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ガソリン生活 の商品レビュー

4

511件のお客様レビュー

  1. 5つ

    130

  2. 4つ

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  3. 3つ

    113

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  5. 1つ

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2021/09/03

仙台に住む望月家。 その家の愛車「緑のデミオ」が語り手という異色作品 望月家が巻き込まれる事件やトラブルの数々に ハラハラしたり怒ったり。 車たちの会話が楽しい1冊 ラストの綺麗なオチは見事!

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2021/06/20

実のところ、クルマ同士は排出ガスの届く距離で会話しているらしいですよ。どうりでフロントが顔に見えるわけだ。 本作語り手デミオ(緑デミ)の持ち主・望月家が巻き込まれるチャーミングなミステリー小説。んん、ミステリーなのかな?笑 いやはや、お見事でした。 クルマが好きで、伊坂さんも...

実のところ、クルマ同士は排出ガスの届く距離で会話しているらしいですよ。どうりでフロントが顔に見えるわけだ。 本作語り手デミオ(緑デミ)の持ち主・望月家が巻き込まれるチャーミングなミステリー小説。んん、ミステリーなのかな?笑 いやはや、お見事でした。 クルマが好きで、伊坂さんも好きなのに なんでこれが未読だったのか? 自分でもナゾですが。。。 出てくる強盗とか、「陽気なギャング」じゃないのかな?と勘ぐってみたりして、読むのが楽しかったな。 個人的なお気に入りはBMWの6カブ。 ラストの結び方も、満足です。 【本文より】 ・だいたい人間も車も。一時の名誉、自己顕示欲のために軽率なことをすると、あとで大いなる負担を強いられることになる。 ・でもお母さん、人は善人と悪人とくっきり分類できるわけじゃないですから。

Posted byブクログ

2021/04/03

ミステリー ファンタジー 主人公「緑デミ」は、望月家の自家用車。 実は(人間は気づいていないが)車同士は会話をし意思疎通している、車視点で描かれた望月家の物語。 大切な家族が危険にさらされていても、緑デミには文字通り手も足も出ず、ヤキモキ、ハラハラ! ちょっぴりセンチメ...

ミステリー ファンタジー 主人公「緑デミ」は、望月家の自家用車。 実は(人間は気づいていないが)車同士は会話をし意思疎通している、車視点で描かれた望月家の物語。 大切な家族が危険にさらされていても、緑デミには文字通り手も足も出ず、ヤキモキ、ハラハラ! ちょっぴりセンチメンタルな期待通りのエピローグに嬉し涙がこぼれる良作品。

Posted byブクログ

2021/03/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タネ証しが呆気なさ過ぎるし、ましてやそれが10歳の少年によってなされるのも… 歯型だけで死亡者は特定されるもんだろうか?

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2021/02/07

自分の問題かもしれないけど、少し読みにくかった。読み終えるのに苦労した。 でも最後がいい終わり方だったからやめずに読んで良かったと思う。あと、ファミレスで懐かしの人たちに会えて嬉しかった。

Posted byブクログ

2021/01/31

ちょっとストーリに無理がないか?と思ったりもしたけど、良くできてる。車目線というのも無理がないかと思ったけど、車同士の情報交換という発想が面白い。

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2021/01/27

「ガソリン生活」 伊坂幸太郎(著) 2013年 3/30 第1刷発行 朝日新聞出版 2020年 10/17 読了 いろんな経緯があり 初 伊坂幸太郎作品となりました。 車は思い出… 深い思い出と共に人生を彩る。 楽しい事も、辛い事も、悲しい事も 嬉しい事も一緒に走ってき...

「ガソリン生活」 伊坂幸太郎(著) 2013年 3/30 第1刷発行 朝日新聞出版 2020年 10/17 読了 いろんな経緯があり 初 伊坂幸太郎作品となりました。 車は思い出… 深い思い出と共に人生を彩る。 楽しい事も、辛い事も、悲しい事も 嬉しい事も一緒に走ってきた。 今まで一緒に走ってきた車たちの思い出と一緒に読み進めましたよ。 ぼくよりもずっとずっとがんばってきた 愛車たちに感謝感謝。 物語としては良く出来過ぎでまとまり過ぎだったけど それで良い。それで良い。

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2021/01/01

新年一冊目。我が家の愛車もデミオなので特別な気持ちで読んだ。良夫と享の兄弟間の会話がほのぼのしてていい。享がやさいトリオを追い込む場面は、意地悪だなあ、と、思いながらも爽快。 結構伏線も複雑で、プロってこれを新聞連載で書いちゃうんだなあ。流石売れっ子作家。

Posted byブクログ

2020/11/17
  • ネタバレ

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人間のやることの99%は失敗 失敗するのは普通の状態 失敗するのを死ぬほど恐れているのは、自分を最高に格好いいと思っている自惚れた人間なのだ

Posted byブクログ

2020/11/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 車のデミオが主役という、あまりない発想での語り口が面白いなと思ったが、夏目漱石のように、ねこ目線の話もあるわけで、文学的にはそれほど斬新ではないのかもしれない。しかし、それでもデミオというチョイスは面白く、道を走るデミオを普通の目で見れなくなりそう。喋りかけられそうに思えてきてしまう。

Posted byブクログ