日本が世界一「貧しい」国である件について の商品レビュー
合う合わないあるかと思うけれど、沢山の人になるべく早く読んでもらいたい一冊。全部じゃなくてもいいからまず見てみて、と言いたい。
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世界観が壊されました。粉々にされました。まさに日本の常識は世界の非常識でした。そしてあらゆる分野で衰退の一途を辿っている日本。ハッピーな頭をした学生団体のお嬢さんお坊ちゃんの目が腐って行くのはこういうことと関係あるのかな?実に興味深い。
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貧しいとは言えないのはわかっていて、日本人の幸福観に一石を投じるための本。何事も一長一短、何かを得るために何かを失ってきた日本だけれど、ここいらで生きている間にできるだけ心豊かに生きるために何を犠牲にするべきか選択しないとね。
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一言で言えば、「ここがヘンだよ日本!」。 なんだかよく分からない「空気」に束縛され、外国人から見て奇妙に思える状況でも黙々と働き続ける日本人。 世界標準というモノサシがあるのなら、その軸から大きく外れていっている、という感覚。何事も全体のスケールを把握して捉えないと、自らがどれ...
一言で言えば、「ここがヘンだよ日本!」。 なんだかよく分からない「空気」に束縛され、外国人から見て奇妙に思える状況でも黙々と働き続ける日本人。 世界標準というモノサシがあるのなら、その軸から大きく外れていっている、という感覚。何事も全体のスケールを把握して捉えないと、自らがどれだけ軸から外れているかは分からない、だから最後に海外に住み、日本を他者視点で捉えよう、という纏め。 モノサシから外れてしまってるがゆえに生じる変な苦痛を取り除くべきだ、という思いはこの本を読んで強く感じる一方で、最後の海外に出ていこう的なコメントにちょいと付いていけなかったのだが。実生活を通じて学ぶのが第一、というのは全く以ってその通りだが、最初に「仕事なんて生活の糧に過ぎないモノです」思考が世界の多数で、日本の精神修養的な仕事観はおかしいとか、日本のノマドブームは虚構の夢物語です的な思考を紹介された後に、「海外に出て日本の特殊性を把握する→世界のモノサシを理解してサバイバルする素養をつかむ=食うためのスキルを身に付ける」、という流れを勧められると、結局仕事じゃなくてもノマドじゃなくても修行は積まないといけない、という事なのねと。 とても参考にはなりましたし、明快でとても良い本なのですが、海外に出るという実践は自分はしないだろうな、と。
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Twitter上では言わずと知れた(?)、May_Roma(メイロマ)こと谷本真由美氏による、日本をぶった斬る一冊。 おそらく日本人の大多数が柱としているであろう価値基準が、どれだけドメスティックで多様性を認めず、さらには結果的に自分たちの首を絞めるものか。 などということを考...
Twitter上では言わずと知れた(?)、May_Roma(メイロマ)こと谷本真由美氏による、日本をぶった斬る一冊。 おそらく日本人の大多数が柱としているであろう価値基準が、どれだけドメスティックで多様性を認めず、さらには結果的に自分たちの首を絞めるものか。 などということを考えさせられました。 この本に記載されていることが、日本と海外を相対的に観た場合の全てだとは、もちろん思いませんが、少なくともメイロマさんが観た世界の価値観は魅力的でもあり建設的でもある。 この本に対して、抽象的に称賛の言葉を並べることはできますが、本の内容はぶった斬ると同時に具体的な対案も提示してあります。 それは、前著「ノマドと社畜」同様。 「海外の空気は良く知らないけど、日本の空気は読めています」 とか思っている人は、一読してみると目からウロコが落ちるかもしれません。
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メイロマさんの二冊目の本。 日本社会のおかしな所を痛烈に批判している。 自分が今まで感じていた違和感がたくさん書かれていて 何度もうなずいてしまった。 個人的には187~194ページが特におもしろかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
Twitter で@May_Romaとして有名なあの谷本真由美さんの新書が出た。お客様は神様と持ち上げ続けてきた弊害が随所に出てきているなあと思った。著者は、外国人の知り合いから「日本で働くのに比べたら、刑務所の方がまし」と言ったとある。その理由は、労働時間は決まっているし、モンスター何とかからいびられることはなく、健康的な食生活を送ることが出来て、ゴルフ会や飲み会がないからと書かれている。 「あそこじゃお客になるのはいいけど働くもんじゃない」と日本の労働実態について、日本で働いたことのある人たちは、いろいろと言っていると書かれている。自給いくらで、もらう以上のことをさせられている店員を見ていると、そこまで求めていないのにどうしてそこまでやらせるのか不思議だと思うことがある。駅で遅延が出て、復旧した後の過剰なアナウンスにも恐れ入る。言わないと誰かから苦情化来るからそうしているのだろうが、必要以上にやりすぎているとは思わずにはいられない。 テレビ東京系のニュースや情報番組を見ていると「モノづくり」と「おもてなし」を絶賛しても、特におもてなしに関しては、問題点を指摘しない。コメンテーターの中には、おもてなしが世界で広まるといいですねと言う人まで出る始末。まあ、視聴者が企業で働いている人たちなので、ヨイショしている面もあるだろうが。 語学力についても、著者曰く、「普段自分が会社で取り組んでいるすべての活動が英語に置き換わる、と想像すればいいだけ」と述べている。モクモク羊の場合、かなり難しいなあ。動作表現や、言い換え、さらにビジネスで通用する英語となると?マークがついてくる始末。 最後に2020年を生き抜くためにとして、いろいろ提言されている。頭の中身を柔らかくして、クラゲのように構えることなく浮遊していく力が必要なのがよく分かった。
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途中から、別のことを考えながら読んでしまっていたが、数年前のロンドンのイミグレでの出来事がかの地のキャリア観と日本のそれを現していたことに気づいた。 そのときは初ロンドン・女子一人・現地に知人なし、ということと単に担当者が業務に飽きてきていたからか、イミグレで結構突っ込まれた。...
途中から、別のことを考えながら読んでしまっていたが、数年前のロンドンのイミグレでの出来事がかの地のキャリア観と日本のそれを現していたことに気づいた。 そのときは初ロンドン・女子一人・現地に知人なし、ということと単に担当者が業務に飽きてきていたからか、イミグレで結構突っ込まれた。イミグレ書類には職業欄があって日本で適当に書くときと同じく「会社員」と書いていた。 担当官いわく、「オレだって会社に雇われているんだから会社員。もっと明確に」。 そのときは「あぁ、確かに。残念な日本人になっとった」と思っただけだったけれど、その後海外で働いたりするうちに、就「職」といいながら実は就「社」な世界にいると、よっぽどその会社が好きか達観していないとやってけないなぁ、とも思うようになった。 欧米式が良い、とか、そうなろう、とかそれは必ずしもこの地域に向いていることでもないだろうし国民性に向いていることでもないと思う。ガラパゴスだからって貧しいとも限らないと思う。ただ、だからといってそれでよいわけではなく、他にもそんな世界があることを知った上で現状維持でいくなら行けばいいだろうし社会の中での選択の余地が増やしていけるようにできればよいと思う。 私は幼い頃から、根拠なぞのルールや雰囲気でわかるでしょ、なやり取りにずっと疑問を感じてきただけに、そういう人でも気楽にやってけるような多様性は必要です。そのために・・・何ができるかなぁ。
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海外から見た日本のことがよくわかったが作者の経験から海外に行くという結論部がまた微妙だと思った。海外にいってしばらく仕事する、というのが一般的日本人には非現実的すぎた。 グローバル人材、働きかた、空気、世間など、まさに今考えなければいけない話題ばかりで一読の価値があると思う。
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とても面白い本だった!これで1500円なら文句ない! これから自分がどういう風に生きたらいいかとか、今まで思ってた疑問がなくなった気がする! もっと勉強しないとこれから自分が苦労すると思ったし、今の高校生くらいに一番読んでもらいたい。高校生の間に出会えたら、進路を考える機会になる...
とても面白い本だった!これで1500円なら文句ない! これから自分がどういう風に生きたらいいかとか、今まで思ってた疑問がなくなった気がする! もっと勉強しないとこれから自分が苦労すると思ったし、今の高校生くらいに一番読んでもらいたい。高校生の間に出会えたら、進路を考える機会になると思った。 とりあえず、オススメの本です
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