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ハピネス の商品レビュー

3.4

211件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

    67

  3. 3つ

    90

  4. 2つ

    15

  5. 1つ

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2013/05/20

タワーマンションに住むママ友達の話。 あえて語るまでも無く、セレブであろうと無かろうと、どこに住んでいたって女ってこんな感じでしょ。

Posted byブクログ

2013/05/20

なんだかドラマの名前をなくした女神と似ているなぁと思ってしまう内容でした。 ママ友を描こうとするとこうなるのかもしれないけれど、似ている感じは否めません。名前をなくした女神の幼稚園受験版といった感じ。 ただ、最後の結末部分は嫌いじゃありません。

Posted byブクログ

2013/05/10

桐野さんには意外な都心のベイエリアのお洒落なタワーマンションに住む母親たちを描いたママ友ストーリー。 春樹の新作を読み終わって次に手に取った作品だからか、最初は内容の俗っぽさになんだかな・・・、と思いつつ読み始めた。 ところがあっという間に引き込まれ、気付けば一気読み。 またもや...

桐野さんには意外な都心のベイエリアのお洒落なタワーマンションに住む母親たちを描いたママ友ストーリー。 春樹の新作を読み終わって次に手に取った作品だからか、最初は内容の俗っぽさになんだかな・・・、と思いつつ読み始めた。 ところがあっという間に引き込まれ、気付けば一気読み。 またもや寝不足だ。 内容はありがちと言えなくもないが、セレブママへの羨望と嫉妬、夫との不仲、不倫、お受験とてんこ盛り。 ママ友同士の微妙な空気感や駆け引きなどは角田光代の描く世界の方がよりリアルで繊細で、桐野さんのこの作品はもっとストレートでやや楽観的な気もしなくもない。 しかし、主人公の有紗がどんな状況下にあっても自分の子供に対する愛情がゆるぎないところがとても好ましいと思った。 新潟に帰省する場面、夫と決着を付ける場面、色んな場面で涙涙。 彼女の真の強さに胸を打たれ、変わって行こうとする姿を心から応援したくなった。 ただ、最後の最後でリーダー的存在だったいぶママの扱い方にどうも納得できず。みうママもそうだけど。 みんながハッピーって訳にはいかないか。 それにしてもよくVeryはこの作品連載させたな。 Veryの目指す主婦像へあきらかなアンチテーゼじゃないかな。 編集としてはこれでOKだったのだろうか。 最近は小島慶子のエッセイが評判を呼んでるらしいからこれもまたありなのかもしれないけど。 まあ、最後の最後まで有紗がセレブの象徴であるタワーマンションを手放さない選択肢がVeryらしいって言えばそうだけど。 だって、家賃23万だよ、23万! このあたり全く共感できず(笑)

Posted byブクログ

2013/05/09

杏ちゃんが出てたドラマを思い出した。 見栄はって、ウソついて、自分を良く見せたくてママ友達の中で懸命に立ちまわる自分が窮屈に思う主人公の有紗。 イヤなら付き合わなきゃいいじゃないの!とバッサリと言いきれず 同情さえしたくなるのは・・・私もママ友関係で悩んだことがないわけじゃないか...

杏ちゃんが出てたドラマを思い出した。 見栄はって、ウソついて、自分を良く見せたくてママ友達の中で懸命に立ちまわる自分が窮屈に思う主人公の有紗。 イヤなら付き合わなきゃいいじゃないの!とバッサリと言いきれず 同情さえしたくなるのは・・・私もママ友関係で悩んだことがないわけじゃないから。 モヤモヤ感を抱きながらもサクサク読み進めた。 読み終わって連載が雑誌“VERY”だったと知り なるほど! 道理でおしゃれでセレブなママばかり登場する訳だわ。 関係ないが わが娘は4歳くらいまでテレビのことを“テベリ”と言ってた(^-^)

Posted byブクログ

2013/05/05

有紗は3歳になる娘と高層マンションに住んでいる。4人のママ友との関係。リーダ的存在で何もかも完璧な「いぶきママ」への羨望。些細な事でママ友との関係が崩れ、全てが終わってしまうのではないかと云う恐れ。難しい事だけれど自分を見失う事なく生きたい。

Posted byブクログ

2013/05/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

高級タワーマンションに住むママ友たちの色々。 金持ちママに必死についていく不憫な主人公の有紗が強くなって自立していくのが気持ちいい。前向いて働く有紗はカッコ良い。 でも3分の2くらいまでは袋小路で息がつまりそうだった。 リアルで下世話な桐野節健在。大好きです。

Posted byブクログ

2013/05/05

幼稚園受験を控えたママ友同士、居場所を求めてウソで固めた優しい関係。子どもが小さい頃、毎日ドキドキしながら公園に行ってた時を思い出す。最後、常に他人の目を気にしてた主人公が、自分の意思でこれからの生き方を決める。やっぱ女性は強くないと。

Posted byブクログ

2013/05/02

タワーマンションに住む主人公。 ママ友との格差に焦り戸惑う日々。 桐野さんだけにもっとザラついた女達の争いとなるかと思いきや 主人公含む誰もがちょっとずつヤなとこはあるけど 皆驚くくらい善良。 最後がここで終わり?って感じでスッキリせず。 【図書館・初読・5/2読了】

Posted byブクログ

2013/04/26

覚えがある、この感じ。子供が小さい時の、あのママ友時代。今思うと、一種独特だったな~~。そのへん、クソ意地悪いほどよくかけてる。そう、この作家さん、なんかクソ意地わるいんですよね。いろいろ思い出しながら一気に読めた。面白かった。けど、読み返したくはない。

Posted byブクログ

2013/04/24

少し不愉快さを感じながら読んでいた。 窮屈で居心地の悪いママ友関係や人の評価を気にしての子育てなど…。 借りたのは失敗だったか? 何度か読むのをやめようかと思っていたら…。 隠されていたことが少しずつ表に出てきて、有沙が行動しはじめた頃からだんだん面白くなり、先行きが気になるよう...

少し不愉快さを感じながら読んでいた。 窮屈で居心地の悪いママ友関係や人の評価を気にしての子育てなど…。 借りたのは失敗だったか? 何度か読むのをやめようかと思っていたら…。 隠されていたことが少しずつ表に出てきて、有沙が行動しはじめた頃からだんだん面白くなり、先行きが気になるようになりました。 久しぶりに訪ねた故郷のシーンには感涙。 有沙が自分の思いを人に言えるようになり、仕事をしようと思ったことが何より良かった。 読み終わる頃には、有沙たちの幸せを願う気持ちになりました。

Posted byブクログ