日本が世界一「貧しい」国である件について の商品レビュー
賛同できるが所々に共感できないところがある。例を挙げると、祭り(神輿や褌)を馬鹿にしていたが、伝統や文化を批判するのは同じ日本人として悲しくなった。いうなればマリアの処女懐胎なんかあるわけーねーだろ馬鹿か?と言ってるようなもん。そして「日本式」ならとにかく批判。まあこういう人は海...
賛同できるが所々に共感できないところがある。例を挙げると、祭り(神輿や褌)を馬鹿にしていたが、伝統や文化を批判するのは同じ日本人として悲しくなった。いうなればマリアの処女懐胎なんかあるわけーねーだろ馬鹿か?と言ってるようなもん。そして「日本式」ならとにかく批判。まあこういう人は海外に出て正解だと思う。しかし気付かされる所が多いのも事実。一読して損はない本である。
Posted by
「この『ブレまくりのゴミ野郎』様たちが…」には思わず笑ってしまった。 ※この本を見て「約300頁もあって、しかも何か硬そうな内容だから読むの面倒臭い」と思ってしまった人は、161〜164頁をまずは読んでみるといいと思う。 次の2点に興味がある人は読んで損はしないはず ・日本...
「この『ブレまくりのゴミ野郎』様たちが…」には思わず笑ってしまった。 ※この本を見て「約300頁もあって、しかも何か硬そうな内容だから読むの面倒臭い」と思ってしまった人は、161〜164頁をまずは読んでみるといいと思う。 次の2点に興味がある人は読んで損はしないはず ・日本が他国と比べて如何に「おかしい」のか(まずはP61〜62に列挙されている疑問から…) ・これからの生計の立て方 ただ、著者も説いているように、何かを決めたり考えたりするのは最終的に"自分自身"であることを忘れてはいけない。 2章のP96から3章が、現在求職中の自分にはズドンときた。 所々に垣間見える著者の”地”にも注目。
Posted by
『ノマドと社畜』が面白かったので、こちらも読んで見ました。 日本の特殊性、外から見た日本について、著者の独自の視点で書かれていて、こんな見方もあるのかと考えるキッカケになりました。
Posted by
高度成長期の日本は、ノウハウを暗黙知にすることが競争力の源泉のひとつであり、そのための家族的経営や終身雇用であったが、 情報の移動が急速・安価になることでビジネス展開のスピードが早くなり、もはやムラ社会、親方日の丸、鵜呑みでついてゆくのは限界。 そもそも「死ななければならないほど...
高度成長期の日本は、ノウハウを暗黙知にすることが競争力の源泉のひとつであり、そのための家族的経営や終身雇用であったが、 情報の移動が急速・安価になることでビジネス展開のスピードが早くなり、もはやムラ社会、親方日の丸、鵜呑みでついてゆくのは限界。 そもそも「死ななければならないほど重要かどうか」も自分の頭で考えられなくなっている「貧しい」現代日本。 必要なのは、海外に出ることで「外からの目」を養い、多様性・集合知を認め、自分のこととして考える力である、と説く。 ツイッター上で論じられていた主張が多面的にまとまっている、いきなりベスト盤的な1冊。 高齢化や要介護人口の増加で、女性の登用ができる仕事の効率化やワークシフトの考え方は小室淑恵さんに通ずるところも。 偶然にもお二人とも同じ年生まれ。 ただし「ノマドと社畜」よりもいつもながらの表現が満載。 いきなり「今日もウンコを踏んだ」から始まり、「ノルウェーのブラックメタルバンドに特化したCD専門店」、 「その神社の境内では未成年が男性器や女性器の形をしたアメをベロベロと舐めています。」、「俺は、いいか、ポテチは塩味しか食わねえんだYo!」とまあなんとわかりづらい例えw
Posted by
前作『ノマドと社畜』もとても参考になったが、本書の内容も非常に示唆的だった。特に、中高生以上や、子育てをしている人々が、考慮しなければならない視点が多くあると感じた。本書は、極めて現実的なキャリア教育の教科書にもなるのではないか。ただ検定には通らないだろうから、サブテキストという...
前作『ノマドと社畜』もとても参考になったが、本書の内容も非常に示唆的だった。特に、中高生以上や、子育てをしている人々が、考慮しなければならない視点が多くあると感じた。本書は、極めて現実的なキャリア教育の教科書にもなるのではないか。ただ検定には通らないだろうから、サブテキストということで・・・。 1-5章を読み終えて、清々しい気持ちになる人はいまい。悲観的になり過ぎずに、自らの現状の認識を補正するのに役立つ。6章に書かれている行動のヒントは、主に10代に効果があるものだろう。一読して「時、既に遅し」と感じた場合は、前作を再読すればよいかもしれない。最後の「これからの日本に必要なもの」の節に3つが示されている。それらが備わるまで日本がもつか不安になっている。 節ごとに著者の似顔絵が表示されているのは、なかなか分かりやすくおもしろい。残念そうな顔、微笑んでいる顔、怒って叫んでいる顔の3つだ。編集者のアイディアだろうか、読み進めるにあたり、読者が構えを整えるのに役立っている。 オマケ P.173関係 米独の大学比較は興味深い。 http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:fWscF2JYhSEJ:www.bunch-translate.com/2012/04/venture-capital-compared-usa-vs-germany.html+&cd=1&hl=ja&ct=clnk&gl=jp&lr=lang_en%7Clang_ja
Posted by