのままでいることの大切さを改めて教えてもらった。すべての内向型人間に読んでいただきたい。
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気になりつつやっと借りた本。 自分が子供の頃感じていた事や、今子供を見ていて思うことが明確になった。 しかし、学校というのはつくづく外向型向きに出来ているなと感じる。集団の中ではやはり押しの強い人の意見が採用されがちなので、この本を通じてもっと世の中に内向型、という言葉が認知され...
気になりつつやっと借りた本。 自分が子供の頃感じていた事や、今子供を見ていて思うことが明確になった。 しかし、学校というのはつくづく外向型向きに出来ているなと感じる。集団の中ではやはり押しの強い人の意見が採用されがちなので、この本を通じてもっと世の中に内向型、という言葉が認知されていけばいいと思う。
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自分自身を内向型だと思っているので、読んでみた。外交的な性格が良いと教育される世の中で、内向型が得意な部分、社会に対する考え方が参考になった。
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おそらく自分は内向的だと思っていたので読んでみた。 さすが著者が教授ということもあり、外向的な人との違いについて学問的に理解できた。 幼児のときの刺激反応の大きさで、将来外交型人間になるか内向型人間になるか判断できるとか。 その分、人前であがらなくなる方法といったtipsも、説得...
おそらく自分は内向的だと思っていたので読んでみた。 さすが著者が教授ということもあり、外向的な人との違いについて学問的に理解できた。 幼児のときの刺激反応の大きさで、将来外交型人間になるか内向型人間になるか判断できるとか。 その分、人前であがらなくなる方法といったtipsも、説得力があった。 時間があるときにTEDの動画も見てみたい。
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自分が内向型人間なので、自己分析を深めることを期待して読み始めたが、単に共感・納得しただけではなく、違うタイプの人達と関わるにあたって自分を表現する方法のヒントを色々と見つけることができた。ここ1年ぐらいの間で読んで良かったと思う本の一つ。そのうち再読したい。
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外向型人材だけでなく実は成功している企業TOPの中には内向型人材も多い。目立たず、物静かで恥ずかしがりや、回転も決して速くない人材だがその分、精緻に仕事を積み上げ粘り強く仕組み化して細かい細部に徹底して拘ることが成功の秘訣。ビジョなりーカンパニー2にも同様のことが記載してあったの...
外向型人材だけでなく実は成功している企業TOPの中には内向型人材も多い。目立たず、物静かで恥ずかしがりや、回転も決して速くない人材だがその分、精緻に仕事を積み上げ粘り強く仕組み化して細かい細部に徹底して拘ることが成功の秘訣。ビジョなりーカンパニー2にも同様のことが記載してあったので興味深く読むことができた。
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人間には連日連夜のパーティーが大好きのような「外向型」と静かに読書をするのが大好きな「内向型」がいる。どんな人もどちらかだけの特性を持つ人はおらず、両方の特性を備えているが、どちらの傾向が強いかということ。 そして、現代社会、特にアメリカ社会(日本も同じだと思うけど)では人の中...
人間には連日連夜のパーティーが大好きのような「外向型」と静かに読書をするのが大好きな「内向型」がいる。どんな人もどちらかだけの特性を持つ人はおらず、両方の特性を備えているが、どちらの傾向が強いかということ。 そして、現代社会、特にアメリカ社会(日本も同じだと思うけど)では人の中心にいるタイプで楽しい話をするのがうまくいわゆる刺激的なタイプが常に優遇されてきた。 ではおとなしいタイプというのはどうなのだろう。じつはこのおとなしいタイプは外向型に比べて様々な面で優れている。それに内向型ゆえに成功した人もあまたいる。 そんな序文からはじまる内向型に関する書。 内容は内向型の特性と精神医学的見解も絡めて記してある。 人の性格をより深く知れたと思う。 人格と性格を区別してるのが印象的だった。
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やっと読了。読み応えのある内容だった。 これともう1冊を読むことを優先してたら約1ヶ月勉強できなかった。 おそらく自分は内向型ではない。一面はあるけど。 読んでいくうちに子供は内向型かもしれないと思い始めた。 内向型がどういうことか知っていれば、子供がその気質を見せ始めたとき ...
やっと読了。読み応えのある内容だった。 これともう1冊を読むことを優先してたら約1ヶ月勉強できなかった。 おそらく自分は内向型ではない。一面はあるけど。 読んでいくうちに子供は内向型かもしれないと思い始めた。 内向型がどういうことか知っていれば、子供がその気質を見せ始めたとき その気質をどう伸ばしていけばいいか気持ちの準備ができる。 保育園に入れるまで祖父母は遠方に住んでいるため、いわゆる核家族で子供を育てた。 人見知りの性質は、人に会う機会が少ないせいじゃないかとかんがえていた。人に会う、人に慣れる機会を作らないといけないのかもと。 でも、その人見知りは内向型の気質によるものかもしれない。 内向型の気質は本のタイトル通り「静かな人の力」だ。自分が憧れる素晴らしいもの。 その気質を持っていて、その気質を見守れるチャンスを私がもらっているなら、これは本当に幸せなこと。伸ばしてあげたい。 内向型という概念を知らなかったら、この本に出会えなかったら、子供の大事な性質を歪めさせてしまうところだったかもしれない。 内向型に限らず、いろんな個性があると知っておくことは、伸ばすべきかそうでないかの見極めに冷静な判断力を与えてくれる。 無知だったら欠点と捉えるリスクを減らしてくれる。 自分の子に自分とは違う気質を持ってる可能性を知って、 この先この子供の成長に立ち会えると知って、私はわくわくしている。 ーーー 余談。 introvertについて英語の先生に話してみた。 まずこの単語が通じたことに驚く。日本人に「内向型」と言ってもピンとくる人はおそらくあまりいない。 自分のことを内向型と思うかどうか聞いてみた。 テストによると自分は内向型だと答えがきた。テスト。内向型か外向型か判断するテストがあるらしい。話を聞けば、就職の採用時に、採用側がその情報を欲しがるとか。 スーザンケインが「外向型の社会」といったアメリカに、内向型外向型の概念が浸透している一面を知って驚いた。
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内向型には内向型のやり方がある。綿密な調査と自身の経験から語られる文章には説得力があります。翻訳書は苦手なのですが,たまには読まなきゃいけないなと思わされました。このレベルの一般書は邦書にはなかなかないですよね。
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