よだかの片想い の商品レビュー

島本理生【著】

2020/10/15

アイコさん恋愛上級者すぎるじゃろ、と思ってしまった。
でも思ったことを素直にきちんと伝えられる人はかっこいいなー
わたしは原田くんがいう「普通の人」だな、と反省した。

2020/08/20

生まれつき顔に大きなアザがあるアイコ。
恋愛を諦めて生きてきたが、そのアザがきっかけで出会った映画監督に恋をする。

この本は母に勧められて読んだ。
途中からその理由がなんとなくわかった。
状況はかなり違うが主人公は私と同じような恋をしていた。

約束は守ってほしいし、私と会うことを一番楽しみにしていてほしい。相手にもこちらが想うのと同じくらい、好きになってほしい。

忙しい社会人の彼とは遠距離でなかなか会えず、連絡も気まぐれ。
彼の負担にならないように聞き分けの良いふりをして、都合の良い女になってしまった。
それでも良いと思えるくらい好きだった。
私にとってもその人が本当の初恋だから。
たくさんのことを教えてくれたし、彼のために綺麗になりたいと初めて思えた。

もう一度会いたいという言葉を飲み込んで過ごす日々、彼のことはまだ忘れられない。
私もアイコのように前に進めるだろうか。

2020/06/10

顔にアザのあるヒロインが恋愛をし、他人の痛みに触れることで成長していく姿を描く。過剰な感情的になることもなくむしろ淡々と語られる分だけ切ない。

2020/06/09

顔にアザがある主人公の話、ではなくて
誰にでもある、私の中にもあるコンプレックスの話に置き換えながら読んだ。
自分が気にしていることを目の前の人に受け入れてもらえたらこの上なく安心する。認めてもらえたような気がする。
主人公のまっすぐさ、強さが眩しく感じた。

2020/05/17

I don’t remember this story clearly.
In the end, being liked by guys is women’s happiness..??? :(

2020/03/14

タイトルから勝手に想像したのとは全く違って、なんだかとても強く瞬く恋のお話だった。
自分のことは全て受け止めて欲しい。でも、相手の弱さは受け入れがたい…。心当たりがありすぎてぎゅーってなった。
心に残る初恋物語。

2020/02/15

なんとも言えない読後感…。自分は感情移入しやすい方だと思うが、主人公の特異な境遇のせいなのか、わたしとは違う心情変化だからなのか、最後まで少し遠い視点から読んでいた。

2020/02/03

島本理生の書く男性は、えーー？な感じなのに不思議に魅力的。女性は惹かれちゃうんだろうなと思える。好きでいることで、甘やかで泣きたくなるような幸せな気持ちになる反面、ああ。相手にとって私の存在は100%じゃないんだとわかりすぎるくらいにわかって切なくてどうしようもなくて。

p89
彼を疲れさせないように、私は短く頷いて笑った。ああ、笑顔っていうのはこういうときのためにあるのか、と初めて学んだ。
自分が面白いから、楽しいから、だけじゃなくて。相手を追い詰めないように。けっして苦しめないために。

p176
もし無理をすれば違う自分になれるんじゃないかと思っているなら、その幻想は、捨てたほうがいいかもしれません。そのほうが、君はきっと成長できる。たしかに、人は変わることもある。しかし違う人間にはなれない。それは神の領分です。

2019/12/04

恋することで、どんどん前向きになってキラキラしていく過程が良い。
誰でも何かしらコンプレックスは抱えているもの。

2019/10/08

2019.10.8
病院の待合室で 久しぶりのまちゅみ

顔に大きな痣があるアイコさん
THE邦画 を作る飛坂さん
心がイケメン 原田くん
miumiu大好きミュウ先輩

ありのままの自分を受け入れて欲しい
と思うことが強欲であるということ
でも 受け入れてくれる人も
いるということ
本当の恋とは
恋愛とは
思いやりとは。