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本は10冊同時に読め! の商品レビュー

3.7

81件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

    28

  3. 3つ

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2024/03/25

目次と前書きを立ち読みしたのも読書にカウントする姿勢に違和感を覚える。 そんなのも含めていいの〜? しっかりビジネス本らしさを出した見出し(地頭がいい人、悪い人)に引っかかった地頭の悪い私は 小説だろうがビジネス本だろうがノンフィクションだろうが本の形をしているものは最初から最後...

目次と前書きを立ち読みしたのも読書にカウントする姿勢に違和感を覚える。 そんなのも含めていいの〜? しっかりビジネス本らしさを出した見出し(地頭がいい人、悪い人)に引っかかった地頭の悪い私は 小説だろうがビジネス本だろうがノンフィクションだろうが本の形をしているものは最初から最後まで順に追って読む、というのが正義だと思い込んでいるようだ。 確かにビジネス本やまさにこの本なんかは面白そうな見出しの部分だけを拾って読むのがするすると頭に入ってくる。そこだけでいいんよね、本当は。 全部読まないともったいなく感じてしまうんだよなあ。地頭よりも貧乏性のせい? 以前読んだ、自称本を沢山呼んで成功者になれた男性の方の本よりこの本はおもしろい。 きっと著者自身に魅力があるんだろう。会ったことないけど。 前読んだ人は多分読んできた本が偏ってるんだよな。会ったことないけど。 この本の著者は本が好きで、前読んだ本の著者は本を読んでる自分が好きな感じ。 装丁や紙、しおりにもこだわるのが好印象だし、本を傷つけないのも高ポイント。私もそう。 林望さんなんかは手沢本(しゅたくぼん)と言って線を引いたりページを折ったりして本を汚すことを推奨するが、私はなんかしっくりきてなかったんよな。良かった。似た思想の人がいて。 読書に目的を持つなとか一度に並列して何冊か読むとか行列と混雑は避けるなどそうそう!って共感した部分もあれば 庶民から抜けるためにはみんながすることをせず使えるお金はすべて本に注ぐ、という部分にハッとしてなるほどと納得することもあった。 平たく言うと、この本おもしろい。 最近の本は質が下がっている、とても同意。 勉強にとお金の本やビジネス本を手に取るんだけど、文字と文字の間が隙間が開きすぎてスッカスカだったり、最初から重要そうなところには波線が引かれていたりマーカーが引かれていたり、果てにはその線に色が付いていたりするともうげんなりする。 そんな本ばかり売れているようで、その事実にもげんなりする。(書店で該当のコーナーに行くと平積みされていたりそういう本を多く目にするからね) 一方で文字だらけの昔ながらの本を好んで読む人もいるから、釈然としない。(今も売れているってことはニーズがあるってことだし) 小説なら挿絵なし、表紙も人物の絵は無いものが好き。ビジネス本やエッセイやノンフィクションは文字だけの本が読みたい。 目から入る情報が多いとそれだけで疲れるので、帯も要らないし表紙に絵や写真も要らない。ほんとタイトルの文字だけでいい。 そんな本がこれから増えてくれないかな。 理想は森博嗣さんのお金の減らし方や集中力はいらない、の新書のような。とってもシンプルで好き。 タイトルが異様に長かったり、変に煽ってきたりしないから。

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2024/02/05

高所得者になるかどうかは→本を読むかどうかで決まる。 著者はいろんな場所に本を置き、隙間時間に速く、深く、多く読む「超並列読書術」を推奨している。 ① なるべくバラバラのジャンルの本を選べば、脳の刺激される部分を変えることができる。 ② 自分の価値は読書量で決まる。どんなに忙し...

高所得者になるかどうかは→本を読むかどうかで決まる。 著者はいろんな場所に本を置き、隙間時間に速く、深く、多く読む「超並列読書術」を推奨している。 ① なるべくバラバラのジャンルの本を選べば、脳の刺激される部分を変えることができる。 ② 自分の価値は読書量で決まる。どんなに忙しくても本を読む。 ③ 「行列」と「混雑」は2大無駄。

Posted byブクログ

2023/10/04

読書をする習慣もあまりなく、もはや10冊同時に読むと言うことは思いつきもしなかったため、新たな考え方に触れる機会となった。本を読むとしても自分の興味のある話題であったり、自分の学んでいる内容の本しか読まないため、あらゆるジャンルの本を手に取ることで自分自身の視点を広げることができ...

読書をする習慣もあまりなく、もはや10冊同時に読むと言うことは思いつきもしなかったため、新たな考え方に触れる機会となった。本を読むとしても自分の興味のある話題であったり、自分の学んでいる内容の本しか読まないため、あらゆるジャンルの本を手に取ることで自分自身の視点を広げることができると思った。現代の社会では多角的に物事を捉えることがより重要になっていると思うため、ひとつの分野の考え方を学ぶのではなく、より多くの種類の本に触れ、たくさんの観点から物事を捉えることのできるようになることが理想であると思った。

Posted byブクログ

2023/03/24

並行して本を複数読むことで、その日に興味の赴く本を楽しめるという極意を知る。大衆と違う本を読んで、自分の価値を高めようと思った。

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2022/10/16

成毛眞さん(以下成毛)のすごいところは人がなんとなく深層心理で考えている言語化出来ないモヤモヤした考えをズバリと言語化するところである。切って捨てるような表現は痺れる。また、命令形のタイトルも印象に残る。成毛は基本逆張りである。世間の意見と反対のことを主張し、それに当てはまる極端...

成毛眞さん(以下成毛)のすごいところは人がなんとなく深層心理で考えている言語化出来ないモヤモヤした考えをズバリと言語化するところである。切って捨てるような表現は痺れる。また、命令形のタイトルも印象に残る。成毛は基本逆張りである。世間の意見と反対のことを主張し、それに当てはまる極端な例を持ち出して説得力を持たせる特殊の一般化である。従って、確かに、時には、素直に従った方がいい意見にまで噛みついて、意味不明な意見を言う場合もあるが、我々が常識だと思っていたことが、実は違う可能性があると気付かされることもある。また、成毛の文章はとても分かりやすい。控えめに言って文章は上手い。成毛の文章は特徴的である。確かに上手いが、オリジナリティが強く、型にはまっていない。どこを探しても他に似たような書き手がいない独特の書き手である。特徴は文章が凸凹しているところである。世間の一般的な風潮、当たり前すぎて多くの人がわざわざ言葉にしないことを先ず、文章化し、そこから持ち上げるかと思いきや、思い切って、逆の意見を言うという手法が多い気がする。そこに読者は引き込まれて、もっと読みたいと思うようになる。成毛はまた、他人に執着心やしつこさがない。切って捨てるような態度は冷たく感じるかもしれないがそこがいい。成毛の悪いところかもしれないが、どことなく、他者、特に大衆を馬鹿にしたようなところがある。上から目線なところが露骨である。しかし、そこがいい。成毛は肩書きを上手く利用している。マイクロソフトと言えば、ビル・ゲイツであり、ビル・ゲイツと言えば、世界一の金持ちである。そんな、マイクロソフト日本法人の社長が書いた本だから、お金に関しては、信用できるだろうと、読者は考えてしまう。

Posted byブクログ

2022/09/25

私自身がいろんなジャンルの本を同時に読むタイプの人間なので、そのやりかたがどのような効果をもたらしていたのか興味がありました。 結論としては、 ❶(科学的に検証されていないが)本のジャンルやテーマによって、刺激される脳の部位が異なる。ビジネスマンの場合、あらゆる本を読んで脳のあ...

私自身がいろんなジャンルの本を同時に読むタイプの人間なので、そのやりかたがどのような効果をもたらしていたのか興味がありました。 結論としては、 ❶(科学的に検証されていないが)本のジャンルやテーマによって、刺激される脳の部位が異なる。ビジネスマンの場合、あらゆる本を読んで脳のあらゆる部分を刺激させたほうが、仕事に必要な感性が磨けるのである。新しいアイデアは、そこから出てくる。 ❷並行してたくさんの本を読むからこそ、集中力が高まり、内容がしっかりと頭に残るから。その結果、自然と重要な箇所が拾って読めるようになるし、本の内容も記憶に残る 私が並読をしている理由は、「読んでいるうちに集中力がなくなるから別の本を読みたくなる」なので❷ですね。必要なところを取捨選択して読んでいなかったので、速読なども身につけて本の内容を脳に定着させれば完璧です。 基本的には毎章成毛さんのビジネスなどに関する哲学的なものが語られ、それは読書によって培われてきたという結論になる、という構成です。成毛さんが考える「地頭がいい人」や子育て論がわかります。 「本を読まない人はサルである!」 あいかわらず成毛さんは口が悪い、けど面白かったです。 本を読まない人は想像力が欠如している、というのは私に関わってきた人を見ても納得です。だからといっても本を読んでいるひとが他人の気持ちに寄り添えるのか、っていうのも疑問ですけどね。いずれにしても読書は想像力やコミュニケーションを鍛えるツールとしては有効だと思います。

Posted byブクログ

2022/07/10

強気で高飛車な感じは、著者の芸風なんだろうな。べつに嫌な感じとまではいわないけど。本に関する雑文集といった感じ。日常的に読書する人なら、感心するというよりも、どちらかというと共感したり、まぁそうだよね、と思いつつ読み進める感じかな。わりと気楽に楽しめた。

Posted byブクログ

2022/04/04

本を読まない人はサル。 生きてるのであれば、知識を。 読むならたくさん。中途半端ならやらない方がいい。 毒舌を交えながら、本を読む魅力を語る。 目に留まるとこにいろんな種類の本を置き、通勤トイレ場所によって置く本をかえている。 全部読まずに、目に留まるところだけで十分。

Posted byブクログ

2022/01/30

本を読まない人間、庶民的への偏見やバッサリと切り捨てる思想はクスッとしてしまうが、これが著者が庶民的でなく高所得階級たる理由でもあるんだなーと感じた。 もちろん、「本を読まなくてはならない!」ということが1番言語化されているメッセージではあるが、ただそれをそのまま呑んで実践する...

本を読まない人間、庶民的への偏見やバッサリと切り捨てる思想はクスッとしてしまうが、これが著者が庶民的でなく高所得階級たる理由でもあるんだなーと感じた。 もちろん、「本を読まなくてはならない!」ということが1番言語化されているメッセージではあるが、ただそれをそのまま呑んで実践するというよりは行間を読むことで色々感じるのかなと思った。 特に著者の、言い切り方や人生哲学のようなものが刺激的で一つの知識として蓄積され、この部分を活用していきたいなと考えました。 今2022年でこそ、このようにバッサリバッサリ切っていく言動や、自分が楽しいように生きれば良いというようなメッセージはよく耳にする機会が増えたが、2013年にこれだけ言われていれば、私ももう少し意識は変わった10年を過ごせてたかもしれない(笑)(ちょうど大学入学前) 自身はどうしても他人を意識してしまったり、協調性を大事にしようとしたりしてしまうが、 一目置かれる存在になるためにも、庶民から抜け出すためにも、もっと己に素直に、なんならわがままになってもいいかな…と感じた。 読書に目的を持つな この言葉は特に刺さったし、これから自分の言葉としても使っていこう(笑)

Posted byブクログ

2021/10/02

なんか読んだことあるな〜と思ったら…別表紙のが既読。 前回は著者に対して嫌な印象を持ったが、今回は本への愛情が感じられて楽しく読めた。 ●『「超並列」読書術とは、異なるジャンルの本を並行して読むことでベクトルの全く異なる情報を組み合わせていく読書法。→それぞれの本に分けて感想をま...

なんか読んだことあるな〜と思ったら…別表紙のが既読。 前回は著者に対して嫌な印象を持ったが、今回は本への愛情が感じられて楽しく読めた。 ●『「超並列」読書術とは、異なるジャンルの本を並行して読むことでベクトルの全く異なる情報を組み合わせていく読書法。→それぞれの本に分けて感想をまとめてしまったら意味がない』そういう考え方もあるのね〜。 ●『人の本棚を見ると、自分が「何を知らないのか」がわかる。』確かに、ここで沢山の本棚を見ていると感じるものがある!

Posted byブクログ