すべてはモテるためである の商品レビュー
人とのコミュニケーションのコツをモテるというわかりやすいテーマで解説している。 実践とともに、何度も読んでみたくなる作品。
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文章は軽妙だが分かりやすく飲み込みやすい 人間哲学読解書と言ってもいいのでは! また、数年の時を経て再発売されているので その間の作者の実体験に基づく補足加筆があり 実用書と言ってもいい!! が!題名が内容のすべてを表しているのだが (そしてそれは真の意味で正しいのだが) 題名のせいで手に取られない可能性が高いと 言わざるを得ない!!! 私もラジオで紹介された段階では特に興味がなかった。 同じラジオを聞いていた職場の先輩が貸してくれなければ 読まなかっただろうな。ありがとうパイセン。
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「あなたにとってのモテとは?」から始まって「より良く生きるには」という哲学的考察にまで至る人生の教科書! なんて大仰な内容ではないんですが、単にチヤホヤされるようなモテだけじゃなく、広く人付き合いに関する基本的なスタンスを見直せる本だと思います。 外見のお洒落だったり、心理的に好まれる言動だったりのテクニックも巷には溢れているけど、すべからく万人から好かれるのは無理だよね。それとこっちから好きになる場合でも執着しないこと。 この本で興味深かったのは、新しい文庫版として出版される際に加筆された「モテてみた後で考えたこと」という章。著者の二村さんが実際モテるようになり【モテているのに、心が苦しい】という状態を経験してからの考察。 “女の子がいるお店へ行って練習しよう!”、って部分では面食らったけど、ここで著者が言いたかったのは会話術なんかの表面的な技術じゃなくて(もちろんあるに越したことはないけど)、生身の人との距離の測り方を学べってことなんだろうなぁ。 「私にはモテなんかいらない!我が道を行く!」って人もいるだろうけど、その場合は周りの人が適度に距離を取ってるのかな。誰に嫌われてもいい、なんて考え出したら迷惑かける罪悪感もなくなってくんだろうか…。 だんだん感想から逸れてきたのでこのへんで。同著者の『恋とセックスで幸せになる秘密』も読んでみようかな。
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この本のテーマである「モテる」は、実は性別問わずに言えること。異性間だけの問題でもない。人と接する上で「キモチワルイ」と見られないようにするには、いかに考えて言動をするかに尽きるのかな。
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あの人と付き合いたいなーどうすればいいかなーって感じでふら〜っと本屋を歩いてて見つけて思わず購入したのがこの本。買ってよかったです。ほんとに。結構きついことガンガン言われますが、自分を正してくれるので耐える価値は十分にあります。なんとなく自分が調子に乗っているときや、頑張ってるア...
あの人と付き合いたいなーどうすればいいかなーって感じでふら〜っと本屋を歩いてて見つけて思わず購入したのがこの本。買ってよかったです。ほんとに。結構きついことガンガン言われますが、自分を正してくれるので耐える価値は十分にあります。なんとなく自分が調子に乗っているときや、頑張ってるアピールを始めたときはいつもこの本を読んで自己の調整をしています。たぶん私はこの本を一生手放さないと思います。それくらい良い本です。
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「なぜ、あなたがモテないのかというと、それはあなたがキモチワルイからである」って衝撃の断言から始まり、なんで気持ち悪いのか?明かされていく展開。 キモチ悪さの分析はおもしろかったです。態度や行動のおかしさね。それを克服するための練習方法も具体的。 「あなたにとってのモテるって...
「なぜ、あなたがモテないのかというと、それはあなたがキモチワルイからである」って衝撃の断言から始まり、なんで気持ち悪いのか?明かされていく展開。 キモチ悪さの分析はおもしろかったです。態度や行動のおかしさね。それを克服するための練習方法も具体的。 「あなたにとってのモテるってどういうこと?」も、しっかり考えさせられる。一体どうなりたいの?かと。自己啓発本みたいにも読める。
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モテる、という曖昧な表現を深堀りし、論理的に解決策や行動指標を示す本。将来のこととかを考える為の論理力を養う本として為になります。あとがきが面白い。
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本屋でコーナーが設けられていて、 気になったので購入。 帯にあるとおり、「コミュニケーション論」という表現は的確だと感じた。 モテるというテーマからのせいもあるだろうが、 凄くテンポ良く読み進められた。 自意識過剰。 自分自身もハッとさせられた。 否定しても実はそうかもと思う...
本屋でコーナーが設けられていて、 気になったので購入。 帯にあるとおり、「コミュニケーション論」という表現は的確だと感じた。 モテるというテーマからのせいもあるだろうが、 凄くテンポ良く読み進められた。 自意識過剰。 自分自身もハッとさせられた。 否定しても実はそうかもと思う要素。 異性にもてたいとかも勿論ながら、 恋愛以外の人間関係を良くしたい時にも使えそう。 ゴレンジャーに例えたテクニックもなるほどと思った。 恋愛以外でも使えそう。(6-hatsみたいな感じ?) 定期的に読み返して、 自分が「キモチワルくなっていないか」を 振り返る機会を設けたいと思った。
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これはいい本でした! 黙って買って黙ってリビングの本棚に挿して置いておこう。そして何も言わずに息子が手に取るのを待とうと思います。(親に奨められたら絶対読まないだろうから) もてるための秘策は2つ。 相手の土俵を意識してそこに上がること、自分の中の5レンジャーをうまく組織するこ...
これはいい本でした! 黙って買って黙ってリビングの本棚に挿して置いておこう。そして何も言わずに息子が手に取るのを待とうと思います。(親に奨められたら絶対読まないだろうから) もてるための秘策は2つ。 相手の土俵を意識してそこに上がること、自分の中の5レンジャーをうまく組織すること。 そしてそれが出来るようになるためには、まず自分をよく知らなければならないんだけど、そのためのメソッドの択一問題が丁寧に用意されているから、ひとつひとつ答えて行けばいいんです。なんて親切! 本は親切に出来ているけれど、答えを出すために考えるのは読者です。息子がこの「考える」部分をクリアしてもてる男になってくれればと切に願います。 もてる男になるというのは、社会に有為な男になるというのと同義です。嘘だと思うならこの本を読んでごらんなさい。こういう男と働きたい、こういう男を家族に持ちたいと思いますよ、きっと。 本文じゃなくてイラストページの方ですが、「佇む」を「立たずむ」、「貶める」を「落としめる」とでっかい字で誤記しているのが気になりました。編集者校正者の仕事ぶりに対して星ひとつマイナス。
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「なぜモテないかというと、それはあなたがキモチワルいからでしょう。」 冒頭のこのテーマが最後まで貫かれているのが素晴らしいと思う。モテるためにこの本を読もうとする読者を「その精神が既に負けている」とバッサリ。 とは言え別に説教臭いわけではない。「そもそもどういうふうにモテ...
「なぜモテないかというと、それはあなたがキモチワルいからでしょう。」 冒頭のこのテーマが最後まで貫かれているのが素晴らしいと思う。モテるためにこの本を読もうとする読者を「その精神が既に負けている」とバッサリ。 とは言え別に説教臭いわけではない。「そもそもどういうふうにモテたいのか」から始まる著者の語り口は、やや散文気味ではあるものの、選択肢や分類を提示することによって読者の理解を勧めるよう工夫がされている。その理由は、「現在の俺(筆者)自身へ向けられた説教であり自戒」だからこそだろう。 本書は、第一章と第二章が理論編、第三章と第四章が実践編とでも言うべき構成になっているが、前半二章は繰り返し読みたい。どちらも恋愛するまえに把握して置かなければいけない事柄、平たく言えば「あなたはどんな風にキモチワルいのか、そのキモチワルさはどこから来ているのか」について解説した章。キモチワルさの源泉は自意識過剰によるもので、そのためには自分が一人でも平気な、「自分で選んだ居場所」を見つける、という主張はシンプルだが同意見。 文庫版は、本書が出版された後でモテだした著者による「モテてみた後で考えてみたこと」と「[特別対談]國分浩一郎☓二村ヒトシ」を加筆。人を欲するという気持ちは生まれ育つ環境で培われるもの、という主張を始め、恋とは何か・愛とは何かを語る対談はとにかく面白い。個人的には、コンプレックスなど本人を苦しめている「心の穴」をジョジョになぞらえていたのがツボ。妙に納得。 本書はモテない男性、モテたい必読の書。要するに全男性必読。女性は読んでもいいけど、同じ著者による「なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか」の方が読みやすいと思う。 第五章の以下の一節は白眉。そのまま引用する。 「子どもであることのほうが変化の余地があって、大人になっちゃうと人間が硬直するんじゃないかと考えがちだが、そんなことはない。 子どもであり続けることの方が、「がんこ」で「自分を守っている」のである。 大人だということは、「もうそんなに長い時間は残ってないんだから、なるべく他人を幸せにしよう。」と考えることだ。」
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