ハピネス の商品レビュー

桐野夏生【著】

2013/06/19

ハイレベルなマンションに住むママ友同志の腹の探り合い、。
なんだか子供は二の次っていうかアクセサリー的な扱い
なんとも不愉快な話ではあるが、興味本位で読み進めてしまう。
人の不幸は蜜の味。

2013/06/18

「ＶＥＲＹ」に連載しているときに読んでいた。
今回、単行本化され、読み逃していた部分と加筆の部分を読んだ。

私がいる世界とは別世界だけど、こんなお母さんたちの世界もあるのだろうなぁといった気持ちで読んだ。
セレブっぽい雰囲気に憧れて頑張るママをときどき見かけるけど、無理してしんどくないのかな？って思う。
主人公の有紗もそんな感じ。
でも、ママたちのドロドロした人間関係がうまく描けているなぁと思った。

加筆部分について
これはいらないかな？　と思いました。

2013/06/17

うーん。誰に共感すればいいんだろうというか。そんな甘くないやろというざらっとした感情を自覚させられるための小説なのかなとも思うけど，書評やインタビューを読む限りそうではないみたいだし。うーん。

2013/06/16

これも桐野さんらしくなかったなあ。

もう何度も書かれている都心のお受験前のママ友たちの関係。それで何か新しいものがあるのかと期待していただけに、不満が残りますね。

主人公にはとても感情移入どころか同情もできなかった。角田さんのに出てくるいじいじしていて主体性のない嫌な女なのです。

ま、それにしても、こんな人たちがほんとにいるんでしょうねえ。贅沢な悩みというか、働けよといいたくなるよ、まったく。

2013/06/09

途中まで「あれ？この本読んだ？？？」と何度も確認する程、似たお話を読んだ事がありました。
結末は違うけど…
皆が貪欲で必死過ぎる。
怖い。

2013/06/06

いやだな～、つくづく、女の世界って。

長いものに巻かれたり、排他的だったり、
そんな中でも、自己顕示は怠らなかったり。

タワーマンション略してタワマン住民の、ママ友たちの物語。

子どもの名前＋ママ、が呼称となる、ママ友の世界。
子どもをどう育てていくか、がステイタスともなりえる。

後半の、リーダー的存在のママを、格下のママが・・・
ていうくだりは、若干痛快ではあったけど、
あのエンディングで、ちょっとがっくり。
この人は、もっと男前なママかと思っていたのに。

2013/06/05

『ママ友』と呼ばれる付き合いのむずかしさ、息苦しさが伝わってくる。
どうしてこんな面倒な時代になってしまったんですかね・・・

2013/06/05

タワーマンションのセレブママに憧れてもそうは生活できないVERY読者がいぶママザマアを見て溜飲を下げたのかと想像するとその桐野夏生の痛烈な皮肉にニヤリとさせられる。タワーマンションのママ友だって不幸なのよ、としつつもその傍観者である有沙の空虚さが痛すぎる。やたらに小物のブランド名描写が詳しいと思ったら女性ファッション誌に連載されてたって事で納得。ママ友とか下らねえからみんな死ねばいいのにね。

2013/05/30

結末が尻切れトンボのような気がする。
女の見栄の張り合いって男にはきついのかな…。ただ、見栄の原因を作っているのも男だったりする。
有紗の夫俊平といぶママの夫、（特に俊平）のことをもう少し描いて欲しかったな。

2013/05/25

妬み、嫉みのオンパレードだけど、なんとなくハッピーエンドなのは自分の持ってる価値観のせいかも。現実は、こんなんじゃすまされないからなぁ…。