バーニング・ワイヤー の商品レビュー
ウォッチメーカーが出でくるって・・・ って、思ってたら、リンカーの次作だった 登場人物がなかなか渋く、いい味です 裏切らないわ〜〜
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久々のリンカーン・ライムシリーズ。 いやいや、電気怖すぎるっしょ! 今作はこれまでのシリーズ作品の中でもオススメ度は高い作品でしたね。 きっとウォッチメイカーは他所の国での登場だけでは終わらないと踏んでたけど、 急に目の前に現れてビックリしました。 でもそこはさすがリンカーン、きっちり読んでましたね。 まさか今回捕まえられるとは思わなくて、そこもビックリ。 でもきっと、地獄の傀儡子ばりに脱獄とかして またリンカーンと対峙するのでしょう。 それもまた楽しみです。 そして、リンカーン!最後に何を悪いこと考えちゃったの?!とか思ってたら 超前向きだった!応援したい! プラスキー、これからも市警の一員として頑張ってほしい!
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とにかくハードカバーの新刊は高いので、と手を出すことを止めてしまって以来、早や12年が経ってしまった。初期の頃のリンカーン・ライム・シリーズは驚愕の面白さで読者に常に驚きを与えてくれていたが、いつの日にかパターン化して新鮮さが消えてゆく。 本書は、そんなぼくにとってあまりに...
とにかくハードカバーの新刊は高いので、と手を出すことを止めてしまって以来、早や12年が経ってしまった。初期の頃のリンカーン・ライム・シリーズは驚愕の面白さで読者に常に驚きを与えてくれていたが、いつの日にかパターン化して新鮮さが消えてゆく。 本書は、そんなぼくにとってあまりに久しぶりのライムのシリーズである。10年前に発刊された本書から、シリーズ読書を再開すべきか否かのリトマス試験紙にもしてみたい。 本書序盤は、電気を使った殺人、電気への復讐、と、電気がとにかく本書のテーマ、と、電気、電気、電気のオンパレードである。それが派手過ぎて、読み始めたことを早くも後悔し始める自分がいる。正直、八割方、新手のアイディアに飛びついたのであろう作家ディーヴァーのほくそ笑む表情が透けて見えるようでとっつきにくいものがあった。 しかし、しかし、物語が終盤を迎えるところで、これまでとは確実に異なる気配が漂い始める。いつもの好敵手的犯罪者の正体にストーリーが及んでみると、この物語は見た目とは全然異なる表情を浮かべ始めるのだ。うわあ、やられた! そうだった、この作家はこの、ツイストを命とする作家だったのだ。 終盤の二転三転するツイストまたツイスト。その中で徐々に物語の真相が姿を見せてゆくことで、前半の耐え難き電気攻撃は、ここに来て許せる気になってしまう。そう、また、やられたのだ。騙された。この作家に。嬉しい悔しさ、である。 ライムを初めとして、あまりに多くの登場人物が関わってくることにも最初は戸惑いを感じさせられる。他シリーズの主要キャラクターも参加してくるし、主要舞台であるニューヨークの他、本シリーズで二度もライムの手を逃れている好敵手Xをメキシコで捕縛する作戦も気になる。やはりシリーズならではの面白さがあるとともに、12年前までの本シリーズの騙しの手際がじわじわと蘇ってきたのである。 ディーヴァーの作品は常々おもちゃ箱みたいだ、と感じていたのだが、本書も例外ではなかった。ただ、他愛のないおもちゃ箱で済まない、ライムの人生を左右する心身状況、キャラクター間の人間関係の多様さ、等々、生活面の様々な喜怒哀楽と、それぞれの人物の個性が徐々に際立ってきて、ラストシーンを、それぞれのキャラクターの物語でも見事に切り上げてくれる辺りは見事としか言いようがない。 やはりディーヴァーは語りの名手、マジシャンなのだ、と再認識させられてしまった。はい、そう。今回もまた、完敗です。
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リンカーンライムシリーズ。電気を駆使する犯人をチーム・リンカーンが追う。またメキシコでウォッチメイカーの痕跡を発見。メキシコの捜査員と連携しながら彼を捕まえようとする。前作と同じ構造の物語が始まる 生活必需品の電気のおそろしさを丁寧に描写してくれたが、技術的なところは専門的すぎて...
リンカーンライムシリーズ。電気を駆使する犯人をチーム・リンカーンが追う。またメキシコでウォッチメイカーの痕跡を発見。メキシコの捜査員と連携しながら彼を捕まえようとする。前作と同じ構造の物語が始まる 生活必需品の電気のおそろしさを丁寧に描写してくれたが、技術的なところは専門的すぎてほとんどななめ読みした。また今回のどんでん返しには正直に不意を突かれた。
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「電気」は現代、生活必需品であり電気を利用したモノも多種多様化してきた。中でもEVと言われる電気自動車など電力の需要は益々増えることは間違いない。それを賄うエネルギーがこの小説のような環境問題から大事件、事故になるのは誰もが予測できる。怖いのは「目に見えないモノ」に対して人は恐怖...
「電気」は現代、生活必需品であり電気を利用したモノも多種多様化してきた。中でもEVと言われる電気自動車など電力の需要は益々増えることは間違いない。それを賄うエネルギーがこの小説のような環境問題から大事件、事故になるのは誰もが予測できる。怖いのは「目に見えないモノ」に対して人は恐怖に落ちる、それは「感電」と言う恐ろしさだ。 現代の鑑識捜査官のツールには驚愕だ。今後さらにビックデータなどAIを駆逐し微細証拠でも明確に突き詰めれるのは疑いない。 「天才とは下調べを怠らない有能な人物にすぎない」エジソン
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シーリーズ9作目、NY市科学捜査顧問リンカーン・ライムが挑む真犯人は意外な人物。 ジェフリー・ディーヴァーのリンカーン・ライムシーリーズ。今回の事件はニューヨーク市内の変電所や電力会社等の送電線を狙い無差別殺人事件が次々と発生する。 変電所を遠隔操作で操り過剰な電圧が掛かる様...
シーリーズ9作目、NY市科学捜査顧問リンカーン・ライムが挑む真犯人は意外な人物。 ジェフリー・ディーヴァーのリンカーン・ライムシーリーズ。今回の事件はニューヨーク市内の変電所や電力会社等の送電線を狙い無差別殺人事件が次々と発生する。 変電所を遠隔操作で操り過剰な電圧が掛かる様に仕向け街の中で爆発的な放電を発生させバスごと市民を感電死させる。市内のホテルのフロアに電気を流し手すりやドアノブ等金属にさわった客は全員感電死して行く。等想像も出来ない様な残虐な手口で犯行が繰り返され犯人からは電力大手アルゴンクイン社にNY市内の強制停電させる要求が届く。 犯人は、病気退職し会社に恨みを持つ元アルゴンクイン技術者なのか、再生エネルギーに否定的なアルゴンクイン女社長か、それとも環境団体ジャスティス・フォー・ジ・アースのテロなのか、、、 また時を同じくしてLAの捜査官キャサリン・ダンスからライム因縁の犯罪者ウォッチメーカーをメキシコで包囲しているとの報告を受ける。ウォッチメーカーは逮捕されるのか? 9作目にしてもライムを取巻くチームの目まぐるしい活躍や犯罪の巧妙な仕掛けはJ・ディーバー健在が十二分に伝わりマンネリ感も無く斬新なストーリーで相当なボリュームある小説ですがあっという間に読み終わります。
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リンカーン・ライムシリーズは、ハズレがない。 今回は、電気が凶器。ニューヨークの送電網を巧みに利用して、爆発的な放電や、大量の電流で感電死させる。 犯人は誰か?その目的は何か? ライムが唯一取り逃がした『ウォッチメーイカー』も登場し、二つの捕物劇が、やがてひとつになっていく。 ...
リンカーン・ライムシリーズは、ハズレがない。 今回は、電気が凶器。ニューヨークの送電網を巧みに利用して、爆発的な放電や、大量の電流で感電死させる。 犯人は誰か?その目的は何か? ライムが唯一取り逃がした『ウォッチメーイカー』も登場し、二つの捕物劇が、やがてひとつになっていく。 読み始めたら先が気になって仕方ない。結構な厚さの本だけれど、2日で読了してしまった。 リンカーン・ライムシリーズはまだまだ続きそうだけれど、よくまぁネタ切れしないもんだ。
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ライムとウォッチメーカーのスリリングな対決。 お互い憎しみながら、認め合う存在になっている。 今回は、ライムの勝利、続編がある感じ。 やはり、ディーバーの物語は、引き込まれる。 舞台装置、大物、小物、登場人物すべてにリアリティがある。 見えない凶器、電気との戦い。 ヤサグレ、アナ...
ライムとウォッチメーカーのスリリングな対決。 お互い憎しみながら、認め合う存在になっている。 今回は、ライムの勝利、続編がある感じ。 やはり、ディーバーの物語は、引き込まれる。 舞台装置、大物、小物、登場人物すべてにリアリティがある。 見えない凶器、電気との戦い。 ヤサグレ、アナログ刑事のフレディが、事件解決の糸口をつくる。 ライムは、手術を受けて、病状が回復?
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〈リンカーン・ライム〉シリーズ第9弾 文春ミステリ4位、このミス8位 今回の敵は「電気」。この目に見えぬ凶器を巧みに操って殺戮を繰り返す犯罪者がニューヨークを恐怖の淵に叩きこむ。惨劇への秒読みが進むなか、ライムは微細な証拠から犯人を割り出そうと苦闘する。だが同時に彼は、メキシコで進行中の天才犯罪者ウォッチメイカー逮捕作戦の支援もしなくてはならない。 あいかわらずハズレがなく面白い ほんとに良くできてるレベルが高いわ ジェフリー・ディーヴァーinterview 『私は少なくとも、一年に1冊の本を出版します。最初の一文字を書く前に、8ヵ月間を、取材とアウトラインを書くことに費やします。すべてのプロットの要素、犯行とそれを解き明かすヒント、もちろん登場人物まで、事細かに設定するのです。 アウトラインを詳細に書く理由は二つあります。一つは、物語には構造が必要だということ。もう一つは、よいアイデアが浮かんだからと言って、それをすべて文章にすればいいというわけではない、ということです。 私はライムのように頭は良くありません。ただ、一つ才能があるとすれば、ビビッドな想像力を持っているということでしょう。次から次へとプロットが浮かんでくるので、物語にまとめていく時に、減らしていくのです』
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ある日発電所の近くで市バスの感電事故が起こる。 周囲の金属を溶かすほどの火花が散り、体に突き入った金属で内部から焼かれる被害者。 それは電力会社に恨みを持つ者が意図的に仕組んだことらしい。 この事件を追いつつメキシコ警察と連携して逃がしてしまったウォッチ・メイカーを追うリンカーン...
ある日発電所の近くで市バスの感電事故が起こる。 周囲の金属を溶かすほどの火花が散り、体に突き入った金属で内部から焼かれる被害者。 それは電力会社に恨みを持つ者が意図的に仕組んだことらしい。 この事件を追いつつメキシコ警察と連携して逃がしてしまったウォッチ・メイカーを追うリンカーン・ライムとそのチーム。 相変わらずトムやクーパーは頼もしく、プラスキーは不安定。 最後は大どんでん返しが鮮やかでしたが、鮮やか過ぎてただただ読むだけに終わりました。 それもまたよしですか。 最後の最後にライムが・・・! ぜひ読んでみてください!
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