ビブリオバトル の商品レビュー
本との出会い、大量の情報をフィルタリングする方法の分類というくだりで、原始的には「権威・人気」しかなかったものが、web, SNSで多角的に広がっているという表現があった(その後「場所性、創造性」という著者の本論に入る)。 そこで連想したのが、web, SNSでも結局情報の多さ故...
本との出会い、大量の情報をフィルタリングする方法の分類というくだりで、原始的には「権威・人気」しかなかったものが、web, SNSで多角的に広がっているという表現があった(その後「場所性、創造性」という著者の本論に入る)。 そこで連想したのが、web, SNSでも結局情報の多さ故に、皆が同じ事しか考えなくなってるんじゃないかという実感。 知人のリツイートに共感した直後に、全く別の関係性の知人が同じものをリツイートしてて興醒めした経験、好きな著名人の意見に無条件に同意しそうになる感じ。 大量の情報から自分にとって有益なものをいかにして抽出するかという奮闘は、回り回って原始的な情報操作に陥ってる気がする。 【以下抜粋】 p.153〜 本の読みとは本来読み手に委ねられた創造的な活動なのである。読者は意味のクリエイター、ビブリオバトルにおける語りは二次創作、創作活動。 p.190 ビブリオバトルを語学教育の場に持ち込むことで、授業の中のテストで重要視される文法的に「正しい」「間違っている」という尺度ではなく、より伝わるように話せるかどうかという尺度を、言語教育の中へと持ち込めるかもしれない。
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今日買ってきました。 何しろプレゼン下手が悩み。 読書は大好き。 これらが組み合わさったら、楽しくプレゼン力伸ばせるんじゃないかと思って。 参加してみたいな~。 面白そう。 =========== ビブリオバトルには興味があるけれど、正直その発祥とか歴史とかどうでも良いです。 書いていらっしゃる方、いかにも働いたことのない院生上がりの方で、 何となく世間とズレがあります。 たとえて言うならば、日経新聞に出ている経済学部の大学教授の論文を読んでいる気分です。 「本の面白さを上手に伝えるスキルを見に付けられるかも!」と思って買ったので求めてたものと違った、といえばそれまでかもしれませんが。。。 けなすばかりでは申し訳ないので、 ビブリオバトルを、ストーリー仕立てにしてたのは読みやすくて面白かったですね。
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読んでもらいたい書籍を5分間で紹介して競うゲーム、ビブリオバトルについての本。 最初と最後にビブリオバトルを題材にしたライトノベルがあり、その間にビブリオバトルの解説が書かれているという珍しい構成。 ライトノベルの他に、実際のビブリオバトルの様子も何パターンか紹介されているので...
読んでもらいたい書籍を5分間で紹介して競うゲーム、ビブリオバトルについての本。 最初と最後にビブリオバトルを題材にしたライトノベルがあり、その間にビブリオバトルの解説が書かれているという珍しい構成。 ライトノベルの他に、実際のビブリオバトルの様子も何パターンか紹介されているので、その場に自分が参加している感じでわかりやすい。 特に興味があったのは第3章で、「テクノロジー」としてのビブリオバトルが解説されている。「ワード検索」「カテゴリ検索」「購入履歴をベースにした推薦機能」と並ぶ情報システムとしてのビブリオバトルの側面はとても興味深く、特に人を介することによって生まれる「書籍のメディアとしての二重性」の提示は、「人が本を読む」という行為がこれまで過小評価されてきたのではないか、と思わされた。
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ビブリオバトルは本離れがすすんでいると言われる昨今、本の良さを広める新しい形の宣伝方法になる。これが学校などでも普通に行われるようになれば、多くの人が本を好きになり読む習慣が自然に広がる可能性が高い。それだけではなく、自分の好きな本を5分間のスピーチで表現することでプレゼンテーシ...
ビブリオバトルは本離れがすすんでいると言われる昨今、本の良さを広める新しい形の宣伝方法になる。これが学校などでも普通に行われるようになれば、多くの人が本を好きになり読む習慣が自然に広がる可能性が高い。それだけではなく、自分の好きな本を5分間のスピーチで表現することでプレゼンテーション能力が飛躍的に向上する、ゲーム感覚で楽しい、まさにいいこと尽くしのイベントのように思える。 この本はビブリオバトルが生まれた経緯などを紹介した本。
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ビブリオバトルは2007年に京都の大学のとある研究室で生まれて、その後日本中に広まっていった。P104
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すぐにやってみたくなる書評対決ビブリオバトル。小説仕立ての挿し絵は「?」って思うけど楽しく読めます!
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職場にかなりの読書好きかつ若手教育に熱心な上司がいる。よくこんなの読みたまえとあれこれ薦めてくるが周りに実際それらを手に取る人は少ない。おそらく一方通行過ぎるんだと思う。 この本で紹介するところのビブリオバトルは人のコミュニケーションを全面に押し出している。本の良し悪しもだが勝利...
職場にかなりの読書好きかつ若手教育に熱心な上司がいる。よくこんなの読みたまえとあれこれ薦めてくるが周りに実際それらを手に取る人は少ない。おそらく一方通行過ぎるんだと思う。 この本で紹介するところのビブリオバトルは人のコミュニケーションを全面に押し出している。本の良し悪しもだが勝利には心象が重要となるため自然に聴衆の関心を得るための話術が要求されるし、そのことにより発表者の人物にも本にも興味がいや増す。シンプルだが無駄がない。 新たな本との出会いもいいが、何よりも内向的趣味の代表格のような読書にコミュニケーションツールとしての大きな可能性を感じさせる。
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お勧めの本と人とタイマーだけあればどこでもできちゃう書評ゲーム、ビブリオバトル。 生まれてから普及までの経緯と著者の信条がコンパクトにまとめられています。 読書推進というより、コミュニケーションが出発点になって発展したから、ここまで受け入れられているのではないかなと感じました...
お勧めの本と人とタイマーだけあればどこでもできちゃう書評ゲーム、ビブリオバトル。 生まれてから普及までの経緯と著者の信条がコンパクトにまとめられています。 読書推進というより、コミュニケーションが出発点になって発展したから、ここまで受け入れられているのではないかなと感じました。 本は本屋だけのものではないし、人によって感じかたが様々なのが面白いところ。 人柄が見えたり、コミュニケーションのきっかけになるツールとしての本という考え方が、もっと広まったら素敵だろうなぁ。 実際のプレゼンの再現もたくさん収録。 いい意味で、「あれ、これ私たちもできるんじゃね?」と、ノリ気になってきます。 うーん、やってみたいぞ、ビブリオバトル!!
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