野心のすすめ の商品レビュー

林真理子【著】

2021/10/02

やってしまった後悔は日々小さくなるが、
やらなかった後悔は日々大きくなる。

貧乏って、消極的になるから悲しい。

嫉妬や嫉みを振り払いながら、
野心を高め続けた筆者の言葉は
ストレートに伝わってきました。

また読み返したいです。

2021/09/18

野心のモチベーション
自分に投資すると「人気」がついてくる
いろんな経験を積む≒会話が面白い≒人が集まってくる
P.69野心の履歴書
「新規まき直し」作戦
小さな成功体験を大切にする（覚えておく）
たとえ根拠が薄い自信でも、自分を信じる気持ちが、辛い局面にいる人を救ってくれる
P.119野心と女の一生
自己顕示欲の量
●人間が成長するのは、なんといっても仕事だと思うんです。仕事とは、イヤなことも我慢して、他人と折り合いをつけながら自己主張していく事でもある。ずっとその試練に立ち向かい続けている人は、人間としての強さも確実に身につけていきます

●世の中は理不尽なことで溢れていて、自分の思い通りになることなどほとんどありません。だけど人間は努力をしなければならない。それを社会で働く事で学んでいる
女性経営者の野心のバネは「悔しさ」
お金を儲けることービジネスって、頭をロジカルに使わなければならない

P.173野心の幸福論
欲望の「大食感」
幸福というのは、その人の体型や体力と比例するようなものではないかと。体型を野心、体力を向上心と言い換えても良い
「妄想力」が野心のバネになる；本
野心の日常的な心得とは

2021/09/07

■印象に残ったこと…
・若いうちに苦しい思いを経験することは、きっと一生の財産になる。
・やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる。
・年齢を重ねていくと他人のことは気にならなくなってくる。ひたすら自分の中に向かっていく。もっと良い仕事がしたいということだけになり、野心が研ぎ澄まされていく。そういった自分との戦いほど辛いことはない。

2021/08/23

①自分が少しでも不幸だと思うならその不幸が何なのかを突き止めて考える。現状がイヤだと思ったら、とことん自分に向き合う。
②やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる。
③野心と努力の関係と同様、自身と謙虚さの両方をバランス良く持つ。

2021/08/21

弘中アナが勧めてて、読んでみた
他のエッセイよりもテーマがはっきりしているからか、読みやすかったと感じた
女性として仕事か結婚か子供かとか、優先順位っていうのはよく言われるけど、納得生は高いなあなんて思った
まだわからないけど
人によって意見は割れそうだけど、私は嫌な印象はなかった、がんばろ

2021/07/27

野心と謙虚のバランス、難しい。でも野心だけじゃNGで、努力が絶対セットで必要。これからの生き方を考えさせられた。一握りのお金持ちじゃないから、絶対安全専業主婦の未来なんて夢物語だし、野心持って働いて楽しめたら良いなと思う。

2021/07/23

これまでの人生を振り返ると、私は、野心を持ってより高みを目指すよりも、穏やかに安定した生活の中で生きることを選んできた。なので、林さんのギラギラしたたくましさは衝撃だった。と同時に、なんておもしろい人生なんだろう！と羨ましくもあった。それはきっと、野心を持ち続け努力を積み重ねてきたからこそ手に入れられたもの。

この本を読んで一番強く感じたのは、人生はすべて自分次第、自分の人生に最後まで責任を持って、自分で切り拓いていくんだという事。そして、野心と努力をバランス良く持ち挑戦することで、登山の時に見える景色が素晴らしいように、人生でまだ見ぬ景色を見る事ができる。登った人だけがその素晴らしさに気づけるのだという事。
私自身がどう幸福になりたいのかを、しっかり見つめ直したいと思った。

2021/07/01

今年読んだ本の中で一番衝撃を受けました。
自分自身、「そこそこバランスをとってうまくできればいや」と仕事とプライベートの両方において考えてしまっていましたが、その考えを冒頭で真正面から否定されました。

特に心に響いた言葉が第1章に書いてあった”野心が車の「前輪」だとすると、努力は「後輪」”という言葉でした。今までは何となく野心のようなものはあったものの、努力が不足している状態でした。いわば前輪だけ回っている状態でした。これでは前に進めないなと気づかされました。
そのため、今後は挑戦するのが少し難しい目標を立てつつ、それに向かって不断の努力をする仕組みづくりをしようと決心させられる言葉になりました。

また、他にも
・若いうちの惨めな思いは買ってでも味わいなさい
・やってしまったことの後悔はかさぶたとなって治っていくが、やらなかった後悔は内出血のような痛みが続く
・費やしたお金は会話の面白さに反映される

といった言葉が自分の心に響きました。

コロナ禍以前に色々理由をつけてチャレンジしなかったことがいくつもありますが、今日が人生で一番若い日なので、結果にこだわらず、自分の人生の時間を意識しながら「とにかくやってみること」「野心を持って不断の努力を行うこと」を強く意識してみようと思う。

2021/06/25

私にはドンピシャにヒットしました。
まず、林さんの歯に衣着せぬ表現、現状に何となく満足しかけて怠けまくっている自分の精神にグサグサと刺さりました。
そもそも、野心って、私自身に今一番足りてないことだなぁって、本書を読んで改めて思いました。
下記、特に印象に残っている表現です。

・自分を信じると言うことは、他人が自分を褒めてくれた言葉を信じるということでもある
・一度も勝ったことがない人は勝ち気にさえなれない

仰る通りです！！！！と、恐らくうんうん頷きながらここの部分を読んでいたと思います。

最後の結びの言葉が、「さあ、山に登ろう！」だったのですが、この場合の林さんが仰っている登山と言うのは野心そのものを山に見立ててるんですけど、私自身、文字通りの山登りが好きなので、「私の野心」にもちゃんと入山しないとなあ思いました。

怠け切っている今の自分に喝が入りました。
学生の時に読んどけば良かった〜！

2021/06/09

林真理子さんが、野心を持つ事を勧める本。
詳細は割愛するが、一番響いたのが、
やってしまった後悔と、やらなかった後悔ならやらなかった後悔の方が引きずってしまう。やってしまった後悔は、ちゃんと血が出てかさぶたができて治っていくので日々後悔の念が小さくなってくる。それに引き換えやらなかった後悔は、切り傷とは違う内出血の様な痛みが続くと。
後悔するならやって後悔する人生にしていきたい。