そして生活はつづく の商品レビュー
再読。 星野さんの独特な感性が文章全面に表れていて、面白かった。 どのエピソードも個性的で飽きずに最後まで読んだ。 恋愛系だけはどれだけモテないエピソードがあっても新垣結衣さんと結婚するということが頭によぎる。
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星野さんのことは元々好きでしたが、この本を読んでより好きになりました。 星野さんでもこんな風に感じたり、悩んだりしていて、そして足掻いたりなんとかしようと頑張っている。とっても勇気と元気をもらえて、笑ありの大好きなエッセイです。
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世の中に才能を認められるまでやや時間がかかった星野源だけど、いくつもの好きなことをずっと続けててよかったねぇって心から思う。美人の母親ようこちゃん、源さんを産んでくれてありがとw 源は宇宙から落ちてきた子と信じ込ませたり、自らお風呂の排水溝に吸い込まれる演技をしたりと、源さんの想...
世の中に才能を認められるまでやや時間がかかった星野源だけど、いくつもの好きなことをずっと続けててよかったねぇって心から思う。美人の母親ようこちゃん、源さんを産んでくれてありがとw 源は宇宙から落ちてきた子と信じ込ませたり、自らお風呂の排水溝に吸い込まれる演技をしたりと、源さんの想像力を豊かにした一因を感じます。 く、そして生活はつづく。パンツに漏らしたうんこを手ですくって、壁に投げつけたらナイキのスウッシュになった話も好きだし、占いの勉強してる人に声かけられまくる源さんも想像つくし、全裸に喪服ジャケット一枚で風呂掃除してるクレイジーさも好き。 割り算の筆算が人の横顔の髪の毛みたいって思ってる感性すらもう愛おしいよ、源さん。
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全裸にジャケット(喪服)着用で風呂場を掃除する人が書いたエッセイというだけで、期待とそれを裏切らないおかしさにニヤニヤ笑ってしまう。 そういえばなんでも「ビチャ男」というだけあって、ジャケット(喪服)もビッチャビチャにしているあたり、真性の「ビチャ男」だと思う。 こんなに色んな...
全裸にジャケット(喪服)着用で風呂場を掃除する人が書いたエッセイというだけで、期待とそれを裏切らないおかしさにニヤニヤ笑ってしまう。 そういえばなんでも「ビチャ男」というだけあって、ジャケット(喪服)もビッチャビチャにしているあたり、真性の「ビチャ男」だと思う。 こんなに色んな角度からう◯こが登場するエッセイもなかなかないが、なんだか汚さよりおかしさが先立つのが星野源さんの恐ろしいところ。えっちな下ネタも、なんだか小学生低学年によるえっちな話って感じで、さっぱりいかがわしさがない。すごいと思う。どうやったらこんなことになるのか。 素っ頓狂だし、下ネタも転がっているが、「生活が嫌い」「自分に嘘をついてまで、この人たちの全部を好きでいようとした理由は、今となってはよくわからない」など、時々、ハッとさせられる。 やしきたかじん調の箸の話と、おじいちゃんの話が好きだなー。
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特にファンではないけどたまたま目についたから読んでみた。実にくだらないw 「いちばん忙しい日」に出てくる太めの俳優が誰なのかすごく気になる。 結婚後のエッセイもあったら読んでみたい。
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学生時代を振り返ってみて、こういうこだわり強めのマイペースな友達いたなあ、と感じてしまうような素朴な感性で書かれたエッセイですね。同世代として、平成初期〜中期のギラギラした(眉毛は鋭角、髪の毛はハリネズミのような・・)同調圧力の空気が本当に苦手だったので、その点で非常に共感します...
学生時代を振り返ってみて、こういうこだわり強めのマイペースな友達いたなあ、と感じてしまうような素朴な感性で書かれたエッセイですね。同世代として、平成初期〜中期のギラギラした(眉毛は鋭角、髪の毛はハリネズミのような・・)同調圧力の空気が本当に苦手だったので、その点で非常に共感します。妻の言葉ですが、星野源が認められる空気になったことが、日本の文化が多様と寛容にシフトした証拠なのかもしれません。
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うんこ定期的に漏らし源、結構声出して笑った くそして生活はつづく ー 連なる理由があるのに、そこにはあまり触れようとはせずにイライラばかりを募らせて、結果的に自分に原因があるにもかかわらず、「こんなにしんどいことが連鎖してしまう自分は不幸だ」などと考えるようになり、そこからどん...
うんこ定期的に漏らし源、結構声出して笑った くそして生活はつづく ー 連なる理由があるのに、そこにはあまり触れようとはせずにイライラばかりを募らせて、結果的に自分に原因があるにもかかわらず、「こんなにしんどいことが連鎖してしまう自分は不幸だ」などと考えるようになり、そこからどんどんマイナス思考になって、最終的には「おれなんか消えてしまえばいいのさ」みたいな、内気で自己中心的な非常にめんどくさいタイプの私の出来上がりなのである。 あーやだやだ。そんなめんどくさいタイプの自分とはなるべくおさらばしたい。しかし、そういったことを考えている自分もまた、自分のことしか考えていない自己中心的な「気にしい」であることに変わりはない - 口内炎はつづく、p127から
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毎週楽しみに星野さんのオールナイトニッポンを聴いてます◯ ありのまま包み隠さずなエッセイなんです! ラジオ聴いてたらだいぶイメージはくだけていたけど、さらにくだけたかも(いい意味で) ◯◯◯がよく飛び散る笑
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取るに足らないようなエピソードや表現に、思わず口角が緩んでしまった部分がいくつもあった。しかし、その「くだらないのなかに」ではないけど、当時の星野源を構成していたのは、幼少期〜今に至るまでに感じたいろんな痛みであり、一風変わった、それでも愛らしい少年時代の面影であり、自分を見てい...
取るに足らないようなエピソードや表現に、思わず口角が緩んでしまった部分がいくつもあった。しかし、その「くだらないのなかに」ではないけど、当時の星野源を構成していたのは、幼少期〜今に至るまでに感じたいろんな痛みであり、一風変わった、それでも愛らしい少年時代の面影であり、自分を見ていてくれる人がいた、という実感だったりしていて、それがじんわりと感じられたのがよかった。星野源という人間が生きてきた過程が浮かび上がってくるエッセイだった。 「生活を置いてけぼりにするのは、もう一人の自分を置いてけぼりにするのと同じだ」「自分探しでなくて、自分なくしをする」「不真面目に見せるために、真面目にがんばる」といった言葉が印象的だった。「自分には屈折した部分があるからこそ、その生きづらさを緩和するために表現をしている。満足してしまったら何も生み出せない」といった内容もとても共感した。私も、心から満足できたら音楽や本とか楽しめなくなるなら、ギリギリ満たされないでいたいな、とか思うタチだからだ。 とても薄いので片手で読める。ライトな書き口ですっと入ってくる。頭を空にして、でもどこかほっとしたいとき、また手に取りたいと思う。きっと今現在の星野源と、根底は変わっていないんだろうなあと思いながら。
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星野源の1stエッセイ。 いちばん最初の作品ということもあって、星野源の過去のパーソナルな部分が一番反映されているのかも? 星野源はなぜ表現者になったのか、読者(観客)としてどう作品と向き合うべきなのか、将来の子供とどう接していきたいのかなど、星野源なりの回答に笑いながら、でも共...
星野源の1stエッセイ。 いちばん最初の作品ということもあって、星野源の過去のパーソナルな部分が一番反映されているのかも? 星野源はなぜ表現者になったのか、読者(観客)としてどう作品と向き合うべきなのか、将来の子供とどう接していきたいのかなど、星野源なりの回答に笑いながら、でも共感もしつつ、楽しく読み進めることができる作品。
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