幕末史 の商品レビュー
1853年 ペリー59歳、日本人について学び来航、国書を渡す、オランダからの情報で事前に通訳を用意、長崎へいけ、開国↔︎尊皇攘夷、石炭補給地、寄港地、通商路を目的に、勝の主張は軍艦を買い海軍を育てる 1854年 和親条約、下田と函館を開港、吉田松陰の師が佐久間象山、攘夷論者の徳川...
1853年 ペリー59歳、日本人について学び来航、国書を渡す、オランダからの情報で事前に通訳を用意、長崎へいけ、開国↔︎尊皇攘夷、石炭補給地、寄港地、通商路を目的に、勝の主張は軍艦を買い海軍を育てる 1854年 和親条約、下田と函館を開港、吉田松陰の師が佐久間象山、攘夷論者の徳川斉昭(なりあき)、その息子が徳川慶喜 1858年 通商条約、横浜など開港、朝廷は京都、福井の松平慶永の家来の橋本左内が奮闘し水戸一橋を、が井伊直弼が紀州家持を、朝廷の許可を得て政治をする必要はない、頼みの島津斉彬も死、安政の大獄で左内や松陰を殺害、1860年 桜田門外の変で井伊が死、掃部頭かもんのかみと称していたため「いいカモ」 1860年 勝海舟が咸臨丸の艦長となってアメリカへ、経済問題で尊皇攘夷が、孝明天皇が攘夷の権化、幕府への反乱がそうさせた、天皇側の岩倉具視が孝明天皇の妹を幕府に、長州の高杉晋作らが朝廷と幕府の合体(航海遠略策)を、寺田屋事件は薩摩藩尊皇攘夷派が撲滅 1863年 慶喜の攘夷決行を長州が、会津と薩摩で長州を朝廷から追い出す、生麦事件で薩英戦争、いずれ攘夷のためとりあえず開国を、新選組が攘夷派の集まる池田屋を襲撃、蛤御門の変で長州やられる 長州の戦略家は高杉晋作、政略家は桂小五郎、長州は幕府と敵対、薩摩名義で艦船や鉄砲を長州へ、長州は兵糧米を薩摩へ、第二次長州征伐、朝廷の許しを経て開国へ、この決定が遅すぎた、1866年薩長同盟へ、孝明天皇は毒殺か、慶喜との合体を防ぐため、薩摩藩の倒幕の意思は鮮明に、あとは長州 1867年 龍馬の船中八策を後藤象二郎から山内容堂へ調停を、西郷大久保は倒幕を、
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半藤さんの文章はおもしろい。 歴史の事実を並べながら半藤さんの解説も入りつつ、今まで私が覚えてた幕末の歴史とはまた違う切り口でお話をしてくれるってかんじ。 特に、日本人は起こってほしくない事は起こらない事として考えてしまう、戦争中もそうだったというような文章があったんですけど、それが印象的だった。
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半藤氏による、幕末(ペリー来航から大久保利通暗殺までの約25年)についての講義をまとめたもの。 薩長史観、いわゆる明治維新史観に異議を唱えるという著者の意図がよくわかる。 いわゆる維新志士とよばれる人たちの人柄や邪心なんかがとてもよくわかり、かつ講義をまとめたものなので読みやす...
半藤氏による、幕末(ペリー来航から大久保利通暗殺までの約25年)についての講義をまとめたもの。 薩長史観、いわゆる明治維新史観に異議を唱えるという著者の意図がよくわかる。 いわゆる維新志士とよばれる人たちの人柄や邪心なんかがとてもよくわかり、かつ講義をまとめたものなので読みやすく、歴史が流れるように、すっと頭に落ちる。 昭和史とともに、良本。
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BOOK DATE: 嘉永六年(一八五三)六月、ペリー率いる米艦隊が浦賀沖に出現。役人たちは周章狼狽する。やがて京の都はテロに震えだし、坂本龍馬も非業の死を遂げる。将軍慶喜は朝敵となり、江戸城は開城、戊辰戦争が起こる。新政府が樹立され、下野した西郷隆盛は西南戦争で城山の地に没す―...
BOOK DATE: 嘉永六年(一八五三)六月、ペリー率いる米艦隊が浦賀沖に出現。役人たちは周章狼狽する。やがて京の都はテロに震えだし、坂本龍馬も非業の死を遂げる。将軍慶喜は朝敵となり、江戸城は開城、戊辰戦争が起こる。新政府が樹立され、下野した西郷隆盛は西南戦争で城山の地に没す――。波乱に満ち溢れた二十五年間と歴史を動かした様々な男たちを、著者独自の切り口で、語り尽くす。 ISBN 978-4-10-127181-1 C0195 ¥710E
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ペリー来航から西南戦争までの幕末史に関して。 必ずしも薩長を正と見ず、明治維新はあくまで革命戦争に過ぎないということを史実に基づき物語る。 読み応え十分で面白かった。
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半藤さんの初著書。 わかりやすく小ネタもたくさん。 幕末を反薩長視点で書かれていて、新鮮であっという間に読みました。 半藤さん作品、ぜひ他にも読んでみます。
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タイトル通り、幕末の歴史を紹介している。講義を開催したものを本にまとめたものでかなり読みやすかった。
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竜馬がゆくと坂の上の雲の間を埋めようと思って、昭和史を教わった半藤さんの本を読んでみたけど、ずいぶん司馬さんと好みがちがうのね。
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著者が特別講座として話したことをまとめたもの。ペリー来航から西南戦争まで。幕末から明治までの一連の流れを知るのに手ごろな内容。
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これはお薦め!! 講義をまとめたものなので話し言葉で書かれていて読みやすい。 元々幕末に関することは中高生の頃は何の興味もなく歴史の授業での知識はほぼ皆無だけど、大河ドラマの『新撰組』、『篤姫』、『龍馬伝』で知識を得たり、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』、『翔ぶが如く』(翔ぶ、は3巻く...
これはお薦め!! 講義をまとめたものなので話し言葉で書かれていて読みやすい。 元々幕末に関することは中高生の頃は何の興味もなく歴史の授業での知識はほぼ皆無だけど、大河ドラマの『新撰組』、『篤姫』、『龍馬伝』で知識を得たり、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』、『翔ぶが如く』(翔ぶ、は3巻くらいしか読んでないけど)で何となくわかっていた気がしていた。 で、最近『八重の桜』を見ていて、今まで何となくわかっていたような幕末は、龍馬さんや薩長側から見ていて偏った見方であったのだなーと感じていたところに、この『幕末史』で、なるほど、歴史は一方的に見てはいけない、ドラマや小説はある程度事実に基づいているとはいえ、やはりある人にスポットを当てたフィクションであることを痛感させられた思いで読み進め、先ほど読み終えたところだ。 幕末のほか、大東亜戦争に関する歴史小説も興味を持って乱読(と言ってもそれほど数をよんでないが)しているが、小説はあくまで小説なんだと思わなければならないのだと改めて感じるいいきっかけとなった。 といいつつ、やっぱり龍馬さんが好きだな~、とか、大久保さんはあまり好きじゃないとか、島津斉彬さんは凄い人だけど久光さんはイマイチだな~とか、西郷さんはよくわからない人、山本覚馬は頭の良い人、新撰組は嫌い、勝海舟は小さな偉人、土佐藩の上士はムカつく、な~んて勝手に好き嫌いを思うのも面白いのでやめられないところもある。 やっぱり歴史モノは大好き。
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