本は10冊同時に読め! の商品レビュー
著者は、かなりの読書家であり、その読書術である「超並列読書術」というなるものを紹介している。 速読かつ多読で、複数の他ジャンルの本を同時並行的に読んでいくというものである。誰にでもできる簡単な方法である、と書かれてあるが、果たして本当に簡単にいくのであろうか。 読書習慣の全くない...
著者は、かなりの読書家であり、その読書術である「超並列読書術」というなるものを紹介している。 速読かつ多読で、複数の他ジャンルの本を同時並行的に読んでいくというものである。誰にでもできる簡単な方法である、と書かれてあるが、果たして本当に簡単にいくのであろうか。 読書習慣の全くない人が本書にある読書術を実践するのは、おそらく無理なのではないだろうか。ある程度、読書習慣がある、読書体力と活字免疫のある人間でないと、すぐに活字の海に飲まれて目眩を起すのではないだろうか。 本嫌いの人とつき合う必要はない、生産性のない話ばかりだからだ、と言い切ってしまうところが著者らしい文章であり、好き嫌いの分かれるところである。 著者の文章や強すぎる主張が嫌いな人でも、本書には多くの面白かった本が紹介されているので、それだけでも読んでみる価値はある。
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最近は一冊読み通すことが減ってきた。ざっと読んで自分が欲していることを掴む。どんどん数あたる。そうしないと時間がもったいない。 同意見が書かれていた。読んだことの無い本が推薦で多数上がっていたので、ありがたく早速読んでみたい。 本を読まないと一生庶民、というフレーズで何度も脅すよ...
最近は一冊読み通すことが減ってきた。ざっと読んで自分が欲していることを掴む。どんどん数あたる。そうしないと時間がもったいない。 同意見が書かれていた。読んだことの無い本が推薦で多数上がっていたので、ありがたく早速読んでみたい。 本を読まないと一生庶民、というフレーズで何度も脅すような論調だが、そういう人はそもそもこのようなアグレッシブなタイトルの本読みますかね?そういった言い回しは雑音に感じ、残念です。
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わりと好きだけど。言い過ぎだとか誤解をおそれない言い方をしていると思うし、敵も多いだろうけど、たぶんわりと好き。 ただ、本はいっぱい読んだらいいと思ってて、自分も読んでよかったと思ってて、人にも読みなよって言いたいだけなのに、「本を読まない人はサルである!」って表現になって敵を作...
わりと好きだけど。言い過ぎだとか誤解をおそれない言い方をしていると思うし、敵も多いだろうけど、たぶんわりと好き。 ただ、本はいっぱい読んだらいいと思ってて、自分も読んでよかったと思ってて、人にも読みなよって言いたいだけなのに、「本を読まない人はサルである!」って表現になって敵を作るタイプ。敵が多くても平気だもんね。 10冊は並行しないけど、当然本は並行して読みます。ほとんど小説しか読まないけど、紹介してるような本は読みたい。
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4 改定前とほぼ同様で流し読み。書評サイトHonzの話と電子書籍の話が入っている。改めて読んでも極端な意見だが本読む気にさせる。
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作者の読書への愛情が溢れている作品。中身に関しては、よくある速読術ではなく、作者のこれまでの実体験を紹介した内容が多く、一気に読破出来る。 作者なりの時間の使い方の部分がすごく参考になった。
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本を読みたくなる一冊.このレビューを書くことすら著者にしてみれば「働きアリ」のすることだと主張しているが...本を読みたいけど時間が無い人,どんな本を読めばよいのかと悩んでいる人は,著者の毒舌(?)によって読書へと感化されるだろう.
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ところどころ共感できる部分はあるにはあるんだけど、矛盾していることが多いし、上から目線過ぎるし・・・。 「自分に必要な本だと思わなければ、読み飛ばしたり最後まで読み切る必要はない」って書いてあったんで、私にとってはまさにこの本がほぼほぼその通りになっちゃいました。大ブーメランです...
ところどころ共感できる部分はあるにはあるんだけど、矛盾していることが多いし、上から目線過ぎるし・・・。 「自分に必要な本だと思わなければ、読み飛ばしたり最後まで読み切る必要はない」って書いてあったんで、私にとってはまさにこの本がほぼほぼその通りになっちゃいました。大ブーメランですね・・・。 最後にページ数稼ぎで付け足しのように紹介されていた、おすすめ本の中で数冊読んでみたいものはあったので、それは参考になりました。
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面白い。 極論すぎて「くくく」と笑いながら読んだ。 この本を真正面から受け取ってはいけない。(”けっして本を真に受けるな”と、成毛さんが『実践!多読術”』でも言っているとおり) でも言ってることは間違っていない。読んでおいて良かった。 読書案内も参考になる。 ・読書に目的を...
面白い。 極論すぎて「くくく」と笑いながら読んだ。 この本を真正面から受け取ってはいけない。(”けっして本を真に受けるな”と、成毛さんが『実践!多読術”』でも言っているとおり) でも言ってることは間違っていない。読んでおいて良かった。 読書案内も参考になる。 ・読書に目的をもつな ・ムダを排除し、将来だけを見つめて最短距離を走り抜けるのでは、周りにある多くのチャンスを逃しかねない。 ・一見ムダな時間、これが大切 よし、読書しよう。
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この作者のネットの記事とかは好きだし、言いたいことも大体納得なのですが、本書はやや独断がすぎるかなと感じました。論旨が一貫してないとこもあるし、書きなぐったか、テープ起こしか、ゴーストかといったところでしょうか。言ってることは頷けなくもないので読んだから損というほどではありません...
この作者のネットの記事とかは好きだし、言いたいことも大体納得なのですが、本書はやや独断がすぎるかなと感じました。論旨が一貫してないとこもあるし、書きなぐったか、テープ起こしか、ゴーストかといったところでしょうか。言ってることは頷けなくもないので読んだから損というほどではありません。
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場所などに応じて読む本を変えたりして同時並列的に読書をしていい意味で知識をごちゃまぜにする感覚は共感できた。 また、目的を持って読書をする大切さを説く読書指南本が多い中、ただ好奇心で読書をするスタイルを肯定しているのにも共感を持った。もちろん目的を持って読書をするスタイルとの使...
場所などに応じて読む本を変えたりして同時並列的に読書をしていい意味で知識をごちゃまぜにする感覚は共感できた。 また、目的を持って読書をする大切さを説く読書指南本が多い中、ただ好奇心で読書をするスタイルを肯定しているのにも共感を持った。もちろん目的を持って読書をするスタイルとの使い分けが大切だとは思う。 ただ、文章の節々から感じられる著者の威圧的な態度やこだわりの強さが少し鼻に掛かった。
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