夜行観覧車 の商品レビュー

湊かなえ【著】

2013/01/26

一気に読める展開。救いようがない終わり方かと思ったけど、ホッとできる終わり方でよかった。

　しかし、誰にも感情移入できんかった。

2013/01/26

ドラマ１話を見て待ちきれず購入、１日で読了。あこがれの街に一軒家を建てる、という夢はなんとなく古くさく感じられるものの、キャラクターの自分本位さが相変わらず見事。不用意な発言には注意せねば・・・

2013/01/26

ドラマ第１話が怖すぎて
早く展開知りたくて
思わず買ってしまった・・・

本はドラマとは違う流れで
キャラ設定も違う人がいたりして
ドラマのような怖さはあまり感じず
でもミステリーとしては面白かった
人の極限？時の気持ちを
よくわかるなぁって思ったり

2013/01/25

「告白」みたいな狂気のシーンは少ないけど、
人間の内面に渦巻いているドロドロした感情が
描かれている。

実際に怒る殺人事件の半分くらいは、
こんなふうに衝動的に起こってしまうのかも。
タガが外れてしまったときに、止めてくれる人が
いるかどうか。
核家族で、近所付き合いも少ない現代では
そんな人が少ないのかもしれない。

2013/01/25

高級住宅地で起きた事件。
事件の起こった高橋家・その向かいの遠藤家・ひばりヶ丘をこよなく愛する昔からの住民小島さと子、と視点を変えて語られるスタイル。湊さんの作品ではおなじみのスタイルです。

読み進むにつれて「あの時この人はこう思ってたんだ！」って言う風に段々分かってくるのが面白いですね～。
中々自分勝手な登場人物ばかりで、あまり共感はできないのですが・・・

それぞれの考え方の違い、受け止め方の違い、って言うのをまざまざと見せ付けられて怖くなります。
何よりも母親と言う立場からすると、彩花には本当に腹が立つ反面、普通に育てたつもりの我が子がこんな風になってしまう可能性もあるのだろうか？と思うと恐ろしいです。。。
母親の真弓にも自分勝手な部分があるのは確かですがね～。
だからって癇癪起こして暴れていいってもんでもないので。

とりあえず身の丈に合った暮らしをしよう・・・と思った(笑)

読後感は悪いです。「告白」ほどではないですけど。
でも私はこの作品好きでした！
モヤモヤしたくない人にはお勧めできませんが。。。

2013/01/25

ドラマの一話を見て、文庫本を買って、あっという間に読み終わりました。
ぐいぐい読ませる力はあるものの、読了後に心に、残る物が無い。これだけ？ってカンジ。
でも、ドラマは見ます！

2013/01/25

少し背伸びをした生活を求めた結果、家族の関係が悪い方向へ向かう。どんでん返しも無く、結末もイマイチ。読みやすいがドキドキ感は少ない。

2013/01/25

子供の気持ちも、親の気持も・・・うん、分かる、分かる。
みんなの辛さがヒシヒシと伝わってきて、なんだか辛かった。
とても良くかけた本でした

2013/01/24

湊かなえの5作目の小説。2013年1月から鈴木京香主演でTVドラマがスタートしました。"告白"に続いて2冊目の湊かなえさんの作品でしたが、相変わらず読後感が良くないですね。ある1つの事象を多角的な視点で表現しながら、人間関係のドロドロした所を書きだすのは非常に上手いと思うんですが、それぞれのキャラクターが主観でしか話をしていないために事件の真相は結局闇の中なんですよね。これがモヤモヤの原因だと思っています。事件を暴くことが目的の作品ではないと思うので、どんな解決でも良いといえばそうなんですが、ちょっと…。

2013/01/24

湊さんの作品３作目。
遠藤家の彩香がもーひどい子で最悪なんだけと、遠藤家、高橋家、小島家の３家族の視点、行動などが絡み面白くて一気読み。
きっと誰しもが持っている黒い部分を分かりやすく書かれていて、目を背けたくもなる。
高橋家の兄、良幸が良かった。
つい、ヤスとして読んでしまうから
か？

どう終わるのか思ったけど、救いがあるようで良かった。
でも、週刊紙の記事はどーゆーことなんだろう。
いやーな感じに受けとるのか、高橋家の子供たちが生きてく上では妥当な政策だと思えばいいのか悩ましい。