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ガソリン生活 の商品レビュー

4

514件のお客様レビュー

  1. 5つ

    131

  2. 4つ

    205

  3. 3つ

    113

  4. 2つ

    15

  5. 1つ

    1

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2021/01/01

新年一冊目。我が家の愛車もデミオなので特別な気持ちで読んだ。良夫と享の兄弟間の会話がほのぼのしてていい。享がやさいトリオを追い込む場面は、意地悪だなあ、と、思いながらも爽快。 結構伏線も複雑で、プロってこれを新聞連載で書いちゃうんだなあ。流石売れっ子作家。

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2020/11/17
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人間のやることの99%は失敗 失敗するのは普通の状態 失敗するのを死ぬほど恐れているのは、自分を最高に格好いいと思っている自惚れた人間なのだ

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2020/11/01
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 車のデミオが主役という、あまりない発想での語り口が面白いなと思ったが、夏目漱石のように、ねこ目線の話もあるわけで、文学的にはそれほど斬新ではないのかもしれない。しかし、それでもデミオというチョイスは面白く、道を走るデミオを普通の目で見れなくなりそう。喋りかけられそうに思えてきてしまう。

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2022/02/27
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ほのぼの 人間は二つのことを同時にできるけど、そこにプラスして新しく三つ目のことはできない ワイパー動くよ 緑の車はどうなった? 亨くんが緑デミを気に入ってたことがひたすら可愛かった 車が欲しくなる 車を運転したくなる 車を大事にしたくなる 人間のやること99%は失敗 車たちが話していることを人間が知る手段はない

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2020/05/26

車目線で進んでいくストーリー。人の気持ちを車で例えるのが面白かった。地元民としては北山トンネルが出てきて嬉しかったな。 認められたい、褒められたい、役立ちたいは大人も子どもも同じだね。 読み味すっきり、お後がよろしいようで。

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2020/04/13

世にも珍しい車が語り手のお話。ミステリ要素もありつつ、最後はおとぎ話のようでほっこり。読み終わると今乗ってる車がちょっと愛しくなって大切にしようって思える一冊。

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2020/01/25

ロー 荒木翠が不倫相手の丹羽との交通事故死まで ドライブ 事故の真相は、歯医者の息子トガリとその彼女が死んだのを荒木翠と丹羽が死んだように見せかけていた。 パーキング 享の友達圭一と悪ガキの野菜トリオとの対決 最後はスカッとジャパン方式で気持ちよく終わった。

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2020/01/01

やぁ、緑デミ。 緑のデミオが主役の話。普段車に乗らない私からすると知らない車種ばかりだったが口調や生産国からなんとなく想像出来るので読みやすかった。 最初のうちは淡々と進むけど事件が起こってからは面白く一気に読み、最後は涙腺が緩んだ。 主役が車だからこそ張れる伏線、そして未来が...

やぁ、緑デミ。 緑のデミオが主役の話。普段車に乗らない私からすると知らない車種ばかりだったが口調や生産国からなんとなく想像出来るので読みやすかった。 最初のうちは淡々と進むけど事件が起こってからは面白く一気に読み、最後は涙腺が緩んだ。 主役が車だからこそ張れる伏線、そして未来があったのは新しい。

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2019/10/07

2019.10.7 肌寒い10月 長袖で過ごす1日 天才すぎる亨君 本当に小5なの? エピローグでの話沁みたー 案外良い記者 玉ちゃん かわいい家族 望月家 強すぎる校長 細見様 フランクザッパ 人間のやること90%は失敗 だから失敗は普通のこと 自分に自惚れてるから失敗を恐れ...

2019.10.7 肌寒い10月 長袖で過ごす1日 天才すぎる亨君 本当に小5なの? エピローグでの話沁みたー 案外良い記者 玉ちゃん かわいい家族 望月家 強すぎる校長 細見様 フランクザッパ 人間のやること90%は失敗 だから失敗は普通のこと 自分に自惚れてるから失敗を恐れるんじゃ。 車に会話を聞かれてるかもしれない ああ、顔がカエルみたいでブスだなんて言って シトロエンC5ちゃん、ごめんよ。 車、大切にしよ。以上!

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2019/05/26
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車が狂言回しという一風変わった長編小説。排気ガスのかかる範囲でのみ会話できる、室内に入った人間の会話までは分からない、移動する傍観者という設定が面白い。ストーリー自体の謎は中盤で大体のオチがつくせいか、後半のカタルシスはあまり感じないが、それでも伏線はきっちり回収してハッピーエンドに持っていく手腕はやはり凄い。ただ、今回は死体の状況と職業で早い段階で真相が分かってしまうのが難点。車も含めて登場するキャラクターはいつもに比べて多いが、そのどれもが特徴的で一筋縄ではいかないキャラになっている。特に悪役の描き方は以前と比べて進歩しており、絶対悪のような一面性だけでなく、人間を次々に巻き込んでいく嫌らしさに満ちている。人間関係に根を張るというのは上手いと思った。キングの『クリスティーン』やスピルバーグの『激突!』など、車を題材にした作品が登場するのも雰囲気があって良い。著者の他作品『オー・ファーザー!』や『残り全部バケーション』など、ひさしぶりにリンクが見られたのもファンとしては見逃せない所だろう。

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