あの日の僕らにさよなら の商品レビュー
冒頭、特に引き込まれるわけでもなかった。祥子と衛の出会いから親密になっていくまでの高校生時代は、なんだか暗い部屋で二人を傍観してるような不思議な気分で読んでいた。一番楽しく読めた章だった。祥子の視点で語られる望月との話も面白かったが、最初は、?となってしまった。私の想像していた話...
冒頭、特に引き込まれるわけでもなかった。祥子と衛の出会いから親密になっていくまでの高校生時代は、なんだか暗い部屋で二人を傍観してるような不思議な気分で読んでいた。一番楽しく読めた章だった。祥子の視点で語られる望月との話も面白かったが、最初は、?となってしまった。私の想像していた話と違ったからだと思う。そして、大人の衛は面白くない奴に成長してた。少し落胆。衛の彼女も魅力を感じる子でもないので、一気に読みスピードがダウンした。終わり方も後味が悪い。すっきりしないと言った方が正しいかもしれない。なんだかぼんやりした話かなあ。
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高校時代にふとしたきっかけで離れてしまった男女が 11年後に再会し 過去を振り返り 清算する話。 新聞広告で 話題本と紹介されていたけど う~ん それほどでも…という感じ。
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痛々しい過去に決別するために、そしてそれを受け入れるために、言葉にして一歩踏み出すことの大切さを感じた。
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自分の人生が大きく変わるきっかけや、瞬間に憧れる気持ちを持ちながら読むと絶望する、今の自分に不安があるなら希望をもてる、かもしれない。
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書評で取り上げられていたのを見たし、オビには絶賛コメントもついているし、書店に平積みになっていたので、つい、わざわざ買って読んでしまったが、どうということもないセイシュンストーリーとしか受取れなかった。人の分岐点はいつどこにあるかわからないし、おりふし過去を振り返ることも精神安定...
書評で取り上げられていたのを見たし、オビには絶賛コメントもついているし、書店に平積みになっていたので、つい、わざわざ買って読んでしまったが、どうということもないセイシュンストーリーとしか受取れなかった。人の分岐点はいつどこにあるかわからないし、おりふし過去を振り返ることも精神安定の上からは有益だということだろう。
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自分がつけてきた足跡を消すことなんかできない。 やり直しはきかない。 その時々の選択のすべての先に、今がある。 しかし、先に進むことはできる。 一歩ずつ進むことはできる。
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出だし部分と終わり部分は、結構興味深く読めたが、真ん中あたりは、ダラダラ、女遊びの様子が続き閉口した! もっと、簡潔に書き上げてもいいと思うがどうだろう? 最後が、いいだけに、この中だるみが残念に思う。 最後を読まないと、評価1くらいにに終わってしまいそう? 読み終えて良かった!
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昔の恋人に電話したくなる本っていう帯に惹かれた。きゅんってなるようなのを想像して裏切られた。重い。とにかくネガティブ。でも共感出来る。自分の分岐点はどこだったのか?その選択は間違っていたのか?ただ言えるのは過去があるから今の自分がいること。
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話題作として本屋さんに平積みしてあったことから購入。まず印象に残ったのは風景や季節の表現が丁寧で、頭の中にイメージしやすいということ。平山瑞穂さんの作品を読んだのは本作が初めてですが、ほかにも読んでみたいと思えました。 内容は昔の恋人との甘酸っぱい思い出を思い出させてくれ、今の自...
話題作として本屋さんに平積みしてあったことから購入。まず印象に残ったのは風景や季節の表現が丁寧で、頭の中にイメージしやすいということ。平山瑞穂さんの作品を読んだのは本作が初めてですが、ほかにも読んでみたいと思えました。 内容は昔の恋人との甘酸っぱい思い出を思い出させてくれ、今の自分にも学ばせてくれます。過去に起こったことはもう二度と戻せない。でも違う道をたどっていたとしたらどうなっていたんだろう…。そんな誰もが一度は考えることに対するひとつの答えを示してくれているのではないでしょうか。
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昔の恋人に会いたくなる という帯だったけれど、 微塵もならなかった… 将来があって、輝いていた高校時代、 淡い恋心… 一転、だめな男に惹かれ、 堕落していく女 夢を忘れ、しかし社会的に成功をおさめる男 可能性を秘めながら、だめさしか残らない男 なんだそれ!!! 普通と...
昔の恋人に会いたくなる という帯だったけれど、 微塵もならなかった… 将来があって、輝いていた高校時代、 淡い恋心… 一転、だめな男に惹かれ、 堕落していく女 夢を忘れ、しかし社会的に成功をおさめる男 可能性を秘めながら、だめさしか残らない男 なんだそれ!!! 普通と呼ばれるひとでももっと輝いている。 自分で良い道を選べる。 夢も希望も残らない、厳しいお話しでした。
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