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ブラック企業 の商品レビュー

3.5

122件のお客様レビュー

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2013/11/06

http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784166608874 , http://www.npoposse.jp/

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2013/10/18

ブラック企業というと、以前はフロントや、企業舎弟と思ってましたが、ここ最近はもっぱら若者を使い捨てするような労務管理をする企業を指して使われるようになりました。社会問題として捉えようという本書ですが、いろいろと考えさせられる、また、考える必要のある問題ですね。

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2013/09/02

深刻な問題を真正面から切り込むとこの国って、やばいんじゃないかと素直に思える。そのやばい状態が常態化している。みんななんとなくは意識しているけど、声をあげない、声をあげても、制度にならない。

Posted byブクログ

2013/08/25

ユニクロやワタミの悲惨な実態。自分がブラックじゃなくて良かったと正直に感じる反面、確かにブラック企業(と働くこと大好きまともに休もうとしない日本人)のせいで日本がだめになるという趣旨には同意。

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2013/08/20

同じ内容を繰り返しすぎ。稚拙な文章に思えてしまい、読むのをやめた。時間の無駄だと感じた。ブラック企業については他の良書から学ぼうと思った。

Posted byブクログ

2015/11/08

著者の今野晴貴はPOSSEの代表。これは、若者自身によって若者の労働問題を解決することを目指して設立されたNPO法人。NPOを立ち上げた後、1500件を超える労働、生活相談に関わってきたという。したがい、83年生まれの若さだが、経験によって養われた洞察力があり、ブラック企業が単な...

著者の今野晴貴はPOSSEの代表。これは、若者自身によって若者の労働問題を解決することを目指して設立されたNPO法人。NPOを立ち上げた後、1500件を超える労働、生活相談に関わってきたという。したがい、83年生まれの若さだが、経験によって養われた洞察力があり、ブラック企業が単なる労働問題に留まらず、社会問題であると断言している。 そもそも、日本型雇用は、長期雇用と年功賃金というと引き換えに、極めて強い人事権の行使を従業員に「合意」させる雇用形態である。ところが、現在の労働組合は、老舗大企業の正社員の日本型雇用を守る能力しか持たず、特に新規企業では日本型雇用の合意は崩され、それが大量の非正規雇用を生み出し、「非正規雇用という貧困状態への恐怖」が、若者を正社員への競争にかり立て、ブラック企業に吸収されていくと、著者は説明する。要は労使関係の変化がブラック企業発生の直接的な要因と断言する。これは、わかりやすい説明と思う。そして、政府や社会がブラック企業問題で遅れをとっているのは「若者の意識」の改善させれば解決する問題であると考えているためと指摘する。 そして、 ブラック企業を規制するのは、①従来の企業別組合だけに期待するのではなく、そのユニオンを外部構築し、外部から新しい交渉や取組を広げて行くこと②労働法教育を確立することを提言する。 結論を言うなら、本書は若者の立場も尊重しながら、ブラック企業問題を論じた良書である。 ただ、若干青臭さも感じた。これは本書の中で繰り返しが多いという文章の拙さから来るものと思う。しかし、一読の価値のある新書である。

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2013/08/13

駄目。ほとんど賛同できません。 もうね、世の中甘くないんだよな。 会社のために死ねる人が欲しいよ。 嫌なら退職してください。 それか労働者の権利が尊重されるところで再就職しましょう。

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2013/07/16

新卒採用の厳しさや、入社後のうつ病・休職について、改めて世知辛い世の中だなぁ…と。 もし今新卒の就職活動を控えていたとして、この本を読んでも実際社会に出てみなければ、会社というものに所属してみなければ、真摯に受け止め理解するのは難しい。 新卒採用や給与関係、職場ハラスメントに関...

新卒採用の厳しさや、入社後のうつ病・休職について、改めて世知辛い世の中だなぁ…と。 もし今新卒の就職活動を控えていたとして、この本を読んでも実際社会に出てみなければ、会社というものに所属してみなければ、真摯に受け止め理解するのは難しい。 新卒採用や給与関係、職場ハラスメントに関しては決して自分の会社は所謂”ブラック企業”ではないとは思うけど、36協定あたりの残業時間に関してはグレーゾーンかもなぁ。 会社に合っていないんじゃないか、職種が合ってないんじゃないか、と自分を責めることが多かったけど、もしかしたらどこでも一緒なのかもって楽に思えた。EU事例の「退社から次の出社まで11時間休息を」なんてありえんかったし。やっぱ働きすぎてた、と思う。

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2013/07/12

読みながら何度か涙を流しそうになった。最近話題のブラック企業についての新書。著者の今野晴貴さんは一橋大学博士課程在籍者。 本書ははじめにブラック企業の現状、実態を説明してゆく。その中身は新卒の大量採用とその後の選別による若者のカット。そしてその方法は長時間労働と精神的重圧に寄る...

読みながら何度か涙を流しそうになった。最近話題のブラック企業についての新書。著者の今野晴貴さんは一橋大学博士課程在籍者。 本書ははじめにブラック企業の現状、実態を説明してゆく。その中身は新卒の大量採用とその後の選別による若者のカット。そしてその方法は長時間労働と精神的重圧に寄る鬱病の発症などの精神障害だ。 さらにブラック企業の社員を辞めさせる技術について語り、かつブラック企業から守る方法を挙げてゆく。 面白かったのは後半、どうしてブラック企業が生まれたのかという章だ。もともとの日本型雇用形態である終身雇用と年功序列、そしてこれらと表裏一体の強い命令権のうち、ブラック企業は命令権だけを残しながら社員の福祉を担う部分をカットしている。ブラック企業も雇用の歴史の中から生まれた存在だったのだ。 そして最後はブラック企業に対する対策が論じられる。 本書はこれから就活をする大学生に、さらには社会構造を知らない高校生にも、もちろん現在働いている若い世代皆にとって考えて欲しいテーマをわかりやすく解説した。優良書でした。 是非読んでみてください。

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2013/11/23

日本型雇用のいいとこどりで、若者を使いつぶし、その負担を社会に押しつけ、海外逃亡する。若者は、戦略的思考を身につけよ。 悪代官みたいなわかりやすい悪者のイメージが、だんだんぼやけて、あっちもこっちも日本だったら普通にあって、別の本だと賛美されてることがここでは悪で、結局どうした...

日本型雇用のいいとこどりで、若者を使いつぶし、その負担を社会に押しつけ、海外逃亡する。若者は、戦略的思考を身につけよ。 悪代官みたいなわかりやすい悪者のイメージが、だんだんぼやけて、あっちもこっちも日本だったら普通にあって、別の本だと賛美されてることがここでは悪で、結局どうしたらいいのって感じ。

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