逃走 の商品レビュー

薬丸岳(著者)

2013/11/09

「友罪」を読んだので薬丸さんの本を読んでみようその６。

なんだかなぁ…という感じでした。

いつも感じるなんだかなぁ…とはちょっと違って。
いつもは、こういう場合はどうしたらいいんだろうか、
何か別の道があったんじゃないだろうかとか、
考えさせられる感じなんですが、今回は普通のミステリーといいますか。
問題提起的な部分を期待して読んでいたので、
その点では残念でした。

2013/10/04

10月-1。3.5点。
殺された、ラーメン屋の店主。
児童養護施設出身の男が、容疑者。
容疑者の妹、ともだち、家族を中心に。
容疑者は、逃走しながら、何故かメッセージ性を残す。

結構面白かった。この人は乱歩賞以来、上手い具合に成長した。
次作も期待。

2013/09/29

なんかフツウでした。可もなく不可もなくな。印象に残りにくい感じ。読後もやりきれない感が残る。最初がグッと惹きつけて読ませてくれただけに後半に行くにつれ残念だったので★３つ。

2013/07/03

薬丸岳は、人の心情を描くのは向いていないのでは？
とても青い感じかする。
いまいち入り込めない、サクッと読めた。

2013/06/12

読みやすかったが、ぐんぐん引き込まれてというわけではない。
後半になってくると、徐々に落としどころもみえてきた。
２１年前の事件での捜査が間違っていたという設定はどうだろう？

2013/06/09

逃走ってタイトルだけど、何故ちょこちょこ足取り残して逃げなきゃならなかったのか、良く分からなかった。うーん？父親と母親目線で語った方が面白そう。

2013/05/27

一気に読んだ。
“逃げて！”よりも “どうして？ ”の気持ちで読み進んだ。
家族の衝撃的な結末が切ない。
その後の3人の幸せを祈りたくなる。

2013/05/26

躍動感はあったが、いかしきれず。
自分は兄弟ものに弱いせいか、
読み進めてしまった。
自分の主観をいれても、もう一歩。

2013/05/07

ん～・・・・まあ普通。読みやすさはあるけど、なんかもっと逃げる以外に他にやり方はなかったものだろうか？とか思ってしまう。
最終的な真相も「まあそんなところかな」という落としどころ感がいっぱいで。。。
さくっと読めて、という風に薦めるにはちょっと内容がお気楽に読めるような明るさでもないし。登場人物に焦点を当てる読み方にしても全体的にすっきりしないし。
いろんなところが若干中途半端な感じがした。つまらないわけではないんだけど・・うーん。

2013/04/28

閉店後のラーメン店で、店主が何者かに暴行され死亡した。通報した若者を容疑者として始まった捜査は、早期解決が確実視されていたが…。『佐賀新聞』『大阪日日新聞』などで順次掲載された作品を加筆修正して単行本化。

薬丸作品にしては展開がモタモタしていると思ったが、データベースに「新聞に順次掲載された作品を加筆修正」とあるのを見て納得。終盤の展開に「なるほど！」と思いつつも登場人物たちの行動原理には疑問符が付きまとった。
（Ｃ）