あの日の僕らにさよなら の商品レビュー
なんだか切なくて、胸が苦しくなりました。昔好きだった人、過去の自分、道を間違えてしまったことの後悔、その全てとの訣別
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桜川衛という登場人物の名前だけが残った。内容はあまり入ってこなかった。淡く苦い学生時代の恋と友情が、いつも心のどこかにある。忘れられないけど、大人になってした再会に救われる。多かれ少なかれみんなそうやって生きていくんだと思うと、人生の切なさを感じる作品。
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誰しもの記憶の中には初恋の棚があって,それは何者にも浸食されることがなく輝き続けるものなのかなと思う. もうあの頃には戻れないんだよね(笑) 以下あらすじ(背表紙より) 桜川衛と都築祥子。共に17歳。互いに好意を抱きつつも、一歩踏み出せずにいた。ある夜、家族不在の桜川家を訪ねた祥...
誰しもの記憶の中には初恋の棚があって,それは何者にも浸食されることがなく輝き続けるものなのかなと思う. もうあの頃には戻れないんだよね(笑) 以下あらすじ(背表紙より) 桜川衛と都築祥子。共に17歳。互いに好意を抱きつつも、一歩踏み出せずにいた。ある夜、家族不在の桜川家を訪ねた祥子は偶然、衛の日記を目にする。綴られる愛情の重さにたじろいだ祥子。何も告げず逃げ帰り、その後一方的に衛を避け続け二人の関係は自然消滅に……。あれから11年。再会を果たした二人が出した答えとは――。交錯する運命を描く恋愛小説。『冥王星パーティ』改題。
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都築祥子と桜川衛の高校生の時のぎこちない恋愛の名残を引きずりながら、大学、就職へと続く人生。変わっていく衛とツインバロムに導かれるまま、ついてない男運に転落したかのような人生を送る祥子。最後自分を見つめ直す形でたどり着いた衛の幸福の形にほっとしたし、今度こそ祥子の幸せを祈りたい。
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さくさく読めます。タイトルと帯の言葉に惹かれました。 後半にかけて、悪く言うと間延びします。よく言えば現実的な感じかなぁ。個人的には好きな展開でした。
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昔の恋人を思い出させる。 どうしてるかな?元気なのかな? そして今は自分が選択してきたからこそ今があるんだとも思える。良くも悪くも。 そんな事を考えさせる内容!
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あの時、違う選択をしていたら今の自分はどうなっていただろう、と空想させてくれる作品です。色々なことがうまくいかない時に読みたくなります。まだ30代の自分ですが、昔が懐かしくなったり、10代、20代の人が持つ未知の可能性がうらやましくなったり、でも結局、今とこれからを大事にしていこ...
あの時、違う選択をしていたら今の自分はどうなっていただろう、と空想させてくれる作品です。色々なことがうまくいかない時に読みたくなります。まだ30代の自分ですが、昔が懐かしくなったり、10代、20代の人が持つ未知の可能性がうらやましくなったり、でも結局、今とこれからを大事にしていこう…と半ば前向きに、半ば妥協で、という感じです。
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たんたんと書かれていて私はあまり好みではありませんでした。ただ一人の女性が前に進んで行く様は素敵でした。
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恋愛小説というか青春小説というか、こういう本嫌いじゃない。というか好きですね。 先日読んだ「青い約束」でも感じたことだが、あのときにこうしておけば違った道に進んでいただろうと思うが、じゃあ、それってどっちがよかったのだろうか? こんな事は博打と同じでやってみないとわからない。右に...
恋愛小説というか青春小説というか、こういう本嫌いじゃない。というか好きですね。 先日読んだ「青い約束」でも感じたことだが、あのときにこうしておけば違った道に進んでいただろうと思うが、じゃあ、それってどっちがよかったのだろうか? こんな事は博打と同じでやってみないとわからない。右に行ったばかりにこんなひどい目に遭ってしまったと嘆いても左に行っておればもっとひどい目に遭っていたかもしれない。ロールプレイングゲームのようにその時点からやり直しなんてできない。でも、人生って常に前向きしっかり見ていれば、きっとよくなる。そう信じて日々送っていかなければ・・・。 登場人物男女二人の出会いから11年後の再会までを描いている。最後の時点でまだ28歳。これから二人はどんな人生を歩んでいくのだろう。 この歳になって、あのときこうしていればどうなっていただろうか?と思う機会が多い。やっぱり現在の自分に後悔しているのだろうか?
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一行一行、主人公の心情も含めて、非常に丁寧な書かれかたをされていたと思う。心理の駆け引きをやや説明しすぎてしまうような場面もあったけれど、それはそれで。 「冥王星パーティ」から改題されたタイトルが最後にしんみりと響く。
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