たくらむ技術 の商品レビュー
常に最高のものを作り上げる人は、そこまでするの?!ってところまでしちゃうから、面白い。加地さんのことが前よりもっと好きになった。
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「ロンドンハーツ」「アメトーーク!」のディレクターである著者、加地倫三さんが番組を構成していく上で企画の練り方、いい番組にするための工夫を「企む」という言葉でまとめている本。 企むための「技術」というよりはいい番組作りの為に加地さんが意識しているポイントを紹介している。 サラリ...
「ロンドンハーツ」「アメトーーク!」のディレクターである著者、加地倫三さんが番組を構成していく上で企画の練り方、いい番組にするための工夫を「企む」という言葉でまとめている本。 企むための「技術」というよりはいい番組作りの為に加地さんが意識しているポイントを紹介している。 サラリーマンでいる僕にとっては仕事に持ち込める内容もいくつかあった。 読み終えてみて、最近テレビよりネットの方が面白いと言われている中で「アメトーーク!」が人気番組でいる理由がよくわかった。
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『プラットフォーーム!』 自分が唯一視聴を続けているバラエティ番組、アメトーークなどのプロデューサー本。著名人の新書というものは数多く出版されているが、どれも特殊な立場の人が特殊な状況下で如何に才能を発揮したかという自分語りであり、その特殊解を一般化して読み解く力がなければ参考に...
『プラットフォーーム!』 自分が唯一視聴を続けているバラエティ番組、アメトーークなどのプロデューサー本。著名人の新書というものは数多く出版されているが、どれも特殊な立場の人が特殊な状況下で如何に才能を発揮したかという自分語りであり、その特殊解を一般化して読み解く力がなければ参考には出来ない本が多い。本書もその中のひとつであり、特殊解の羅列ではあるのだが、筆者が裏方の人間であるからか、"システム"、"プロジェクト"そして"プラットフォーム"を作る上で、通じるところは多い。 1つは、如何に業界の常識を疑うかということ。 大げさすぎるタイトルをつけない。邪魔なテロップをつけない。CMまたいで同じ映像を流さない。発言者の意図と違う編集をしない。安易なパクリに走らない。視聴者の望む要求に応え続けた結果、過剰が常識となってしまった価値観を疑うところからイノベーションが生まれる。 もう一つは、如何に失敗するかということ。 ヒットシリーズによる視聴率にしがみつく「勝ち続ける」戦略でなく、視聴率が悪いと見込まれる回で挑戦と調整を重ねる、トータルとして「負けない」戦略。"失敗"を計画に組み込まない結果、失敗するプロジェクトのなんと多いことか! もはやコンテンツを載せ替えるだけで動いていける、プラットフォームと化した氏の番組。プラットフォームの成長と終焉の一例として、今後の展開に期待。
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アメトーク大好きだから、そこに至る表舞台には出ない考え方はとっても興味しんしん。アメトーク好きで考えるの好きな人にはオススメ。
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紺野さんが、考え方に通する所があるといっていた本。 視聴率の高い番組を作るのではなく、面白い番組を作る➡結果として視聴率がついてくる。等々、紺野さんの普段の発言とにかよる所も多い。 他にも、仕事をする上での考え方として、見習いたい部分が多い。 会社愛、チームワーク、内側に入ったコ...
紺野さんが、考え方に通する所があるといっていた本。 視聴率の高い番組を作るのではなく、面白い番組を作る➡結果として視聴率がついてくる。等々、紺野さんの普段の発言とにかよる所も多い。 他にも、仕事をする上での考え方として、見習いたい部分が多い。 会社愛、チームワーク、内側に入ったコミュニケーション 、努力、反省し続ける事など。 うんうん。と頷ける場面が多い本でした。
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アメトーク、ロンドンハーツのプロデューサー。バカげた企みへのこだわり、大人が本気で面白いことをすることで生まれる企み、すべて仕事への情熱、工夫が話しあってこそ。目の前のことから逃げてたら何も成し遂げられないと思い知らされた。
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アメト--クなどを手がける敏腕プロデューサーの書いた書籍。タイトルからはいかにしてアイデアを生み出すかという部分にfocusのある本だと思い読みはじめたが、実際はすごく現場感覚を大事にした本。流行に疎く、機械音痴な作者が、ローカルに人の心の機微に触れながら、いい仕事をしていく戦略...
アメト--クなどを手がける敏腕プロデューサーの書いた書籍。タイトルからはいかにしてアイデアを生み出すかという部分にfocusのある本だと思い読みはじめたが、実際はすごく現場感覚を大事にした本。流行に疎く、機械音痴な作者が、ローカルに人の心の機微に触れながら、いい仕事をしていく戦略を教授してくれる。 感覚的な話が多いが、実際自分が直面している困難に対しての対症方法が直に書いてある事が素晴らしい。トップとしてのチームマネジメント〜AD、followerとしての心意気まで幅広く書かれており、大変参考になった。 最近のinnovater関係の本は理屈重視で、実行力を伴わない本が多い印象であったが、実際に現場で人を動かし、企画を通すための巧みな技術は、そのまま再現出来るモデルだ。 細部へのこだわり、一歩引く姿勢など、自分が疑問に思っていた部分への瓦解もあり、大変有意義な本であったので☆5つ。
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雨トークのプロデューサー加地さんの本。テレビの裏側の話だけでなく、企画を立てる上で心がけていることや、仕事に対する姿勢・こだわり。芸人さんや先輩のすごいところなどが書かれている。 テレビ業界って華やかなイメージあるけれど、とても礼儀正しくまじめな人たちが「面白い」を追及しているのだと思った。 なんか、かっこよかった!こんな人・働き方をしていきたいと思った。
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TV朝日「アメトーーク!」「ロンドンハーツ」プロデューサーによる、仕事における企画・会議・処世術等のノウハウ本。実際に自分の仕事に役立つかどうかはともかく、大好きな番組がどのように作られているか裏側を知れて興味深かった。 特に心に残ったこと ・バカバカしいことにこそ、細部にこだわって全力をつくす。採算度外視で。 ・トレンドを追うのではなく、あえてマイナー又はローカルなものをテーマにすることを心がけている(広島カープ・華丸大吉・プロレス芸人)。家電芸人も、最初はマニア向けと考えていたのが人気企画になったもの。 ・人のコンプレックスを笑いにする場合は、アリかなしかの境界線に気を付ける。例えば、「中学の時イケてないグループに属していた芸人」「運動神経悪い芸人」は、本人の努力で克服できる種類のコンプレックス。だから、今 同じ境遇にある中高生を元気づけ、昔そうだった大人たちには懐かしさを与える、笑いと感動の名作となった。しかし、プレゼン企画で たんぽぽ白鳥さんが持ち込んだ「アゴ芸人」は、本人の努力ではどうしようもない身体的コンプレックスなので、1時間番組通しての笑いにはならないと判断しNGにした。著者にとっては、同じ境遇の人がそのテーマの回を観て、共感したり勇気づけられたりするか?が判断の基準とのこと。
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まっとうに仕事をしている社会人の仕事する上での信条。とても共感した。具体的な芸人さんの名前が挙がって、ちょっとアメトーーク!の裏側が見えるのは面白かった。信条の点は目新しいものはなかったけれど、業界は違っても、仕事の根本は同じということだなと再認識。 すごいなと思ったのは、言いた...
まっとうに仕事をしている社会人の仕事する上での信条。とても共感した。具体的な芸人さんの名前が挙がって、ちょっとアメトーーク!の裏側が見えるのは面白かった。信条の点は目新しいものはなかったけれど、業界は違っても、仕事の根本は同じということだなと再認識。 すごいなと思ったのは、言いたいことが物凄く分かりやすく表現されていること。論理展開、誤解をうみそうな箇所のフォロー。さすがプロ。論文や仕事の話で参考にしようと思いました。
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