ホテルローヤル の商品レビュー
2時間の待ち時間が発生したため、薄く、字が大きく、短編で読みやすそうだったので、書店で読み切りました。 想像していた内容とは異なりましたが、それぞれの短編が時空を超えて繋がっている描写は「さすが直木賞」を思いましたね。 楽に読めてお勧めです。
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星を見ていた 『いいかミコ、おとうが股をまさぐったら、なんにも言わずに脚開け。それさえあればなんぼでもうまくいくのが夫婦ってもんだから』
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直木賞作品。 作者の実家でもあるラブホテルを背景として、時系列を遡った形で物語が進んで行く。 うーん…読んでて、登場人物が各章にちらほら出てくるつながりは面白かったけれども、全体的にそこまで盛り上がりはなかったかなぁといった感じ。
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内容紹介―― ホテルだけが知っている、やわらかな孤独。 湿原を背に建つ北国のラブホテル。訪れる客、経営者の家族、従業員はそれぞれに問題を抱えていた。閉塞感のある日常の中、男と女が心をも裸に互いを求める一瞬。そのかけがえなさを瑞々しく描く。 釧路湿原の高台にたたずむラブホテル――ホテルローヤル。そこに纏わる男と女の七つのオムニバス。 恋人から投稿ヌード写真撮影に誘われた女性店員(シャッターチャンス) 「人格者だが不能」の貧乏寺住職の妻のお勤め(本日開店) ホテルをたたむことになったホテル経営者の娘とエッチ屋のひととき(えっち屋) 舅との同居で夫と肌を合わせる時間がない専業主婦の歓び(バブルバス) 親に家出された女子高生と妻の浮気に耐える担任教師(せんせぇ) 働かない十歳年下の夫を持つホテルの清掃係の女(星を見ていた) 裸一貫からホテル経営を目指す看板屋(ギフト) 日常の泥臭さが適度にちりばめられた男と女の物語集。「バブルバス」と「星を見ていた」がほっこりよかった。
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時間を逆行しての連作短編集。 直木賞受賞作とのことで、 実家もラブホテルということが話題になったらしいけれど。 最近注目の桜木さん、これが最初の一冊ですが、受賞作ということもあり点は辛めです。 現実の埃臭いところを濾して尚且つ日常の塵をまぶした様な感じ。 釧路湿原の冷たい空気も清...
時間を逆行しての連作短編集。 直木賞受賞作とのことで、 実家もラブホテルということが話題になったらしいけれど。 最近注目の桜木さん、これが最初の一冊ですが、受賞作ということもあり点は辛めです。 現実の埃臭いところを濾して尚且つ日常の塵をまぶした様な感じ。 釧路湿原の冷たい空気も清涼には感じられません。 毎日の猛暑、クソ暑い中読んだせいでの感想。
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北国のラブホテルが舞台の連作短編集。 帰路で読むと大量に小説を買い込んでた叔母に、 3時間で読むから貸して!と拝借しました。 うーん…直木賞ってこんな感じなんですか? 登場人物もくたびれた中年男女ばっかりで貧乏臭くて埃っぽい。期待ハズレ…。 借りて読んで正解!図書館かブックオフで...
北国のラブホテルが舞台の連作短編集。 帰路で読むと大量に小説を買い込んでた叔母に、 3時間で読むから貸して!と拝借しました。 うーん…直木賞ってこんな感じなんですか? 登場人物もくたびれた中年男女ばっかりで貧乏臭くて埃っぽい。期待ハズレ…。 借りて読んで正解!図書館かブックオフで充分かと。 書店で絶賛特設されてますがプロパーで買う価値は感じられないなぁ。
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2013年上半期直木賞受賞作品ということで、新聞書評にも取り上げられていたので、読んでみました。 「ホテルローヤル」という釧路のラブホテルを舞台にした連作短編集で、内容的には人生に決して恵まれているとは言えない市井の人々の小さなエピソードが描かれた、ある意味とても地味な話なのですが、通して読むと、どこかミステリアスな印象のある不思議な読後感がありました。(ただし、話にミステリー要素は一切ありません) おそらく、エピソードの時系列を逆順に並べ、前の話で顔を出したキャラクタの過去の話が次の話で描かれるという構成をとり、廃墟だったホテルローヤルが、話を追うごとにどんどん新しくなっていくという、ビデオの逆回しのような構成になっているところにその印象の原因があるのでしょう。 読み終えると、今度は逆から読み返したくなる本でした。
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内容(「BOOK」データベースより) 恋人から投稿ヌード写真撮影に誘われた女性店員、「人格者だが不能」の貧乏寺住職の妻、舅との同居で夫と肌を合わせる時間がない専業主婦、親に家出された女子高生と、妻の浮気に耐える高校教師、働かない十歳年下の夫を持つホテルの清掃係の女性、ホテル経営者...
内容(「BOOK」データベースより) 恋人から投稿ヌード写真撮影に誘われた女性店員、「人格者だが不能」の貧乏寺住職の妻、舅との同居で夫と肌を合わせる時間がない専業主婦、親に家出された女子高生と、妻の浮気に耐える高校教師、働かない十歳年下の夫を持つホテルの清掃係の女性、ホテル経営者も複雑な事情を抱え…。
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ラブホテルをめぐるそれぞれの出来事、短編集 ヌード写真をホテルローヤルで撮影する男女 お坊さんの妻でありながらお布施の為にsexする妻 ホテルローヤルの経営者が、倒産当日に「大人の玩具」屋さんに物品処理を頼むいきさつ 簡単に読める本ではある(--;)
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それぞれのオムニバスの中に他の話が重なる構成。現在から過去に話が移っていく。 最初の話は少し固い感じがしたが、だんだんと勢いを増していく感じ。 しかし、もの足りなさ感がある。 が、それも話の題材故か、、、
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