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ブラック企業 の商品レビュー

3.5

122件のお客様レビュー

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2014/04/18

ブラック企業の事例やパターン、対処法等について書かれた本。 肝心な対処法については全体の一割ほどしかページを割かれておらず、就活生の目線からどう見分ければ良いのかが掴みきれなかった。 (パターンに注目して探りを入れれば良いという事?) さらに「ブラック企業をなくす社会的な戦略」と...

ブラック企業の事例やパターン、対処法等について書かれた本。 肝心な対処法については全体の一割ほどしかページを割かれておらず、就活生の目線からどう見分ければ良いのかが掴みきれなかった。 (パターンに注目して探りを入れれば良いという事?) さらに「ブラック企業をなくす社会的な戦略」として ①個々人が労働組合・NPOに加入 ②労働法教育の普及。 等、浅い提案で終わった点も残念。入社後の対策として ①労働弁護士への相談 ②個人加盟の企業外部ユニオンへ相談。 などの示唆があった事は収穫だったがわざわざ本書を買って得る情報か疑問が残る

Posted byブクログ

2014/03/16

≪目次≫ 第1部  個人的被害としてのブラック企業  第1章  ブラック企業の実態  第2章  若者を死に至らしめるブラック企業  第3章  ブラック企業のパターンと見分け方  第4章  ブラっ企業の辞めさせる「技術」  第5章  ブラック企業から身を守る 第2部  社会問題とし...

≪目次≫ 第1部  個人的被害としてのブラック企業  第1章  ブラック企業の実態  第2章  若者を死に至らしめるブラック企業  第3章  ブラック企業のパターンと見分け方  第4章  ブラっ企業の辞めさせる「技術」  第5章  ブラック企業から身を守る 第2部  社会問題としてのブラック企業    第6章  ブラック企業が日本を食い潰す  第7章  日本型雇用が生み出したブラック企業の構造  第8章  ブラック企業への社会的対策 ≪内容≫ かなり分かりやすく書かれている。第1部の内容は、ある程度知っていたが、第2部の分析がわかりやすい。しかし、その対策は現在の日本では簡単に進むと思われないが、これをやって行かないと、将来の日本は後進国化すると考えられる。

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2014/02/16

特に目新しい内容はなかった。霞が関で働いているキャリア組と言われてる中堅位までの人達は民間ブラック企業よりもきついと思うけれどあまり叩かれないね。自分と世代の近い著者は一般企業での実務経験がない又は浅いのではないかと思う内容の持論が多かった。ハローワークで働いた経験のある人が書い...

特に目新しい内容はなかった。霞が関で働いているキャリア組と言われてる中堅位までの人達は民間ブラック企業よりもきついと思うけれどあまり叩かれないね。自分と世代の近い著者は一般企業での実務経験がない又は浅いのではないかと思う内容の持論が多かった。ハローワークで働いた経験のある人が書いた方がもっと凄い内容が出て幅広い世代に読まれそうだけど。

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2014/02/10

ブラック企業とはどういう企業か? それは、若者を食いつぶし、使いものにならない廃人になるまで使い倒して社会に放り出す、社会悪。 ひたすら会社の利益を追求し、かかる費用は公費に押し付ける、社会保障の敵とも言える企業のことだった。

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2014/02/04
  • ネタバレ

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現状認識は確かに合ってるような気がするけど、それに対して提案している解決策は理想論っぽくてぱっとしない。

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2014/01/07

言わんとすることは評価するけれど、本の中身は繰り返しが多く、後半はかなりすっとばしたし、読むのが辛かった。

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2013/12/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館で借りた本。 この本では、主に新卒の新入社員を大量に雇用しておいて、使えない(会社にとって都合の悪い)社員をやめるように追い込んでいく手口が書かれてあった。 最近では、新入社員の何割かが入社から半年以内に辞めてしまうという話を聞くと、みんな我慢が足りないのかなと思っていたけど、こういうブラックな企業が大量に採用して、大量に退社へ追い込むから、そういう数字になっちゃうのかなと思った。

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2013/12/16
  • ネタバレ

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何となく感じていたブラック企業に対することが、明言化されていて、すっきりした。 就職氷河期をリアルに感じていた世代なので、本当に納得しながら読めた。

Posted byブクログ

2013/11/13

終身雇用制に伴い,良好な労使関係を築いてきた日本型雇用だが,グローバル化の流れの中で,その形態も崩れつつある。日本型雇用の副産物である「家族型経営・サービス残業」といった言葉も,その実質的な形を変えつつある。企業側も生き残りに必死であり,ブラック企業=悪と一方的に決め付けることは...

終身雇用制に伴い,良好な労使関係を築いてきた日本型雇用だが,グローバル化の流れの中で,その形態も崩れつつある。日本型雇用の副産物である「家族型経営・サービス残業」といった言葉も,その実質的な形を変えつつある。企業側も生き残りに必死であり,ブラック企業=悪と一方的に決め付けることは難しい側面もあるのだが,教育現場においては,もしもの時の自分の身の守り方,ワークライフバランスの概念は,しっかりと身につけさせておきたい。「仕事に打ち込める社会人」を育てることと同時に,「たかが仕事,と良い意味で割り切れる社会人」としての良識も育てていくことが必要だ。キャリア教育の真価が問われる時代でもある。

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2013/11/11

個人的な被害を強調するだけのようなブラック企業論ではなく、社会問題として捉えた本。若者がうつ病に罹患させてやめさせるような、人材育成の放棄の問題、病気にさせるような職場であるにもかかわらず労災をみとめず医療費を社会保険に払わす私たちの税金に負担を転嫁させている問題等々。 これまで...

個人的な被害を強調するだけのようなブラック企業論ではなく、社会問題として捉えた本。若者がうつ病に罹患させてやめさせるような、人材育成の放棄の問題、病気にさせるような職場であるにもかかわらず労災をみとめず医療費を社会保険に払わす私たちの税金に負担を転嫁させている問題等々。 これまで若者が自己中心的で新卒3年で辞めると言われているが、社会構造の変化と対にして語られないと、本質を欠いていると指摘した内容。 この本をみると、ブラック企業が日本全体をますます狂わしていく方向に加速させること、そして、そもそもブラック企業が生み出されたのは、大企業の正社員(しかも男性)が稼ぎ、福祉の手当などを給与に含めることで成り立ってきた、「日本型雇用」に母胎があることなど、日本社会のあり方をかんがえさせられる内容だった。

Posted byブクログ