野心のすすめ の商品レビュー
林真理子の小説には、上昇志向が強い女性、自分の美貌を存分に利用する女性、クラースが上であることを生き甲斐とする女性がよく登場する。 僕の周囲では、現実にはなかなか出逢わないタイプなので、女心の本音はこうなのかもと興味深く読んでしまうw 何れのキャラも筆者の「野心」或はルサンチマ...
林真理子の小説には、上昇志向が強い女性、自分の美貌を存分に利用する女性、クラースが上であることを生き甲斐とする女性がよく登場する。 僕の周囲では、現実にはなかなか出逢わないタイプなので、女心の本音はこうなのかもと興味深く読んでしまうw 何れのキャラも筆者の「野心」或はルサンチマンの反映であることが本書で明かされる。 小説を書くというのはまさに身体を削る創作活動なのだと得心する。 そういうことを抜きにしても、林真理子の「放浪記」、面白い。
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・車輪の前輪が「野心」で後輪が「努力」。両輪のバランスがとれているときが健全な野心。 ・老いや死を意識。 ・産むタイミングの難しさ。 野心を持つことは容易いが(私が欲張りな人間なだけかもしれないが)、心に温めている野心を実現できるだけの努力が足りていないのが現状、だと再認識。死...
・車輪の前輪が「野心」で後輪が「努力」。両輪のバランスがとれているときが健全な野心。 ・老いや死を意識。 ・産むタイミングの難しさ。 野心を持つことは容易いが(私が欲張りな人間なだけかもしれないが)、心に温めている野心を実現できるだけの努力が足りていないのが現状、だと再認識。死生観を常に意識しながら(自分も老いるし、親もまた然り)、そろそろ真面目に人生計画を考えなくてはならない時期にさしかかってきたのかもしれない。
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2013/4/30読了 山田詠美は文壇界の桃井かおり的存在。 というのが納得かつ、印象的だった。 自分は山田詠美ポジションのが憧れるけど、どっちかというと林真理子の存在のほうが近いから著者の作品のほうが読んでしまうんだろうなとか思った。 「夢を売る男」を読んだ後だから作品...
2013/4/30読了 山田詠美は文壇界の桃井かおり的存在。 というのが納得かつ、印象的だった。 自分は山田詠美ポジションのが憧れるけど、どっちかというと林真理子の存在のほうが近いから著者の作品のほうが読んでしまうんだろうなとか思った。 「夢を売る男」を読んだ後だから作品を生み出すモチベーションに更に納得。 手塚治虫を思い出した!! やはり第一線で活躍し続ける人は野心家で負けず嫌いは必須条件なのだなと再認識。 春樹さんもそういう人なのかな? って思った。 ゆとり世代の自分には 本作のギラギラ感は別世界の話にも感じたけど、コンプレックスをも刺激。 著者が努力してきたの伝わったから 歴史小説とかも読んでみようかなと思った。 あとエッセイでは嘘つきになれても、小説では本音がこぼれるみたいなのがとても印象的!
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林真理子さんの自伝のような本。こういう本が新書から出るのは珍しいなあ。 こうなったら人間は成功だとか、こうなったら異性に気に入られるとかが、凝り固まりすぎてる気がしました。 著者がこれまで、すごくすごく努力してきたのはわかるけど、それでできた今の価値観がこれだとなあ、ちょっと気に...
林真理子さんの自伝のような本。こういう本が新書から出るのは珍しいなあ。 こうなったら人間は成功だとか、こうなったら異性に気に入られるとかが、凝り固まりすぎてる気がしました。 著者がこれまで、すごくすごく努力してきたのはわかるけど、それでできた今の価値観がこれだとなあ、ちょっと気に入らない。 ただ、がんばりは本当にすごいので、自分もがんばろうって思える本ではある。 自分に対してそうありながらも、他人にやさしくありたいなあ。
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林真理子さんの新書。書店で見つけて迷わず購入。 野心を持たない今の若者(特に女性)に奮起を促す1冊。 林さんは若い頃野心をむき出しにし、周りからバカにされたり、仲間外れにあったり、悔し涙を流したりした。どん底の時代、自分を信じる力と謙虚な気持ちがあったから乗り越えられた。その後、...
林真理子さんの新書。書店で見つけて迷わず購入。 野心を持たない今の若者(特に女性)に奮起を促す1冊。 林さんは若い頃野心をむき出しにし、周りからバカにされたり、仲間外れにあったり、悔し涙を流したりした。どん底の時代、自分を信じる力と謙虚な気持ちがあったから乗り越えられた。その後、野心に磨きがかかり、努力を重ねた結果、成功することができた。 野心を持つ人の成功テクニック①時間を有効に使う。②まずはぐっすり眠ってから考える。③運の強い、楽しいい友人とつきあう。 また、妄想力は野心を育てるらしい。私も野心はともかく、妄想力は自信がある。
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林真理子さんのエッセイはわりと好きなほうだったけれど、これはちょっとキツかった。 自分に野心が薄れてきてるせいもある。 ノウハウを伝えるってよりは、林真理子さんの成功記、かな。 この人のような強靭な精神力を持ちたいなぁ、とは思いました。
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私自身はおそらく野心家なのだと思う。しかし、その野心が最近、少したるんでいるように感じて、気を引き締め、さらに野心をパワーアップさせたいと思い、この本を読んだ。 日々、努力し、ここぞという時にいっそう努力する。そういう気持ちに改めて、背中を押された気分。 私は、旅行が好きでそう...
私自身はおそらく野心家なのだと思う。しかし、その野心が最近、少したるんでいるように感じて、気を引き締め、さらに野心をパワーアップさせたいと思い、この本を読んだ。 日々、努力し、ここぞという時にいっそう努力する。そういう気持ちに改めて、背中を押された気分。 私は、旅行が好きでそういうことにお金をつかってきたが、最近、少しお金を渋る気持ちがでてきていた。著者の自分に投資することのよさが書かれた文面を読んで、やはりさまざま見に行くべきで、自分に投資すべきだと考え直された。 それから、結婚について。仕事をばりばりこなし、結婚も出産もした著者はやはりすごいと思う。そのために努力もしたのだと思う。私は、漠然と結婚して、子供もつくって、自分の家族を持ちつつ、制作活動を続けていきたいと思っているが、のほほんと暮らしていたのではまず叶いそうもないなと感じた。「そんなんじゃ駄目!仕事同様、結婚相手も必死で探しなさい!」の言葉を胸に刻んで行動しなくては。
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とにかく自ら将来を考えて、行動し挑戦する。だから今がある。氏は世間に厳しくされている印象があったが、努力も相当されているようでした。 社会は厳しいけれど、成功を手に入れる努力をしたいと思いました。
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