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ボックス!(上) の商品レビュー

4.2

122件のお客様レビュー

  1. 5つ

    41

  2. 4つ

    49

  3. 3つ

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2013/10/12

これは面白い! 高校生のボクシング部の話。 青春真っ只中ですな。 大して練習しなくても能力のある天才と努力家。 正反対の2人だけど、昔からの親友。 最初まったく体力がなく、 才能もなさそうだった優紀がどんどん上手くなることも、 純粋に部活に打ち込んでがむしゃらに毎日突き進む部...

これは面白い! 高校生のボクシング部の話。 青春真っ只中ですな。 大して練習しなくても能力のある天才と努力家。 正反対の2人だけど、昔からの親友。 最初まったく体力がなく、 才能もなさそうだった優紀がどんどん上手くなることも、 純粋に部活に打ち込んでがむしゃらに毎日突き進む部員たちも、 キラキラしてて清々しい。 なんだか懐かしい気持ちになってしまいました。

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2013/11/07

上・下巻。 ボクシングを知らなくても読める親切な本です。 解説があっても話の流れが途切れない絶妙な感じで、スポーツ系に興味がなくても、最後まで楽しく読めました。 天才と努力型、やんちゃと内気などなど、まったくタイプの違う二人の主人公の対比もそうですが、なにしろ登場人物が魅力的...

上・下巻。 ボクシングを知らなくても読める親切な本です。 解説があっても話の流れが途切れない絶妙な感じで、スポーツ系に興味がなくても、最後まで楽しく読めました。 天才と努力型、やんちゃと内気などなど、まったくタイプの違う二人の主人公の対比もそうですが、なにしろ登場人物が魅力的で! たまには爽やか青春ものもいいね。

Posted byブクログ

2015/10/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

百田直樹の初読み。 数年前から気にはなっていたが読まずじまいだった一冊だが……文庫化されてるのを見かけ、やっと購入。 ボクシングを活字で表現するとこうなるかぁ……と感心しながら読み進めた。 いじめられっ子の少年が実は才能アリ?と思わせる展開は、続きが非常に気になるところ。 講談社の某少年漫画のようにトントン拍子でいくわけも無いだろうが……圧倒的存在感を示す天才とそのライバルとは、今後どのように絡んでくるのだろうか? ……もう、目が離せない! ★4つ、8ポイント半。 2013.09.19.了。 ※全くの素人な女性教師を顧問に設定したことで、彼女の眼を通してボクシングというスポーツをイチから解説している点が親切。 これなら、テレビでタイトルマッチを見かけたことがあるだけ、という程度の知識しかない読者も十分に楽しめるだろう。 ※初版でなく“第3刷”なのに、誤殖がかなり多いのが気になった。

Posted byブクログ

2013/09/13

初めはとにかく鏑矢がかっこよくて、主人公いつ追いつくんだろう?とか思ってたけど、本当に努力家で一歩一歩進んで行っているのがかっこよかった

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2013/09/02

タイプの違う二人の主人公が織りなす、ボクシングを題材としたスカッとする青春ストーリー。スポーツを題材とする話は、その興味に詳しくなれるのが良い。物語と解説のバランスも丁度良かった。

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2013/08/25

鏑矢と木樽、二人の高校生ボクサーの青春。 チンピラ鏑矢と優等生木樽。造形が対照的。セオリーですね。 才能だけで突き進む鏑矢が、突っ走るのもいいけど。愚直に、一歩ずつ技術を覚えながら進む木樽の、とてもいい。 どちらも、自分にできないこと。自分の才能を信じきって突っ走ることも。一...

鏑矢と木樽、二人の高校生ボクサーの青春。 チンピラ鏑矢と優等生木樽。造形が対照的。セオリーですね。 才能だけで突き進む鏑矢が、突っ走るのもいいけど。愚直に、一歩ずつ技術を覚えながら進む木樽の、とてもいい。 どちらも、自分にできないこと。自分の才能を信じきって突っ走ることも。一つのことを、わき目降らずにやり続けることも。 稲村が強すぎなんだよねぇ。

Posted byブクログ

2013/08/24

直前に読んだ本が少しヘビーだったので、反動で気楽に読めた。ボクシングの知識がゼロでも楽しく読めるような作りになっている。ガードと左ジャブ、右ストレートをマスターしたくなる。打つべし打つべし、べしべし!

Posted byブクログ

2013/08/20

ザ・青春小説だね。 青臭い(笑) やっぱ高校生っていいわ。 下巻にも期待! 映画は観てないんだけど、これ読むと観たくなってきた。

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2013/08/15

青春は誰にでもあり、生き生きと輝いていればいる程、生臭く鬱屈としたコンプレックスとの戦いが隣り合わせなのだ。 最近の若者を客観的に捉えると、一部の若者を除くと、この生臭さが消え失せている感が強い。しかし、この生臭さこそが何より、人間だけが持つかっこ良さなのだ。 ではこの作品はと...

青春は誰にでもあり、生き生きと輝いていればいる程、生臭く鬱屈としたコンプレックスとの戦いが隣り合わせなのだ。 最近の若者を客観的に捉えると、一部の若者を除くと、この生臭さが消え失せている感が強い。しかし、この生臭さこそが何より、人間だけが持つかっこ良さなのだ。 ではこの作品はというと、まさにその生臭さがプンプンする作品なのである。鏑矢は粋で鯔背だ。木樽はピュアで一心である。 友達を真正面から認め合うという事。実はそれは本当に難しい。しかし、昔の方がそれが美とされていた気がする。私はこの作品で、仲間に対する自己表現の大切さを学びました。

Posted byブクログ

2013/07/21

ボクシングというなじみのないスポーツだけれど、天真爛漫でやんちゃな天才・鏑矢と、優等生で努力家の木樽のふたりの高校生を軸に瑞々しく描かれていくので、ボクシングを見てみたい気分になった。下巻の展開が楽しみ。

Posted byブクログ