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快挙 の商品レビュー

3.4

60件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    19

  3. 3つ

    25

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

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2024/06/16

何年か振りに読み返しました。 何がその人にとっての「快挙」なのか、自分にとっての快挙はどの場面だったのか。 自分と重ねながらの読書体験を楽しむことができました。

Posted byブクログ

2023/10/05

快挙…もっと大仰な事かと思って読み始めたけど、こんな感じかぁと少しガッカリ。夫婦のあり方、色々あるとは思うけど、主人公があまりに奥さんに頼りすぎてて、全く魅力的でなく、共感できなかった。

Posted byブクログ

2022/07/20

夫婦の向かい風 若い頃は何をやっても上手くいかず、職がなく、病魔に襲われ、生死を彷徨う経験をする。だがその間妻の必死の支えで辛うじて生活する。が回復基調になった途端、妻の浮気を発見。それを断ち切るため「東京に戻ろう」と妻を説得。人生の後半、漸く編集という仕事に在り付けベストセラー...

夫婦の向かい風 若い頃は何をやっても上手くいかず、職がなく、病魔に襲われ、生死を彷徨う経験をする。だがその間妻の必死の支えで辛うじて生活する。が回復基調になった途端、妻の浮気を発見。それを断ち切るため「東京に戻ろう」と妻を説得。人生の後半、漸く編集という仕事に在り付けベストセラーにもなる売り上げを誇り、妻と過去を捨て真に労わりあう関係になった。「人生の快挙」は素晴らしい妻に巡り合い、小説家という夢を最後に実現化させたことだ。そこには人への「恩義」を忘れていなかった事、さらに夫婦とは「向かい風に立ち向かう事」を知った。山本周五郎の句碑「夫婦とは何と佳いもの向かい風」があった。

Posted byブクログ

2020/08/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

夫婦の変質について とても読みやすかった。 現実としては、なにかと引き換えに健康になるとか、癌が消えるということはないけれど、何もかもを手に入れるのは難しいというのは同感。ハッピーエンドで良かったと思う。が、小説を選んでいたらどうなっていたのだろう。

Posted byブクログ

2020/05/29

とにかく読みやすかった。 でもやっぱり白石作品は女性目線のほうが好きだって改めて思った。 ラストはちょっと?って感じだったけどよーく考えてみたらこれも快挙!ということなのかな。

Posted byブクログ

2019/12/14

 1990年代を舞台にした、ある夫婦の物語。夫・山裏俊彦が妻・中村みすみを見染めた瞬間から15年弱の夫婦生活を、当時の社会状況とともに描いた。

Posted byブクログ

2019/09/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

回顧調の語り口の作品はつまらないな、と途中まで思っていたし、途中で先のエピソードが予想できた部分もあって、白石作品にしては何だかなあ、と思いながら読んだのだが、まさかこんなストーリーとは・・・。 読み終えて、この作品が好きになった。幸福とか運命といった人間の生き方に関する深い洞察や思考が感じられる。同じ著者による「翼」の裏返しとも言えるのではないだろうか。

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2017/09/24

淡々としたストーリーがよりリアリティを出しているように思いました。「夫婦とは なんと佳いもの 向い風 逆境に放り込まれた時こそ、夫婦の真価が試される。」本当にそうだと思います。でもちょっと主人公夫婦は、悪運が強い気も??私も、妻を見つけたことが私の人生の快挙です、と言えるような人...

淡々としたストーリーがよりリアリティを出しているように思いました。「夫婦とは なんと佳いもの 向い風 逆境に放り込まれた時こそ、夫婦の真価が試される。」本当にそうだと思います。でもちょっと主人公夫婦は、悪運が強い気も??私も、妻を見つけたことが私の人生の快挙です、と言えるような人生を送りたいですね。

Posted byブクログ

2017/03/09

ものすごい感動とかはなかったけど、なぜか一気に読み進めてしまいました。 平凡こそ一番のシアワセなのかもしれない(*^_^*)

Posted byブクログ

2016/06/18

(2014.07.19読了) これ、よかったです(^_^)☆ 「夫婦」というものをあらためて考えさせられました(^_^;) うちも結婚して20数年、いろいろあったし、たぶんこれからもあるんだろうなぁ…(;´Д`A

Posted byブクログ