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幕末史 の商品レビュー

4.1

101件のお客様レビュー

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2015/11/17

講座か何か聞いているような、とてもわかりやすい幕末史。 こんなに読みやすい幕末から明治までの本あったのか!と思ったくらいに読みやすかった。 あとがきに書いてあった「明治維新は明治革命だ」と言っている。 これには私も同感だ。 維新という言葉1つで片付けれないくらい紆余曲折ありの 全...

講座か何か聞いているような、とてもわかりやすい幕末史。 こんなに読みやすい幕末から明治までの本あったのか!と思ったくらいに読みやすかった。 あとがきに書いてあった「明治維新は明治革命だ」と言っている。 これには私も同感だ。 維新という言葉1つで片付けれないくらい紆余曲折ありの 全く関係ないであろう、私情にもつれた明治最初に たくさんの人の血は流れたのは間違いない。 薩長が近代社会を築き上げたんだ!さすがすごいぜ!と教育された人もいることでしょう ただそれは美談として語られることではなく。というね。 この明治から大正昭和と続き国を作ったと言われてはいるが 結局のところ長々と続いた、そんな薩長で固められたお偉いさん集団が終戦とともに 国を終わらせたようなもんだ。とも思う。 まぁ人それぞれ考えることは違うだろうけども。 戦争なんてやってもロクなことないな!

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2015/08/05

ペリー来航から大久保殺害までの講義録をまとめたもの。軽妙な語り口で読みやすいが、半藤さんの作品としては、文春文庫のそれの方がしっかりしていて好ましい。2015.8.5

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2015/06/08

近代日本における最大のターニングポイントである幕末期〜明治に至る一連の動きについて、著者独自の目線で語り下ろした慶應丸の内シティキャンパスでの特別講座をもとにまとめられた一冊。文庫本で500ページの分量ながら、口語調の文章が読み易く、当時の複雑な時代背景が手に取るように理解できる...

近代日本における最大のターニングポイントである幕末期〜明治に至る一連の動きについて、著者独自の目線で語り下ろした慶應丸の内シティキャンパスでの特別講座をもとにまとめられた一冊。文庫本で500ページの分量ながら、口語調の文章が読み易く、当時の複雑な時代背景が手に取るように理解できる。 著者は、そもそも明治“維新”という表現自体、所謂「薩長史観」による後付けであり、当時、開国後のビジョンらしきものを意識していたのは勝海舟くらいのもので、西郷隆盛のように武骨な精神の持主も何人かいたかもしれないが、要するに幕末史の本質は、これまた後付けによる“万世一系の天皇”に名を借りた大義なき政争であった、と喝破する。 もちろん、歴史の解釈は一つではないし、本書もまた、「賊軍」としての長岡藩をルーツにもつ著者なりのフィルターを通した一つの「ものの見方」ではある。それでも、様々な事件の背景にある当事者たちの人となりや環境に思いを馳せ、世界に類を見ない無血革命を導いた当時の(良い悪いは別として)「空気」を感じることが、現代にも大きな教訓をもたらすのは間違いない。

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2015/05/19

歴史は教科書のように、一直線には進んでいない。ぎりぎりの攻防があった。裏を返せば、違う歴史になる可能性だってあった。 明治維新は薩長史観であることも意識すること。 三条実美❌ 岩倉具視

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2015/04/30

モノの見方は見る側によって違うことを痛感する。明治維新=正しい行いではなく、新政府が勝ったから、彼らの価値観が正しいものとして後世に広く伝わっていると言えるのかな。

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2015/02/02

長岡にルーツを持つ著者が、薩長史観に異議を挟みながら動乱の四半世紀を饒舌に物語る。既に開国という目的を遂げながら、権力獲得のため無用の戦乱を引き起こしたとして薩長を批判する著者の舌鋒は鋭い。勿論薩長側にも言い分はあるだろうからその是非は措くとしても、幕末の混乱期にその後日本が昭和...

長岡にルーツを持つ著者が、薩長史観に異議を挟みながら動乱の四半世紀を饒舌に物語る。既に開国という目的を遂げながら、権力獲得のため無用の戦乱を引き起こしたとして薩長を批判する著者の舌鋒は鋭い。勿論薩長側にも言い分はあるだろうからその是非は措くとしても、幕末の混乱期にその後日本が昭和期にとった行動の萌芽があることの指摘は面白いと思った。語り口は名調子風だが幕末の語り部にありがちな湿っぽいロマンチシズムがなく、落ち着いて読めるのが良。

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2015/02/01

ちょうど大河ドラマの「翔ぶがごとく」をみている時に、読んでいた。扱っている時期が幕末から西南戦争と同じであるが、視点が、大河ドラマは西郷始め薩摩側、この本は反薩長側のため、見方が違く、また同じ事件でも登場人物が異なっていることが多々あった(大河ドラマ側のわかりやすさのため配慮のた...

ちょうど大河ドラマの「翔ぶがごとく」をみている時に、読んでいた。扱っている時期が幕末から西南戦争と同じであるが、視点が、大河ドラマは西郷始め薩摩側、この本は反薩長側のため、見方が違く、また同じ事件でも登場人物が異なっていることが多々あった(大河ドラマ側のわかりやすさのため配慮のためか?)。幕末維新(作者は維新という言葉を好かないらしい)を自分の中で整理できたと思うので、読んでよかったと思う。

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2015/01/04

まあまあのボリュームがありますが、これでもダイジェスト版にしているのかなという幕末観。学校の歴史の授業では、さらーと流されていく近代史の始まりが、わかりやすくまとまっていると思います。

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2015/01/03

今年最初の読破本。 幕末の動きがよくわかる一冊。あまりよく理解していなかった幕末だけに非常に勉強になりました!

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2014/11/01

こんなドタバタで今に至るなんて、、、驚きです。近代史を教科書に載せないのはこういうことなのかもと思ったのでした。

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