ビブリオバトル の商品レビュー
ビブリオバトルが生まれた背景と、ルールができるまでの過程が記される。なるほど、今のルールがあるのは、そういう経験を積んできたからなのだと納得できる。
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ビブリオバトルの紹介・解説本.平易な文体で読みやすい.簡単なルールで効果が多様で大きそうで「開催してみたい」と思わせる.ゲーム自体も興味深いが,黎明期の試行錯誤や情報技術との関連性といった分析が更に面白い.あと,趣味丸出しのラノベパートもね.
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つい最近知った言葉で興味を持ち概要理解。仰々しい大会形式に意味があるとは思えない。何らかの集まりで、アイスブレイク的な自己紹介ツールとして使うのがよいのではないだろうか? また、学校や職場等々で人を知るツールとしても有効ではあると思う。 要はコミュニケーションツールという手段とし...
つい最近知った言葉で興味を持ち概要理解。仰々しい大会形式に意味があるとは思えない。何らかの集まりで、アイスブレイク的な自己紹介ツールとして使うのがよいのではないだろうか? また、学校や職場等々で人を知るツールとしても有効ではあると思う。 要はコミュニケーションツールという手段としてはいいと思うが、バトル自体が目的になってしまっては、これだけ情報が溢れる中では、見知らぬ数名の本紹介では、コスト・スケールメリットでネットには勝てないし、本選びとしても有効だとは思えない。 あとはプレゼンスキル云々というのは社会人では低レベルで使えないし、学生の教育目的になってしまうと権威が入り込んでどうなのかな?という疑問が出てくる。勝敗つけてゲーム化するのも、目的がなんなのか?わからなくなってしまう可能性もあるような。結局ウケを狙う事になり、どうしても権威や人気にベクトルが向かうような気がするのだが。
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ビブリオバトルとはお薦めしたい本1冊を持ち合い、その魅力を紹介し合う書評ゲーム。本書では発案者である著者がルールやゲームの目的、魅力を伝える。 「人からの紹介が、新しい本を手に取る最大のきっかけである」。 本や雑誌のブックナビ、本屋さんのポップに惹かれて、ブクログの新着レビュー...
ビブリオバトルとはお薦めしたい本1冊を持ち合い、その魅力を紹介し合う書評ゲーム。本書では発案者である著者がルールやゲームの目的、魅力を伝える。 「人からの紹介が、新しい本を手に取る最大のきっかけである」。 本や雑誌のブックナビ、本屋さんのポップに惹かれて、ブクログの新着レビューを見て…確かに棚に並んだぼう大な数の本から1冊を探すより、簡単なあらすじや読んだ人からの感想をもとに本を読もうと思うことがほとんどだ。 本を薦めることは自分を知ってもらうことであり、コミュニケーションにもつながる。“本と人”以上に、“人と人”をつなぐのがこのゲームの目的なように思う。 最近は本屋さんや図書館、学校のイベントとしても採用されて、その規模を大きくしている。
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ビブリオバトルの入門書。やり方や 楽しみかた、そして、いまビブリオバトルが起こしている現象をまとてた本。 字が多かった!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
人に本を薦める、薦められた本を読むというのは、一つのコミュニケーションとして重要であるし、そういうことを通じて、お互いを知り合う機会にもなる。ビブリオは書籍を表すラテン語由来の接頭辞であり、バトルは戦いを意味する、つまり、「本を使った戦い」というのが直訳だ。ビブリオバトルは、簡単に言ってしまえば「本の紹介ゲーム」だ、もう少しカッコ良く言えば、「書評を媒介としたコミュニケーションの場づくり手法」である。発表者は自分で面白いと思った本、みんなに紹介したいと思った本を持ってきて集まる、基本的に本のジャンルは問わない、小説でも専門書でも、漫画でも詩集でも、写真集でも円周率百万桁表でも構わない。ちなみに決めるのは『チャンプ』ではなく『チャンプ本』である、偉いのは本の方だ、「どの本が一番読みたくなったか?」という基準での投票を行い多数決でチャンプ本を決定する。
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いろんな読み方で一生かけたって、日本で1年に出版される本の3年分しか読めない。こんな事実を突き付けられた。 ではどうやって読むべき本と出会うか、そのためのひとつがビブリオバトルということだ。 本書は、冒頭の「3年分」の事実を僕に突きつけながらも、ビブリオバトルの説明ばかり(当たり...
いろんな読み方で一生かけたって、日本で1年に出版される本の3年分しか読めない。こんな事実を突き付けられた。 ではどうやって読むべき本と出会うか、そのためのひとつがビブリオバトルということだ。 本書は、冒頭の「3年分」の事実を僕に突きつけながらも、ビブリオバトルの説明ばかり(当たり前だ、その本なのだから)。第三章の「本と出会い人を知るためのテクノロジー」が、僕にはとても面白かった。コミュニティはフィルタリング装置であり、ビブリオバトルもその一つ。やっぱりそこへ行くか。 イベントとしては面白いし手軽だけど、単に本と出会うコスト、としては高すぎる気がするのだけどなあ、どうなんでしょうか。副題にもあるように「人を知る」の方に重みがあるのかな。まあ、僕は一人でヒソヒソやりますよ…。う、うらやましくなんかないんだからね!
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実際に参加したことはなく、どんなものか知りたかったので、興味深く読みました。 おもしろそう! 普段、自分が手に取らない本に出合えそうです。
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表題通り、ビブリオバトルを語った本。 途中、図書館や書店に広がっていく様はドキドキした。 いろいろ面白いことを考える人はいるが(新聞にもよく紹介されている)、それが根付くのが難しい。そう感じていたので、全国に広まったビブリオバトルは興味をそそられる。
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「ビブリオ」っていまいち英語っぽくない。 もともとスペイン語? 教員として、この試み、くいつきたく。 で~も~な~、この「ビブリオバトル」って呼び方が、いまいち気持ち悪い。この気持ち悪さってなんだろう。いかにも「仕掛けてます」感がするからなんだろうかなあ。 試みそのものは面白い...
「ビブリオ」っていまいち英語っぽくない。 もともとスペイン語? 教員として、この試み、くいつきたく。 で~も~な~、この「ビブリオバトル」って呼び方が、いまいち気持ち悪い。この気持ち悪さってなんだろう。いかにも「仕掛けてます」感がするからなんだろうかなあ。 試みそのものは面白いんだけどさ。
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