ハピネス の商品レビュー

桐野夏生【著】

2013/11/08

なーんか読みづらく、中々読み進めることができませんでした。

子育ての話です。

不覚にも「真恋」の名づけ由来に吹いてしまいました。

2013/11/07

読んでてすんごくイライラするんだけど、「ママ友」「タワマン」「不倫」「お受験」とかのミーハーな要素が出てくるだけにどうしても続きが気になって短時間で読了。
イライラする理由はたぶん、登場人物それぞれが（主人公さえも）薄っぺらいから。みんなそれでいいの？それで良かったの？？と問いたくなるような選択をする。桐野さんの作品は他にも読んでいるけど、もっと人のドス黒いところを描くイメージだったから拍子抜け。連載誌の読者を意識して軽いタッチで書いたんだとしたら残念。
（深みは★2、続きを読ませるって意味で★3）

2013/11/04

ママ友の、もっとすさまじい上下関係の話かと思ったら、割とマイルドな感じでホッとしました。
もっと、いぶママが完全な頂点に君臨してて、子供がいじめられるのも仲間に入れてもらえるのもその人次第、みたいなの想像してたので。
まあ、いぶママと美雨ママの関係は、全くマイルドじゃないけど…。

もっとドロドロしたのなら、確か朝比奈あすかさん作品にあったような。

タワーマンション。
私はまーったく住みたいと思わないし魅力を感じないけど、人気はあるみたいですね。

私の周りでは、ママ友の仲間から外れたら…とか、公園デビューとか、そういうの全然ないけど、あるところにはあるのかな。
ない世界で済んで、本当によかった。

2013/11/03

ありがちな話しなのに、ずっと衝撃を受けながら読みました。

東京ベイエリアのタワーマンションを舞台にママ友の、うわべの付き合いと取り繕う外見、実際との虚偽。こんな狭ーーい社会が現実にあるのだと思います。特にこうしたよそ者が集まるところでは。元々個人が合って結婚し、子供が産まれることで社会がガラッと変わる専業主婦。もちろん子供に世界が展開するのは悪いことではないけれど、同時に自己が変な方向に行ってしまうのはイタイと思います。これは現実なのかもしれませんが、そんなのつまらない人生だなと思わなくもなく・・・。

出てくる女性達を、あぁくだらないと思いながらも、そうした人生もある事への衝撃を受けながらあっと云う間に読み終えました。桐野夏生さんの書籍テーマは重たいけれど、社会の問題を直視している上に読みやすいです。同世代のだいたいが歩む道に深く入り込めました。確かに同級生が集まると、この本の登場人物の様なお悩み話し全開です。それでもその場から逃げない友たちはえらいんだな、なんて感じました。そして浮気したり育児放棄を簡単にしてしまう男性登場人物には、オィッと突っ込みたくなったりもしました。憂鬱過ぎて読んでいると具合が悪くなった私。こんなに影響してくる本は久しぶりです。

３０～４０代のママを意識しているファッション雑誌【VERY】に連載されていましたが、（なぜか購読中ｗ）本来この雑誌を読む人たちにとても興味がわくテーマだと改めて思いました。

2013/10/29

うーーーん。
誰にも共感できなかった。

のは、わたしが恵まれているからかもしれない、と思った。
一気読みしました。

2013/10/19

久しぶりに徹夜してでも読みたい本だった。都会のタワーマンションで暮らすママ友の日常と見栄、せつなさがありありと目の前に浮かんでくる。人物の心情描写が上手く、ある意味どうしてこんな若者の内面が分かるのかと不思議に思うくらい。

2013/10/17

桐野さんの作品にしてはライトというか、あまり印象に残らない。
どこにでもありそうなリアルな話。読みやすい。

2013/10/14

ほどよくドロドロとしたリアリティ。

これをVERYで連載していたのか～。
若干安直な気もしてしまう・・・。
けど、読後感も良いし、サラッと読めて良かった

2013/10/12

憧れのタワーマンションで暮らし、裕福なママ友たちのグループに入れてもらえ嘘や見栄の世界で必死になる主人公。嫌だーこんな世界。
しかし狭い世界で生きる主婦たちにとっては、仲間外れはあってはならないことなのだろう・・・そんな疲れる関係ならママ友なんていらないと思うのは私に子供がいないからだろう・・ﾊﾊﾊ。久々の桐野夏生でしたが、ちょっと今までとイメージの違った作品でした。
思えば私も非常に狭い世界で生きています・・・

2013/10/08

生ぬるかった。
あまり登場人物のキャラが立っておらず、スッキリしない。
もっと面白い作者だと思ってたのに。