すべてはモテるためである の商品レビュー
モテない原因は、あなたがキモチワルイから、という結論から始まる。 数々の具体例はリアルでエグいのもあるが、冷かしでも真剣でも一読して分析してみる価値ありな一冊。
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すごく面白かった。モテるようになるには実践と経験しかないと知った。でもそれは恋愛以外にも言えることで、人間は目的に向かって努力と行動することが大切なんだと学んだ。著者は恋愛をテーマにしてそれを伝えたかったんだと思った。
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男子がモテるにはどうすれば?という主題ですが、前半は数多の自己啓発書、ビジネス書を凌駕する切れ味です。いわく、モテないのはキモチワルイから。キモチワルイのは、自分を過大評価したり過剰に卑下してるから。自己評価が安定しないのは、自分がないから。 したがって、オタク即モテない、では...
男子がモテるにはどうすれば?という主題ですが、前半は数多の自己啓発書、ビジネス書を凌駕する切れ味です。いわく、モテないのはキモチワルイから。キモチワルイのは、自分を過大評価したり過剰に卑下してるから。自己評価が安定しないのは、自分がないから。 したがって、オタク即モテない、ではない。オタクでも自己評価が安定していれば、同じオタク道の女子にモテる、と。 後半は「キャバクラに行っていろんな女の子とおしゃべりする経験値を積もう」といったあたりから段階を踏んでいきます。ここは、具体論としては興味を持たなかったけれど、「戦略読書日記」で楠木建さんが主張されている「スキルよりセンス」「センスは育てられない。しかし育つ」と通底するものを感じました。 ちなみに、この本を手にしたきっかけは、糸井重里のツイートです。 https://twitter.com/itoi_shigesato/status/324444964106956800
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・感覚的には伝わるけど、著者の単語の意味の幅が広い、と感じた。 ・國分功一郎は面白い話するよなぁ。 ・本の中で、一番印象に残ったことは、自分の居場所を作ることについての話と、「あなたの心の中の女」についての話。 ・自分はどんなもの(こと、人)が好きなのかという問題にはもちろ...
・感覚的には伝わるけど、著者の単語の意味の幅が広い、と感じた。 ・國分功一郎は面白い話するよなぁ。 ・本の中で、一番印象に残ったことは、自分の居場所を作ることについての話と、「あなたの心の中の女」についての話。 ・自分はどんなもの(こと、人)が好きなのかという問題にはもちろん私は関心があるし、ずっともやもやした感覚を抱いてきている。そして、そのもやもやは募るばかりだ。 何か(誰か)を好きになるということはいったいどういうことであり、人間の価値を決定する軸として自分の趣味、好きなもの・ことはどれほどの重要性があるのか、ということについては、個人的に一度徹底的に調べる必要があるな、とずっと思っている。 いや、こんなこと書いていると、私が自分の好きなものが何なのかわからない人間みたいだが(しかし、ある意味ではそうなのかもしれないが)、おおまかには自分の好きな物の種類は捉えられていると自分では思っているよ。 なんなんだろう。むしろ、なぜ好きなものがあるのか、それはどのように決まるのか、という問題に興味があるのかもしれない。 いや、社会の中で「休日は何してる?趣味は?」と聞かれまくるように、(そして、無為な休日の過ごし方や無趣味を答えることが、その人間の低い評価につながることがあるように)、社会における趣味・好きなことの重要性がやはり気になっているのかなぁ。 自分で自分をこのような人間だと考えること・言うこと=自己紹介という行為そのものの正しさが問いたいというか、社会における人格の形成のされ方が気になっているというか、個性 is 何?という問題が気になっているのかもしれない。 これらのことは國分功一郎の『暇と退屈の倫理学』を読んでも思ったことだが、このモテ本の第2章あたりを読んでまた思った。
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痛いところを突く。 ○「あなたは『どんなことが好き』なのか」ってことこそ、「あなたとは何者か」ということ ○自分の居場所 ・頭が悪く、頭が固く、自分を守ろうとしている ・相手の土俵に乗れない ・エラソーさと臆病さを治す ・幻想を捨てる ・自分の肚を見せる ・話を聴く ・相...
痛いところを突く。 ○「あなたは『どんなことが好き』なのか」ってことこそ、「あなたとは何者か」ということ ○自分の居場所 ・頭が悪く、頭が固く、自分を守ろうとしている ・相手の土俵に乗れない ・エラソーさと臆病さを治す ・幻想を捨てる ・自分の肚を見せる ・話を聴く ・相手の話で自分が変化する気があるか ・アドバイスは、やがて確実に嫌われる ・おどけるのではなく、解ってほしいと押しつけるのではなく、ただ自己を開示して、みんなに笑われることで、自分がごきげんになる ・ともかく「伝わった」のはキモチワルくない、ということ ・笑顔がすてきであること ・自分の中の異性 ・相手の気もち、ではなく、相手の身になって考える
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盛大にワロタ! そして(解説の方も仰っているが)真面目な哲学倫理学がどっしり来る! この本、ちゃんと最後まで(泣かずめげず軽んじず)読み通せる男性ってどれ位いるんだろう...そんな男性がいたら是非お友達になりたいわーという基準に出来そうなくらいちゃんとした本だという印象が残った。...
盛大にワロタ! そして(解説の方も仰っているが)真面目な哲学倫理学がどっしり来る! この本、ちゃんと最後まで(泣かずめげず軽んじず)読み通せる男性ってどれ位いるんだろう...そんな男性がいたら是非お友達になりたいわーという基準に出来そうなくらいちゃんとした本だという印象が残った。 (ちなみに既婚アラサー♀、若干「キモチワルイ」ヲタの感想です。)
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女性にもおすすめとポップがあったので、思わず買ってしまいました!\(^o^)/w これはいろんな人に読んでいただきたいですね… わたしも当てはまってへこみましたが、自分を見直すのにとってもいい本だと思います!
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面白かった。なぜモテないか。それはあなたがキモチワルイからです。そもそもこういう本読んでる時点でキモチワルイ。というところから始まります。ではなんでキモチワルイのか。自意識過剰だからです。なんで自意識過剰なのか。自分に自信がないからです。なんでか。自分の居場所をみつけられてないか...
面白かった。なぜモテないか。それはあなたがキモチワルイからです。そもそもこういう本読んでる時点でキモチワルイ。というところから始まります。ではなんでキモチワルイのか。自意識過剰だからです。なんで自意識過剰なのか。自分に自信がないからです。なんでか。自分の居場所をみつけられてないからです。じゃあ、自分の居場所があればどうなるの。相手と向かい合うことができます・・・のように思考を下り、組み立てるため、考えさせられます。しかし「キモチワルイ」とは、言い得て妙だなと関心。キモチワルイ人とキモチイイことはできない。
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互いの心に開いた穴を、塞ぐための方法。 過剰な自意識に苛まれる中で、いつのまにか身動きが取れなくなって、どこにも行けなくなってしまった。 キモチワルい、という言葉は、あまりに暴力的で、あまりに破壊的で、だからこそ、その言葉を恐れる心は、果てしなく大きくなっていったのだった。 ...
互いの心に開いた穴を、塞ぐための方法。 過剰な自意識に苛まれる中で、いつのまにか身動きが取れなくなって、どこにも行けなくなってしまった。 キモチワルい、という言葉は、あまりに暴力的で、あまりに破壊的で、だからこそ、その言葉を恐れる心は、果てしなく大きくなっていったのだった。 モテるということは、自分のことを誰かに受け入れてもらうこと、そして、キモチワルくないよと目の前のその人に保証してもらうこと。 そうすると、モテたいという心の動きは、沢山の異性と仲良くなりたいということよりも、むしろ、ただ愛されたいという気持ちを言い換えたものに過ぎないんじゃないか。 社会学者の上野千鶴子が解説文を寄せ、哲学者の國分功一郎が対談で語り合う。 モテるためのマニュアル本に、どうして彼女/彼が興味を惹かれたのか、その疑問は、この本を読み通すうちに、きっと解けてなくなるに違いない。 「てことは「モテたい」が「恋されたい」じゃなくて「愛されたい」だと気がついた人はですね、じつは「ちゃんと他人を愛する能力」を有するのだ。 それを認めて「愛することによって自分が変わるのを、恐れない」のが、つまり「大人になる」ということじゃないだろうか。 (…) 大人だということは「もう、そんなに長い時間は残ってないんだから、なるべく他人を幸せにしよう」と考えることだ」(P.208-209)
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凄い本デス^_^ オトコを理解するのに、最適なバイブルです。上野千鶴子さんが後書きを書いているとあったので、試しにと何気に買った本でしたが、大当たりでした(^。^) 今回、追加された第5章を踏まえて買い直して読みました(^。^) すべての世代の男女みなさんで読んだほうが良いとさえ...
凄い本デス^_^ オトコを理解するのに、最適なバイブルです。上野千鶴子さんが後書きを書いているとあったので、試しにと何気に買った本でしたが、大当たりでした(^。^) 今回、追加された第5章を踏まえて買い直して読みました(^。^) すべての世代の男女みなさんで読んだほうが良いとさえ思います。
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