よだかの片想い の商品レビュー
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久しぶりに「あぁ恋愛小説よんだなぁー」って感じでした。 多分周囲は気にしてないつもりをしていても本人だから感じる「周囲の気遣い」とか、そういうものがあるんだろうなぁとも思います。 私自身、出来るだけフラットにいるつもりでも、 実はものすごく失礼なことを言ってたりして、後から『結局自分の根底には差別意識があるからじゃないのか』ってへこんだりすることもあって。 みんないろんなところに苦しみとかしんどさがあって、それが見えるか見えないかだけだったりするのかもしれないですよね。 渋谷の夜の2人は、とても素敵でした。好きなシーンです。
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「恋愛して、いっぱい泣いたり笑ったり、そうやって細かい傷をたくさん作って、本当に強くなればいいと思うの。」そんな母の想いに呼応するようにアイコが世界へ踏み出したその一歩が描かれていた.
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生まれつきアザのある大学院生のアイコ。 彼女はアザがあることで、幼い頃から傷つき、 周りに希望を抱くこともせず、成長していった。 そんなアイコが、自分をテーマにした映画をとる 監督に初恋をする。 アザも含めて自分という存在であるからこそ、 アザのある自分を愛してほしい…。 そん...
生まれつきアザのある大学院生のアイコ。 彼女はアザがあることで、幼い頃から傷つき、 周りに希望を抱くこともせず、成長していった。 そんなアイコが、自分をテーマにした映画をとる 監督に初恋をする。 アザも含めて自分という存在であるからこそ、 アザのある自分を愛してほしい…。 そんな可愛い恋心にドキドキさせられました。 映画監督の飛坂さんと付き合うことになっても、 会いたいときに会えない、そんなもどかしい気持ちも感じて 本当に私も一緒に初恋を味わっている気分でした。 うまく言えないけど、終わり方もほっこりさせられて、 ホワホワした気分を味わえたよー。
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ブクログさんからのおすすめ、で読んでみた。 読みやすく、わかりやすい内容だったが、残念ながら私の趣味ではなかった。 テレビドラマ、もしくは少女マンガみたいな感じがずっとするお話だった。
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映画化するというので先駆けて読む。島本理生特有の、ピリッとした痛みの少ない作品。やや主人公贔屓なところが鼻につく(センシティブなテーマだから?とか邪推しつつ)。一回読めば十分。
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切ない恋だけど強い恋。 読んでる時は胸がキリキリするほど痛くなるけど、読後はほんと良かったって思える、素敵な作品。
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〜2回目〜 成長するアイコがすごく愛おしい。恋をして、彼より、自分を大切にすることを選んだ彼女は本当に強いと思った。 自分の弱さに気づけたり、変わらないことを選ぶことができたり、アイコのそんなところがとても好きだった。
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とても、良かったです。人を好きになることで、色々なことがわかってくる。自分の強さも弱さも。実らなくても、得るものは大きい。 自分の方が好きになりすぎて、一緒にいることが辛くなる…というのは、あるなぁと共感。
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良い恋愛だった〜 じゅわ〜っと沁みていくような、読みやすくて良いお話だった。 わたしが思ってる「普通」も、大勢に流されることだったのかもしれない。 みんながこうしてるからこう、みんながこう思ってるからこう思おう、というような感じで、人の目を気にして「普通」を自分の中まで侵食さ...
良い恋愛だった〜 じゅわ〜っと沁みていくような、読みやすくて良いお話だった。 わたしが思ってる「普通」も、大勢に流されることだったのかもしれない。 みんながこうしてるからこう、みんながこう思ってるからこう思おう、というような感じで、人の目を気にして「普通」を自分の中まで侵食させることはない。
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