真夏の方程式 の商品レビュー
ガリレオシリーズ6作目。今回は非常に重い! 人間的な優しさや愛情溢れる作品ではあるが兎に角重い。恭平、先は長い頑張れ!
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いかんでしょ。他人に罪を被せて生きるって出来るのかなあと思ってしまった。 あと子供にあんなことさせたらダメ。背負わせ過ぎ。
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東野圭吾の作品は間違い無い、と思い手に取りました。 読み終わった感想、なんでこんなに面白いストーリーが思いつくんだ…!今回もすぐに読み切ってしまった。。 物語を読み進めるに連れて、旅館の夫妻が事件に関わってること、過去の事件との関係は想像ができた。 面白いのは、その真相が紐解かれるのが、それぞれの回想シーンを通していること。 それぞれの当事者が、どんなめぐり合わせでこれらの複雑な事件に発展したのか、どんな秘めた思いが重なっているのかが伝わった。 “愛する者のためなら罪を被ることも躊躇わないーそういう「献身」が存在することを湯川は誰よりも知っている。” 紐解かれる真相に、胸が苦しくなる思いだった。 残り数ページ、もう時間がない、どうなるのかどうなるのかと、最後までハラハラし続ける。綺麗さっぱりな終焉ではないのに、胸のわだかまりはない。 どうか、ある人物のこれからの人生が良きものになるようにと、願わずにはいられなかった。
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ガリレオシリーズ第6作目 最初の事故死からは予想もつかない結末で、今回も大幅に推理を裏切られました。 作者の考えたトリックや、人物相関図を見破ることはこの先ずっとできないだろうけど、あれこれ予想しながら楽しめるのがミステリーの醍醐味ですよね。 この作品を読んだ後に映画のロケ地...
ガリレオシリーズ第6作目 最初の事故死からは予想もつかない結末で、今回も大幅に推理を裏切られました。 作者の考えたトリックや、人物相関図を見破ることはこの先ずっとできないだろうけど、あれこれ予想しながら楽しめるのがミステリーの醍醐味ですよね。 この作品を読んだ後に映画のロケ地に行ってみたくなりました。 綺麗な海でダイビングしてみたいなー
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夏が終わってしまったが...ギリギリ駆け込みで読了! 相変わらず東野圭吾は面白い。 恭平と湯川の絆に心打たれました。 途中で行われる実験がしっかりラストの布石になってるのも流石です。 なんとも言えない気持ちにさせたまま終わりました笑 やっぱり、愛する人への献身ってホントに切ない。...
夏が終わってしまったが...ギリギリ駆け込みで読了! 相変わらず東野圭吾は面白い。 恭平と湯川の絆に心打たれました。 途中で行われる実験がしっかりラストの布石になってるのも流石です。 なんとも言えない気持ちにさせたまま終わりました笑 やっぱり、愛する人への献身ってホントに切ない。 家族全員が秘密を持ってると言うのもかなり締め付けられた。 登場人物が多すぎて途中で折れかけたけど、話の本筋自体は読みやすく、かなりさくっと読めた。
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映画も見た。今回も湯川先生の嗅覚はホントにすごいと思った。 子どもが苦手と言いながら、少年の自由研究に付き合って、何度も何度もペットボトルロケットを飛ばすところが好き。そんな体験ができたら、夏休みの自由研究の宿題が、みんな好きになると思う。
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第6弾 暑くなってくると読みたくなる。でも、真夏に読むには切なすぎる。 誰かを想って自分が犠牲になること。厭わずそれが出来ること。湯川はそういう人を知っているから今回の犯行も「まさか」って思わずにいたし、それを草薙は完全に理解した。 湯川がいなかったら恭平くんは壊れちゃってたと思う。博士に出会えて、自分の人生を受け入れた恭平くんはきっと強くなる。 事件よりも動機や背景にのめり込み過ぎてしまうのがガリレオシリーズ。1番悪いのは誰?
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代わりに罪を負うほど相手を大切に思うってもう言葉には表せないほどの大きな愛...。容疑者Xの献身以来のその愛を見せられた感じだな~ 人が沢山出てきて、特に警察の人間なんてもはや誰がだれかって途中から理解しようとするのも辞めたけど。でもまぁ重要人物たちはちゃんと追えたから良き。 ていうか今回のがこじれたのって結局は16年前?の三宅伸子のせいじゃんね。まじで害悪でしかない。あいつが金の無心とかしないでいたら成実も殺さなくて済んだし、仙波さんも罪を庇わなくて済んだし、16年経って塚原さんが川畑家を訪ねて昔の事件を掘り起こすこともなかったし...って。 それでも愛する人を守りたいがために皆が皆をかばった事件だったな~。重治も娘を守りたいがためだったんだもんね。親としてはやっぱり娘が一番だから、恭平君にとどめを刺させちゃったのはすごく残酷なことだけど...。同時に多数の人間を愛することは不可能だし。 恭平君が全てを理解する日を待っていいのか、このまま何も知らないままを願った方がいいのか(もちろん煙突の事は知ってるだろうけど、それに至った経緯とか)...。 皆の愛に
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海と花火と宿題と、夏らしい要素を詰め込んだミステリー。 と言えば爽やかだが終始不穏で暗い気配が漂い続ける。 登場人物一人一人の心理描写が丁寧に描かれている分、事が暴かれて行くたびに辛い気持ちに襲われた。 勉強嫌いで偏屈な恭平と、科学者の湯川の掛け合いが面白い。 謙虚な姿勢で物事...
海と花火と宿題と、夏らしい要素を詰め込んだミステリー。 と言えば爽やかだが終始不穏で暗い気配が漂い続ける。 登場人物一人一人の心理描写が丁寧に描かれている分、事が暴かれて行くたびに辛い気持ちに襲われた。 勉強嫌いで偏屈な恭平と、科学者の湯川の掛け合いが面白い。 謙虚な姿勢で物事を見極めることの重要さ、学ぶことで自分を磨き成長していくことの大切さは大人も子供も胸に留めておかねばならないと感じた。
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