医者に殺されない47の心得 の商品レビュー
このところ多忙につき、読感を書いている時間がない。 とりあえず、読みましたということで、読了日と評価のみ記載。
Posted by
この著者の「がん理論」は賛否両論あるようですが20年以上の実績を考えれば決して無視出来ない考え方だと思います。 自分の身体を自分自身で責任をしっかり持てば、病院や医者に丸投げするような意識は生まれないと思います。 病院や医者との関わり方、そして健康や死について考えさせられる一...
この著者の「がん理論」は賛否両論あるようですが20年以上の実績を考えれば決して無視出来ない考え方だと思います。 自分の身体を自分自身で責任をしっかり持てば、病院や医者に丸投げするような意識は生まれないと思います。 病院や医者との関わり方、そして健康や死について考えさせられる一冊です。
Posted by
近藤誠医師(1948年~)は、1980年代から、癌の治療に関して基本的に放置すべきという「近藤誠理論」を提唱する医師。2012年には、「乳房温存療法のパイオニアとして、抗がん剤の毒性、拡大手術の危険性など、がん治療おける先駆的な意見を、一般人にもわかりやすく発表し、啓蒙を続けてき...
近藤誠医師(1948年~)は、1980年代から、癌の治療に関して基本的に放置すべきという「近藤誠理論」を提唱する医師。2012年には、「乳房温存療法のパイオニアとして、抗がん剤の毒性、拡大手術の危険性など、がん治療おける先駆的な意見を、一般人にもわかりやすく発表し、啓蒙を続けてきた功績」により菊地寛賞を受賞している。 本書は2012年に出版された、近藤医師のベストセラー、かつエッセンスがまとめられたもの。 近藤医師は、従来医師があまり積極的に開示しなかった以下のような主張を展開する。 ◆医者の医療行為・処方する薬の多くは、根治療法ではなく、対症療法である。 ◆検診は基準値の設定次第で“正常”、“異常”が変わる。高血圧や高コレステロールの判断はその典型。 ◆(一般の)病院も製薬会社も健康食品会社も営利団体であり、患者・利用者が存在することによりビジネスとして成り立つ。 ◆癌については、切除をせずに様子を見るという選択肢がある。 一方、近藤医師の過激かつ医学界への敵対的な主張に対しては多数の批判があり、自説にとって都合のいい根拠ばかりを集めてくる、少数のケースを一般法則にすりかえるなどと指摘されている。 いざ病気(癌に限らない)になったときに最終判断をするのは自分である。そうしたときに、医者や病院の言いなりにならずに、自分自身で判断できるよう、様々な考え方(近藤誠理論だろうが反近藤理論だろうが)を知っておくことは無駄ではないだろう。 (2014年2月了)
Posted by
タイトルは過激ですが、内容を読むと、著者は、患者本位のお医者さんだと思います。医者を簡単に信じないで、自分で調べて考える癖を身につけること、医療と薬を遠ざけることを薦めていらっしゃいます。「ほっときゃ治る」でしょうか!w 信用してはいけないことは、①軽い風邪で抗生物質を出す医者 ...
タイトルは過激ですが、内容を読むと、著者は、患者本位のお医者さんだと思います。医者を簡単に信じないで、自分で調べて考える癖を身につけること、医療と薬を遠ざけることを薦めていらっしゃいます。「ほっときゃ治る」でしょうか!w 信用してはいけないことは、①軽い風邪で抗生物質を出す医者 ②一度に3種類以上の薬を出す医者 ③抗がん剤を使えば寿命が延びると言う医者 だとか。薬の作用はすべて「主作用」で、「副作用」というのは薬害が起きた際の口実だそうですね。「老化現象ですよ」という医者は信用できるそうです(笑)
Posted by
これも一つの考え方。その通りにする必要はありませが、参考になることが書かれていました。唯し、良い事は、思いと実際の間がある為、数字での裏付けが、充分に必要だと思います。
Posted by
①病院との付き合い方は? ・老化現象ですよという医者は信用できる ・医者によく行く人ほど早死にする ・一度に3種以上の薬を出す医者を信用するな、5種は危険 ②健康を維持するためには ・日本人はコレステロールが高いほうが長生き ・血糖値を下げるくするは飲まない→歩く ・がん検診を...
①病院との付き合い方は? ・老化現象ですよという医者は信用できる ・医者によく行く人ほど早死にする ・一度に3種以上の薬を出す医者を信用するな、5種は危険 ②健康を維持するためには ・日本人はコレステロールが高いほうが長生き ・血糖値を下げるくするは飲まない→歩く ・がん検診をしてもしなくても死亡率は一緒(米国での実験) ・食事療法などで、急にやめると癌が増殖しやすい ③気づき ・高血圧のガイドラインは下記の様に変化 160→140(2000)→130(2008) 血液降下剤2000億円売上(1988)→1兆円(2008) ・がんで苦しむのではなく、がん治療のせい ・口を動かす人、体を動かす人ほどボケない ・1980年、がん検診をやめた村(信州泰阜村) 胃がんの死亡率が6%→2.2%に減った ・早期がんはがんもどきが多い ・全身CTで0.08%の人が被ばくで発がん ・ヨーロッパではインフルエンザでも薬を出さない ・マンモグラフィー検査法と死亡率の関係はない ・ほとんどが乳腺症 ・カロリー20%オフのアカゲザルはSTDと寿命が変わらない(NIAアメリカ国立老化研究所2012) ・高齢でも脂肪摂取が長寿の秘訣 ・コーヒーはがん、糖尿病、脳卒中、ボケ、胆石、しわを遠ざける ・5杯で肝臓がん発症率1/5 ・早寝早起きは最高のダイエット ・路上生活者にハゲなし 1か月髪を洗わないと、ツンドラ状
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
健康診断を受けない方がいいと思えてくる本。でも、やっぱり必要な治療や手術はある訳で、見極めは難しいと感じました。人間ドックを受けたら要精密検査となり、やはり検査しにいこうと思っている私。 でも、こういう考えがあると知っておくのは悪くないかな。「がんより怖いがん治療」とあわせて読むと近藤先生の包括的な考えが知れてよいと思いました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
乳房温存療法のパイオニアとして抗がん剤の毒性、拡大手術の危険性など、がん治療における先駆的な意見を発表、啓蒙し第60回菊池寛賞受賞。 (著者紹介より) この本はどう思おうとも一度は最後まで読むのをオススメしたいです。 …というのもあたしは途中でわからなくなってしまった。 この人、何が言いたいんだろう…と。 矛盾してくるからだ。 でもそうではなくて。 だって、医学は日々進歩していて。というコトは 人間の体はまだまだわからないコトが沢山あって。 結局のところ、 『自分はどう死にたいか?』 ではないだろうか、とあたしは思う。いや、 『自分のQOLをどこに保ち、どう死んでいくのか』 かなぁ。 病名とかの問題でなくて、体調不良に対して自分がどう係わっていくのか。 この本の前に読んでいた『薬をやめれば病気は治る』と 共通するところも多くみられていて、 特に『ドクターズルール』は興味津々です。 こちらは世界的に見た医療についても詳しく書かれている。海外ではとっくに解っているコトが日本では広く知られていないとか。 がん、高血圧、気になる方は一度読んでみて欲しい一冊。 あたしも病院へ行って 『それは老化現象ですよ』 って言われてみたいです!!
Posted by
大病する前にこの本に出会えたことに感謝。 いろいろな情報の中の一つとしてとても 勉強になりました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ちょうど2週間ほど前のNHK「特報首都圏」で温存治療法の是非が問われていたところだった。 http://www.nhk.or.jp/tokuho/program/150313.html それを信じ込んでしまうのも危険、ということだったので、当書は軽く飛ばし読みにしようかと思っていた。 でも、読み進めるに従い、「そうなのかもしれない。別の情報から裏を取った上で、自分で判断する必要がある」と思うようになった。 とくに先月引いた風邪はインフルエンザのようだったのだが、これについては、知人が「インフルエンザの予防接種は効果が無い」と強く言っていて、その根拠がこの本で言われていることと同じだったので、毎年受けていた予防接種を来期はどうしたものか、考えて見る気になった。
Posted by