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名も無き世界のエンドロール の商品レビュー

3.8

47件のお客様レビュー

  1. 5つ

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2023/12/04

俺とマコトは小学生時代からの腐れ縁。転校してきたヨッチと3人の関係性など時代を行きつ戻りつ展開していく。テンポも良くてスッキリ読みやすい。最初の流れからの終着点が切なかった。最後の最後まで散りばめられた伏線が活きていました。切ないな。

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2023/11/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み進めるもストーリーも時系列もバラバラだったので、なかなか世界観に入り込めなかったが、途中から一気に色んなピースが組み合わさる感覚。途中からなんとなく感じる予感に向かって、話も読むスピードも加速していく。 切ない結末と残されたキダはこれからどう生きるんだろう。それでも少しの希望を感じるラストだった。

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2023/07/08

おもしろかった。 行成薫作品、これまで食べ物を軸にした作品しか読んでなかったので、ある意味サプライズでした。この粗削り感と中盤からラストへどんどん増していくスピード感は好きだな~。 後から知りましたが、タイトルは元のままが良かったかな。映像化されてるようなので、そちらはこのタイ...

おもしろかった。 行成薫作品、これまで食べ物を軸にした作品しか読んでなかったので、ある意味サプライズでした。この粗削り感と中盤からラストへどんどん増していくスピード感は好きだな~。 後から知りましたが、タイトルは元のままが良かったかな。映像化されてるようなので、そちらはこのタイトルが合いそうな気がするけど…。

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2023/04/09

感想 サプライズは違和感を悟られた瞬間に色褪せる。目に見えているのに気づかない。それが真の優美さ。だが一番大事なのはみんなを笑顔にすること。

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2022/09/14

ポスト伊坂幸太郎。 ヨッチの描写はもっと多いのかと思っていたら、割とあっさりとした扱いだったのが残念。 受賞時はタイトルが『マチルダ』だったようだが、個人的にはそちらの方が好み。

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2021/11/25
  • ネタバレ

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下手くそな伊坂幸太郎という感じ。細切れに過去パートやサブストーリー(裏でこう動いてました、というような)を挟んだり、クライマックスで使いたいんだろうなあとバレバレの伏線を張ってみたり、演出に凝りたいのはあからさまなほど伝わるけど上手くないからただ取っ散らかってる。(こういう話の作りかた見覚えあるなと考えてたら伊坂節だと気付いたんだけど、あとから著者のことを調べたら本当に伊坂好きらしくて納得した) 表現や設定とか他のところはちゃんとしてるから、変に寄せずにもっと自分らしく書いたら良かったのに…と思った。小粋な感じの会話パートとか不要。

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2021/04/04

読んでる途中からもしかしたら…と 展開が少し読めてきましたが、 それでも驚きです。 最初からそこまで読んでたなんて…! 映画化でCM見て、面白そうだなと思って読みました。 時期がいったりきたりするので 最近、脳が弱ってきた?自分は 物語に入り込むのにちょっと時間がかかりましたが...

読んでる途中からもしかしたら…と 展開が少し読めてきましたが、 それでも驚きです。 最初からそこまで読んでたなんて…! 映画化でCM見て、面白そうだなと思って読みました。 時期がいったりきたりするので 最近、脳が弱ってきた?自分は 物語に入り込むのにちょっと時間がかかりましたが、 だんだん読むのが止まらなくなりました。 映画も機会があればみたいです。 最後の方は激しいというか過激?なので、 映像はまた違ったものになるかもですし…。

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2021/02/05
  • ネタバレ

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映画化しているとは知らずに読んだ。 キダはエンドロールが終わるまで煙草を吸って、何もかもが終わって、ようやく立ち上がって新しい自分としての物語を生きていくんだろうな。煙草を吸って心臓に負担をかけてようやくほんの少しだけ生きている気がしていたキダが、非喫煙者に生まれ変わる…彼になったことで生を感じることができるようになるということか、それともそういうのはもう無しでいくのか。そして、シロタは轢かれて死んでしまったのね。 私は本当に大切な数人に記憶していてもらえたら、皆からは忘れられてもいいかな。ヨッチも2人に覚えていてもらえることは幸せなことだと思う。 時系列や断片が入り交じり、物語としてはわかりにくいかもしれないが、人の思考は過去に飛んだり別の場面に飛んだり断片の集まりなのでそれに近いと思った。ただ「時系列のそれぞれの物語」と「断片」の違いには意味があるのだろうけと、読みが浅くてまだ見つけられていない。

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2021/02/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

映画が公開されると知り、あらすじが面白そうだったので図書館で借りて読みました。 「衝撃のラスト」ってミステリーの常套句だし、どんなラストよ、とあまり期待せず、けれどやっぱり期待はしつつ読み進めました。 以下、ネタバレあります! ヨッチは大人になったマコトやキダちゃんとは一緒にいないのだろうな、と思っていたけど、まさかの展開。 もしかしたら、リサがヨッチなのか?とかも考えたりしたけど、そんなわけないだろうし。 なぜ、マコトはリサにプロポーズすることになってるんだ?ヨッチは?と思ったけど、そうかそうか。 「プロポーズ大作戦」だから、マコトもリサと一緒に死ぬんだ、死んであの世でヨッチに会って、それでプロポーズをするのか、とわかった時、めちゃ泣けました。 それを許せるキダちゃんも、やっぱりちょっとずれてる。 常識とか、人生における優先順位とか、普通じゃない。 でも、そんなことは物語の冒頭から醸し出されていた。 普通からはちょっとずれてしまっている人たち。 友達、親友を大切にしてる。 大切な人がブレない。 人生の目的がブレない。 読んでよかったです。 あちこちに「あれ?このセリフ前にも出てきたな」ってのがあります。 同じ小説を何度も読み返すタイプではないのですが、この小説はもう一度読み返してみたくなる! 「一日あれば、世界は変わる。二日あったら、宇宙がなくなってもおかしくない。」 ナポリタンが食べたくなりましたー。

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2020/11/21

来年(2021年)1月末に岩ちゃんと真剣佑の映画が公開予定と云うことで読む。時系列がごっちゃの話で非常に読み難い。もうどうでもいいやと思ってとりあえず最後までと思って読み続けたら・・・ 映画も見ていいかな~

Posted byブクログ