逃走 の商品レビュー
あっと驚くどんでん返しもなく思った通りの展開の話だった。 どこかでみた二時間ドラマ的な? 崖までててくるし(笑) 全体に説明くさい。
Posted by
薬丸さん2冊目。 逃走する意味がよく分からなかった。 境遇の割に妹が何も考えてなさすぎ。 みんな暗い過去のある人ばかりなのに印象薄い。 最初の方はテンポよく、面白いかも、と思ったのに後半残念。 読みやすかったのが唯一の救い。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
致死障害事件を犯た祐輔は逃走し、父と母そして秋山という男が関わる過去の事件の真相を突き止めるという話し。祐輔の行動の結果、誰もが余計に傷ついてしまっているのかなという思いがするが…。
Posted by
逃げなきゃよかったのに・・・。 真実を知るためだったとしても、他の方法はなかったの? 妹思いの優しい兄なんでしょ? だったら妹や友達に心配させちゃダメだと思う。 なぜだろう?妹の美恵子にあまり好感が持てなかった。 美恵子が年齢の割に幼い感じだから? 「兄貴」と呼ぶのが私の中では...
逃げなきゃよかったのに・・・。 真実を知るためだったとしても、他の方法はなかったの? 妹思いの優しい兄なんでしょ? だったら妹や友達に心配させちゃダメだと思う。 なぜだろう?妹の美恵子にあまり好感が持てなかった。 美恵子が年齢の割に幼い感じだから? 「兄貴」と呼ぶのが私の中では違和感あったから? 子供の頃からそう呼んでいたから今さら呼び方を 変えるのも照れるかもしれないねー。 あんまり感動しなかった。冷めてるなぁ、今日の私。
Posted by
養護施設ひかり荘で働く小沢美恵子は 兄裕輔とともに施設出身者 兄弟の父親は小学生のころに亡くなり 母親もすぐにいなくなってしまった 美恵子は兄裕輔に頼り守られて生きてきた 裕輔は休みの日になると園を訪れ子供たちと ふれあう頼もしい兄貴 そんな裕輔が殺人事件の容疑者として 追わ...
養護施設ひかり荘で働く小沢美恵子は 兄裕輔とともに施設出身者 兄弟の父親は小学生のころに亡くなり 母親もすぐにいなくなってしまった 美恵子は兄裕輔に頼り守られて生きてきた 裕輔は休みの日になると園を訪れ子供たちと ふれあう頼もしい兄貴 そんな裕輔が殺人事件の容疑者として 追われることになる 亡くなったのはラーメン店の店主秋山 通報で駆け付けた救急隊員に 秋山が遺した言葉は「約束を守れなくてすまない」 逃走してしまった裕輔を追いながら 裕輔と秋山のつながりを求める捜査となる 罪が重くなると分かっていても 確かめなければならない真実を求め裕輔は 小豆島、白浜、広島へと向かう 裕輔は何故か自分の足跡を警察に残していく その意図するものは兄弟の父親が亡くなった 21年前の事件へと繋がっていく 散りばめられた布石が徐々に 一つの真実へ、兄弟に明かされることの なかった父と母の秘密 その秘密はまた新たな悲しい罪を作ってしまった。 秋山が遺した言葉はただ、ただ、虚しく 別の方法があったのではないかと思わずにはいられない 裕輔が美恵子を思う気持ちが強く伝わるが ちょっと行き過ぎのような気もしてしまう 裕輔に守られて大事にされてきた 美恵子が羨ましい反面、兄に対しての 依存度が少し煩わしくもあったが 二人の絆を強固なものにしてしまった 環境に致し方ないのかもしれないと思い これもある意味罪なことだと感じた。
Posted by
早期解決を確実視された殺人事件。容疑者の若者は何のために逃げ続けるのか? 驚愕と感動のラストが待つ、乱歩賞作家による逃亡劇。 閉店後のラーメン店で、店主が何者かに暴行され死亡した。通報により駆けつけた救急隊員に、「約束を守れなくてすまない」と声を振り絞り、被害者は息絶える。通報し...
早期解決を確実視された殺人事件。容疑者の若者は何のために逃げ続けるのか? 驚愕と感動のラストが待つ、乱歩賞作家による逃亡劇。 閉店後のラーメン店で、店主が何者かに暴行され死亡した。通報により駆けつけた救急隊員に、「約束を守れなくてすまない」と声を振り絞り、被害者は息絶える。通報した若者を容疑者として始まった捜査は、早期解決が確実視されていたはずだった……(amazonより抜粋) 犯人の正体というよりかは逃走の真相、というか過去の真実に重きをおいた小説でした。 薬丸さんは読みやすい。 文章につまらず、二度読み返さなくていい。 サラサラ読める面白さがあり、あっというまに読んでしまいました。 ただ残念なのが真相部分が案外すらっと来てしまったので、あら・・という印象です。 そこは暴かれるんじゃなくて独白に近い形になってしまうんだなぁ。 悪くはないけど、最高だ!とは言い難い。
Posted by
施設で育った兄妹。 ラーメン店の店主が殺害され、兄は逃走した。 何のために兄は逃げるのだろうか。 兄に庇護されて生きて来た妹だが、結婚してもおかしくない年齢の女性とは思えない。魅力が全く感じられないのは残念だ。
Posted by
「きっと母親は二人とも愛していたんだ」 たった一つの言葉で救われる人もいるし、 それぞれの思いやりが少しずつすれ違って 悲劇が起こってしまうこともある。 そんな話。
Posted by
図書館より。 ラーメン店店主の男性が殺害される。早い段階で容疑者は浮かび上がるのだが、容疑者は逃走し続ける。その真意と事件の裏に隠された真実に迫るミステリー小説。 ミステリーとしては他の薬丸作品と比べると、少し弱いかな、と思います。薬丸さんの文体はとても読みやすいので、そ...
図書館より。 ラーメン店店主の男性が殺害される。早い段階で容疑者は浮かび上がるのだが、容疑者は逃走し続ける。その真意と事件の裏に隠された真実に迫るミステリー小説。 ミステリーとしては他の薬丸作品と比べると、少し弱いかな、と思います。薬丸さんの文体はとても読みやすいので、その分『天使のナイフ』や『悪党』といった社会派の重厚なテーマでも、読者に重たい気分にさせ過ぎることなく、それでいて問題提起できる作品に仕上げられていると思います。この作品はその「社会派」の側面が他の作品と比べると弱めなので、少し物足りなさを覚えてしまいました。 でも、結末部分の真相から明らかになる人間ドラマの部分はなかなか良かったと思います。薬丸さんの社会派作品ももちろん今後期待したいですが、この方向性をさらに突き詰めた作品もありかなあ、とも一方で思います。
Posted by
説明 早期解決を確実視された殺人事件。 容疑者の若者は何のために逃げ続けるのか? 驚愕と感動のラストが待つ、乱歩賞作家による逃亡劇。 閉店後のラーメン店で、店主が何者かに暴行され死亡した。 通報により駆けつけた救急隊員に、「約束を守れなくてすまない」と声を振り絞り、被害者は息絶え...
説明 早期解決を確実視された殺人事件。 容疑者の若者は何のために逃げ続けるのか? 驚愕と感動のラストが待つ、乱歩賞作家による逃亡劇。 閉店後のラーメン店で、店主が何者かに暴行され死亡した。 通報により駆けつけた救急隊員に、「約束を守れなくてすまない」と声を振り絞り、被害者は息絶える。 通報した若者を容疑者として始まった捜査は、早期解決が確実視されていたはずだった……。
Posted by