空耳の森 の商品レビュー
七海学園派生作品 冷ホットライン:雪山遭難 ☆アイランド:孤島に置去りにされた子供達。地底洞窟での食料調達や獣との戦い。隠された秘密が面白い。 空耳の森:全話総括。信号「サヨナラシンデレラ」参照。
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9編の短編集。何かいまいち面白くなくて、途中でやめてしまった。このミステリ・フロンティアのシリーズ、よく読んでたよなー。と思って調べたら、今も不定期で出ているそうだ。しかしこの人も最近は全然本出てない。4冊しか出してないとは。売れ続けるというか、書き続けるのって大変なんだなぁ。
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単なる短編集だと思ったら、七海学園のスピンオフでした!でもって、連作短編集でした! 一つ一つはちょっとしたミステリ仕立てで、叙述トリックがポツリポツリ。中にはあー、あれね。と分かるもの(悲しみの子)もあるが、分かった端からラストはさらなるビックリが仕掛けられていたりする。 一見関連のなさそうな物語の数々は、「空耳の森」で全てを巻き込み、繋げて、「アルバトロス…」の淡い期待と未来を匂わせて閉じていく。
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デビュー作を読んだ時、度肝を抜かれたのを思い出した。短編でもびっくりするような仕掛けがきっちり。すごい。 しかも一つ一つがすごいのに、最後の一遍でまたさらに仕掛けてあって。そのまままた最初のページに戻りたくなった。 前の作品も読み返そう。より楽しめるはず。
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正直、最初は『七つの海を照らす星』『アルバトロスは羽ばたかない』のおまけ程度に考えていたのだけれど、これは前2作を読んだ人は絶対読んだほうがいい。油断するとびっくりするくらい出来がいい。むしろシリーズファンはこれを読まないと非常に損をすることになる。
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連作ミステリ短編集。このシリーズはやっぱり全部繋がってるんですね。 これまでの流れをすっかり忘れてしまっていて、最後に繋がってるのは分かったんですが前巻までがどういう展開なのかすっかり忘れてしまってました。単品でも話の出来自体も良いので楽しめるけど、前巻までを押さえておかないと肩...
連作ミステリ短編集。このシリーズはやっぱり全部繋がってるんですね。 これまでの流れをすっかり忘れてしまっていて、最後に繋がってるのは分かったんですが前巻までがどういう展開なのかすっかり忘れてしまってました。単品でも話の出来自体も良いので楽しめるけど、前巻までを押さえておかないと肩透かしというかモヤモヤしたまま終わりますね。
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リコの話が一番つらい。 でもその後は元気でいるようでよかった。(「晴れたらいいな、あるいは…」の冒頭の老人達の付き添いや「空耳の森」の病院内の老人介助の人がリコだと信じてます!)
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前作2冊を読んでからだいぶ時間が経っていたので繋がってる事に気付くのが半分以上読んでからという。。。連作短編なのはわかったんだけどなー。 でもどの作品も独立して読める。やはり上手いと思う。さよならシンデレラのラストが物凄くやりきれなくて落ち込んでいたが桜前線と最後の空耳の森があっ...
前作2冊を読んでからだいぶ時間が経っていたので繋がってる事に気付くのが半分以上読んでからという。。。連作短編なのはわかったんだけどなー。 でもどの作品も独立して読める。やはり上手いと思う。さよならシンデレラのラストが物凄くやりきれなくて落ち込んでいたが桜前線と最後の空耳の森があって良かった。 とにかくもう一回あの2冊を読みたい。
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最後の突然の登場人物たちの説明を理解できなかったけど、実はそれまでの短編の登場人物たちだったのね。 続きものらしいのでまた読み返したいなー。
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まだ早い春の日、思い出の山を登るひと組の男女。だが女は途中で足を挫き、つかの間別行動をとった男を突然の吹雪が襲う。そして、山小屋でひとり動けない女に忍び寄る黒い影……。山岳を舞台にした緊迫のサスペンス「冷たいホットライン」。孤島に置き去りにされた幼い姉弟の運命を描く「アイランド」...
まだ早い春の日、思い出の山を登るひと組の男女。だが女は途中で足を挫き、つかの間別行動をとった男を突然の吹雪が襲う。そして、山小屋でひとり動けない女に忍び寄る黒い影……。山岳を舞台にした緊迫のサスペンス「冷たいホットライン」。孤島に置き去りにされた幼い姉弟の運命を描く「アイランド」。ある不良少女にかけられた強盗の冤罪をはらすため、幼馴染の少年探偵が奔走する「さよならシンデレラ」。居酒屋で男が安楽椅子探偵に遭遇する「晴れたらいいな、あるいは九時だと遅すぎる(かもしれない)」など。 「七つの海を照らす星」、「アルバトロスは羽ばたかない」の続編にあたる短編集。いや、結果的には連作短編集。叙述のひとだから、慎重に想像しながら読んだ。なので真相に驚きはしないけれど、やっぱりそういうことか、ときれいに着地させてくれるのがすごいところ。七海学園の子たちの話の続きだとわかっていたので、これはあの子の話だろうなと予想しながら読むと楽しい。しかし河合先生がこんなバックグラウンドのある人だったとは。ただ、これは一冊目からそうだろうけど、全体的に春奈がすごい人扱いされすぎてるのがちょっときになるかなあ。あと前作読んでないと後半はほんとに何の話してるのか意味不明だとは思う。作家名といい、無茶をする人だ。でも最後は希望のあるラストだったのでよかった。ラストはそういうことだよね。あと一冊くらいやって元気いっぱい復活はるのん編をやってほしいけど、もうネタは出尽くした感じだろうか。あとやるとしたら亜紀の話くらい?
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