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ビブリオバトル の商品レビュー

3.8

88件のお客様レビュー

  1. 5つ

    17

  2. 4つ

    26

  3. 3つ

    23

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2018/11/12

ビブリオバトル、面白そう!ってのがとりあえず一読の感想。プレゼン下手の治療にはもってこいだろうし、どうしても独りよがりに陥りがちな読書っていう営為に、思いも寄らない自己的ブレイクスルーをもたらしてくれそう。職場とか家庭で取り入れてみたい!っていう欲望が沸々。という意味では、本書の...

ビブリオバトル、面白そう!ってのがとりあえず一読の感想。プレゼン下手の治療にはもってこいだろうし、どうしても独りよがりに陥りがちな読書っていう営為に、思いも寄らない自己的ブレイクスルーをもたらしてくれそう。職場とか家庭で取り入れてみたい!っていう欲望が沸々。という意味では、本書の目論見は見事に果たされているってことですね。というか、本書そのものをビブバトしてみたい、って感じ。既にどこかではやられているんだろうけど。ただ、最初と最後の小説風パートは完全に蛇足。最終的には読み飛ばしたけど、何でこんなもの混ぜたんだろ?頁数(=収容スペース)の無駄です。

Posted byブクログ

2017/09/21

著者でビブリオバトルの発案者である、谷口氏は京大出身で立命館大学情報理工学部准教授。こういう「遊び」を考えつくあたりはさすが京大だなぁと感心。

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2017/09/02

ビブリオバトルの起こってきた背景、本来目指しているものについて丁寧に書かれており、単なるビブリオのノウハウ的なものではなく、一読に値する内容。 情報検索という視点からのビブリオの有用性について述べている部分や、研究室での勉強会を活性化させるところに端を発しているところなど、とても...

ビブリオバトルの起こってきた背景、本来目指しているものについて丁寧に書かれており、単なるビブリオのノウハウ的なものではなく、一読に値する内容。 情報検索という視点からのビブリオの有用性について述べている部分や、研究室での勉強会を活性化させるところに端を発しているところなど、とても納得がいく。確かに読書会でみんなが本を読んでくる状況を作るのは難しい。ただ、学校でビブリオをやってみようとすると、どうしても「本を知る」方に力点が行っしまい、本来のコミュニーケーションの視点が抜けてしまうのが残念・・・。

Posted byブクログ

2017/01/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

内容は、読書に関して非常に面白い取組み、ピプリオバトルの紹介。これは、数名が自分の紹介したい書籍を5分程度で紹介し、その中で優れた、あるいは良かった、あるいは読みたくなった紹介本をトップと認定する書評ゲームである。◇単なる本の紹介だけでなく、紹介者の人となりが開陳されるし、友人関係や信頼関係を作り上げるツールとしても、プレゼンテーション能力向上のツールとしても有益。また、大学生のみならず、中学高校、社会人、果ては小学生まで可能なはず。◇なお、読メも文章によるビブリオバトルの趣き。◆著者は立命館大学准教授。

Posted byブクログ

2017/01/05

 発案者によるビブリオバトルの解説本である。その公式ルールから、発案に至った経緯、そのルール設計の工程などが詳しく説明されている。  この本を読めば、公式ルールの重要性やその意図するところはハッキリとわかる。なぜチャンプ本を決める必要があるのか、なぜ5分なのか、そうした公式ルール...

 発案者によるビブリオバトルの解説本である。その公式ルールから、発案に至った経緯、そのルール設計の工程などが詳しく説明されている。  この本を読めば、公式ルールの重要性やその意図するところはハッキリとわかる。なぜチャンプ本を決める必要があるのか、なぜ5分なのか、そうした公式ルールを破ることでビブリオバトルが意図する部分が損なわれる(可能性がある)ことが理解できるだろう。  イベントとしてのビブリオバトルが紹介されている一方で、物語仕立てで実際の実施する風景が著述されている点も、実施する上では参考になるだろう。  発案者の意図するところでは、家庭単位で行えるくらい身近な知的スポーツであるようだし、この本を読んで仲間内で始めるくらいの姿勢が望ましく思える。  某テレビ番組では「自分のお勧め本を紹介するなんて、××(下ネタ表現のため自主規制)を見せてるようなもんですよ」と、そうした考え方もあるため、ビブリオバトルそのものが万人に受け入れられるかというとまた別ものだろう。  そうした方への啓蒙としては機能しないが、より正しい形でビブリオバトルを行う上での教書としては適切な一冊である。内容に不足はなく、ここでは星五つで評価している。

Posted byブクログ

2016/09/16

著者は、好きな本を1人1冊5分間で紹介しあい、どの本を読みたくなったかを投票で選ぶゲーム「ビブリオバトル」の創始者で、ルールや歴史が紹介されている。キャッチコピーは「人を通して本を知る。本を通して人を知る」。本との出会いの場となるだけではなく、参加者のコミュニケーション能力が高ま...

著者は、好きな本を1人1冊5分間で紹介しあい、どの本を読みたくなったかを投票で選ぶゲーム「ビブリオバトル」の創始者で、ルールや歴史が紹介されている。キャッチコピーは「人を通して本を知る。本を通して人を知る」。本との出会いの場となるだけではなく、参加者のコミュニケーション能力が高まり、学校、職場、地域などで行えばよいコミュニティを形成するのに役立つという。とても面白そうだ。

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2016/08/22

ビブリオバトルというゲームのルールは今の時代にあっていて、発明だと思う。 知識は人に結びついていうこと。文章は人(その人のバックグラウンド)により読まれ方が違う。 人格を持った一個人に知識が結びついてるからこそ、ダイナミックな活動の中でしか、人が人を理解したり、人が人を通して知識...

ビブリオバトルというゲームのルールは今の時代にあっていて、発明だと思う。 知識は人に結びついていうこと。文章は人(その人のバックグラウンド)により読まれ方が違う。 人格を持った一個人に知識が結びついてるからこそ、ダイナミックな活動の中でしか、人が人を理解したり、人が人を通して知識を得られない。

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2015/11/17

巷で話題の「ビブリオバトル」の発案者である立命館大学の谷口先生が書かれた本。 「ビブリオバトル」が生まれた経緯、この本を読むまで完全に勘違いをしておりました>_<谷口先生が立命館で教鞭を取られるようになってから生まれたものだと・・・。京大のポスドク時代に研究室で新しく勉強会を立...

巷で話題の「ビブリオバトル」の発案者である立命館大学の谷口先生が書かれた本。 「ビブリオバトル」が生まれた経緯、この本を読むまで完全に勘違いをしておりました>_<谷口先生が立命館で教鞭を取られるようになってから生まれたものだと・・・。京大のポスドク時代に研究室で新しく勉強会を立ち上げようと試行錯誤する中で生まれたものだったのですね。このアイデアを思いつき、形にしたのがすごいなー。 ビブリオバトルの4つの機能(書籍情報共有、スピーチ能力向上、良書探索、コミニュティ開発)にも、納得です。実際にやらせてみてどれも実感できました。 あと公共図書館でビブリオやることについて、「ビブリオバトルは、もっぱらの公共図書館でなかばタブー視されている二つの要素をはらんでいるからこそ、人々を惹きつけているのではないだろうか」(p184)という考察にもハッとさせられました。たしかに、ビブリオバトルは今まで公共図書館になかった「人を通して本を知る。本を通して人を知る」という視点、また「賑やかさ」をもたらしていると感じます。 あとビブリオは情報推薦の分野でも難問タスクとされる「『意外な本』だけど『読みたくなる本』を推薦する機能」に秀でているという研究結果も面白い。(p151)

Posted byブクログ

2015/07/28

「本を通して人を知る。人を通して本を知る。」という筆者の理論に感銘を受けました。ビブリオバトルは、読書活動だけでなく、コミュニケーション力やプレゼンテーション能力の向上にも繋がり、また、人と人との関係づくりにも繋がるなど、あらゆる可能性を感じました。

Posted byブクログ

2015/06/22

帯文:”学生から社会人までもっと本を語りたくなる!「つながる読書」革命!” 目次:はじめに ビブリオバトルって何? プロローグ そんな日常の「ビブリオバトル」、第1章 ビブリオバトルの遊び方、第2章 ビブリオバトルはどうして生まれたのか? 第3章 本と出会い人を知るためのテクノ...

帯文:”学生から社会人までもっと本を語りたくなる!「つながる読書」革命!” 目次:はじめに ビブリオバトルって何? プロローグ そんな日常の「ビブリオバトル」、第1章 ビブリオバトルの遊び方、第2章 ビブリオバトルはどうして生まれたのか? 第3章 本と出会い人を知るためのテクノロジー、第4章 広がるビブリオバトル、エピローグ いつか会えたら「ビブリオバトル」の話をしよう、あとがき

Posted byブクログ