編集ガール! の商品レビュー
可もなく不可もなく。だけどものすごおおおおく物足りないぞっ。もっと濃厚な物語を読みたかった。 あらすじ: 中堅編集社務め高沢久美子27歳。入社以来ずっと経理部に所属していた彼女に突然社長直々に辞令が下される。何と新しい雑誌制作部を作り、彼女をそこの編集長にするというのだ。編集社...
可もなく不可もなく。だけどものすごおおおおく物足りないぞっ。もっと濃厚な物語を読みたかった。 あらすじ: 中堅編集社務め高沢久美子27歳。入社以来ずっと経理部に所属していた彼女に突然社長直々に辞令が下される。何と新しい雑誌制作部を作り、彼女をそこの編集長にするというのだ。編集社に努めているものの、編集なんてしたことがない。素人の彼女は戸惑いながら、各部署から集められた年上年下入り混じった部下たちと女性誌を制作へ暗中模索。大体事務と編集では出社時間だって違うのだ。 上手くいっていた恋も、ぎすぎすしだして――…。 なんて安易な。いやスミマセン。だからこそわかりやすくてまあ面白いんだけどね。ただ、「編集」ってタイトルにつくんだったら、もう少し編集の仕事を深く掘り下げてほしかったし、彼女の成長、恋の行方、新部署での人間関係をもっとじっくり丁寧に書いて欲しかった。これじゃああっさりしすぎで、肩透かしを喰らった気分だ。 あまりにも予想できる展開だったなあ。むー、物足りない。
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社長の鶴の一声で新雑誌編集長を仰せつかった元経理ガールの成長物語。ちょっとありきたりで新味に欠けます。
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出版業界の舞台裏を描くお仕事小説と言えば、 大崎梢さんの鉄板ネタですが…、 五十嵐さんはどんなふぅに描かれるのかと…。 恐らく、現実はもっと厳しいんだろぅけど…、 五十嵐さんのライトノベルらしぃ作風で、 ボク的には、好きな展開でしたよ…。うん…。 最後は、少しばかりの唐突感も...
出版業界の舞台裏を描くお仕事小説と言えば、 大崎梢さんの鉄板ネタですが…、 五十嵐さんはどんなふぅに描かれるのかと…。 恐らく、現実はもっと厳しいんだろぅけど…、 五十嵐さんのライトノベルらしぃ作風で、 ボク的には、好きな展開でしたよ…。うん…。 最後は、少しばかりの唐突感もありましたが、 それも、作者のメッセージを推察してみると、 言わんとしてることはわかるし、いいでそぅ。 身近だけど、よく知らなぃお仕事や業界って、 やっぱり、とても興味があるので、 もっと、いろんなお仕事小説を読みたぃな~。
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出版社で働いていたことがあるので、途中までは楽しく読めたけど…最後はなんだかちょっと残念な感じ。 せっかく丁寧に書かれていたのに、唐突すぎちゃってもったいない。
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ある日突然経理部員が新創刊誌の編集長に。 しかも彼氏が部下に。 テンポも良くサクサク読めたが 後半の展開がやっつけっぽい。 連載の枠があったのかもしれないが 中盤まで面白かっただけに勿体無い。 【図書館・初読・11/16読了】
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経理部員が編集長に!雑誌を立ち上げる大変さがわかるな~ 2012.11.14
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出版社の仕事には興味があったので、その面ではわかりやすくておもしろかった。 でも綺麗にまとまりすぎてるというか…。
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〈内容〉高沢久美子は出版社に勤める27歳。といっても経理部員だ。 会社には秘密だけれど、単行本編集部に勤務する31歳の加藤学とは付き合って三年。そろそろ結婚の話も出ている。 ところがある日、ワンマン社長の長沼からいきなり新雑誌の編集長に任命された。 以前、適当に書いた企画書が通っ...
〈内容〉高沢久美子は出版社に勤める27歳。といっても経理部員だ。 会社には秘密だけれど、単行本編集部に勤務する31歳の加藤学とは付き合って三年。そろそろ結婚の話も出ている。 ところがある日、ワンマン社長の長沼からいきなり新雑誌の編集長に任命された。 以前、適当に書いた企画書が通ってしまったのだ! 女性ファッションの通販雑誌を自分で創刊するなんて、久美子にできるわけがない。 新編集部のメンバーは社内よりすぐりのツワモノばかり。その上、彼氏の学まで部下になるなんて! 素人ばかりの編集部は前途多難……
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エンディングが唐突な感じがする。それまでは丁寧な書き込みで、雑誌ができるまでというガイドブックを読んでいるかのようだったのだが、いきなり飛んでしまった感が否めない。登場人物にお約束的などんでん返しがあったりして気分よく読んでいただけに残念。それさえなければ読みやすさも手伝って★4...
エンディングが唐突な感じがする。それまでは丁寧な書き込みで、雑誌ができるまでというガイドブックを読んでいるかのようだったのだが、いきなり飛んでしまった感が否めない。登場人物にお約束的などんでん返しがあったりして気分よく読んでいただけに残念。それさえなければ読みやすさも手伝って★4つだったかな。それにしても河本くん、ちょっとかわいそう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読みやすさや面白さの点では星4つでもいいのだが。 ちょっと前の少女漫画だなあ、というのが最初の感想。 雑誌の創刊に関する編集の仕事ガイドとしてはとても興味深い。 たった1冊の雑誌にもこれだけの労力が必要なのだとわかるから。 しかし、設定や展開や登場人物のキャラ設定は、「何の取り柄もないと自分では思っていた女の子が、モテキャラの男の子に見初められて幸せになる「パターンの少女漫画そのままである。 出版社に入りたくて、しかし希望が通らずに経理をやっていた、というならともかく、どこでもいいから就職して、経理でいいです、と仕事をしてきた女の子が、いくら独裁者的社長の命令だからといって新雑誌の編集長になり、なるのはいいが、その仕事にハマり込んでいくというのは、あまりにもうまく行きすぎなんじゃなかろうか。 そうでなければ物語が成立しないから仕方ないとはいえ、なんの心理的伏線もなく仕事の面白さにのめり込んでいくのはちょっと納得しづらい。 責任感の強さ、だけで成り立つのかなあ。 しかも結末は、単に男女の立場を逆転させただけのように見えてしまう。 なぜ学は仕事を辞められるんだろう。 いつだって当然のように久美子に食事を作らせていたような男性なのに。 辞めてもいいと思っているようなそぶりはどこにもなかった気がする。 現在の自分の状況とオーバーラップする部分がけっこうあったので、身につまされつつ読んだ。特に、なにかにつけて「素人のくせに」と見下されるあたり。 これはたぶん、言われる側がそれを真に受けてひるんではいけないということなのかもしれない。素人であることは事実だが、そういって何もしなければ永遠に素人のままなのだから。 どこかで、批判を承知のうえで踏み出す勇気が必要なんだなと思った。 五十嵐さんは、青春モノや女性のお仕事ものを書くといつもとても軽くなる。思い込みとか常識みたいなものがちらちら顔をのぞかせることも多い。 女性目線のようでいて、ちょっとズレてる、という指摘が本作の中にもあったが、作者自身にもそういうところがあるんじゃないかなあと思わなくもない。あえて、そういう書き方をしているとしたら、その狙いはなんなんだろうな。
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