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バーニング・ワイヤー の商品レビュー

4.1

82件のお客様レビュー

  1. 5つ

    22

  2. 4つ

    36

  3. 3つ

    15

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

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2013/06/17

 個人的には、登場人物が多すぎる……ってカタカナ名まえを私が覚えるのが苦手だからなのかな。シリーズ物とはいえ、ストーリーの主流ではないエピソードが出てくるにはページ数が足り無い気がする。駆け足すぎてあわただしい印象。  あと、うーん。作者のくせと言うか、書き方でネタバレしてしま...

 個人的には、登場人物が多すぎる……ってカタカナ名まえを私が覚えるのが苦手だからなのかな。シリーズ物とはいえ、ストーリーの主流ではないエピソードが出てくるにはページ数が足り無い気がする。駆け足すぎてあわただしい印象。  あと、うーん。作者のくせと言うか、書き方でネタバレしてしまっているところがあり、残念。この先って、これを時代劇のように楽しめるか否かになってくるのかなー。それはそれで恐ろしい。  また、プラスキー氏の悩みがアレでこうだから、で解決してしまうのは「正義であれば何をしても問題ない」という思考なのだろうか。エピローグでは悩んでいるけれど……まさかこれが「正しいアメリカ」って奴ですか? だとしたら怖いなぁとも思ったり。  こんな風に話を読みつついろいろ考えてしまうほどの隙があるというのは、私がストーリーにのめりこめていない証拠なのかもしれない。

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2013/06/10

緻密な捜査描写や犯行の技術的な表現が好きな人にはたまらない。逆にくど過ぎと思うかもしれない。今回は、電気の分野でしたが余り明るく無い分野は辛いかも、他の本も期待してみよう

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2013/06/07

リンカーン・ライム物は読書中、背筋が寒くなる感がホラームービーなみ。 今回も途中で我慢できなくなって結末を眺めながらの読書となってしまいました。怖いもの苦手な人にはお勧めできないので、星三つ。 一方で新作を読むたびに、こんな世界もあるのかと興奮させられるのも事実。米国の今を感じ...

リンカーン・ライム物は読書中、背筋が寒くなる感がホラームービーなみ。 今回も途中で我慢できなくなって結末を眺めながらの読書となってしまいました。怖いもの苦手な人にはお勧めできないので、星三つ。 一方で新作を読むたびに、こんな世界もあるのかと興奮させられるのも事実。米国の今を感じられるし、生活の中で見落としていた部分を改めて見直して学びたくなる。今回は電気です。 本国で今週発売された新作にも期待してます。

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2013/05/31

5月-13。4.5点。 リンカーン・ライム、第9作。 電力を操り、人を感電死させる犯人。 前半で犯人が判明して追うが、脅迫・感電事件と後手に。 そして、驚愕の事実が判明。 面白い。さすがディーヴァー。後半、平行するメキシコの別事件と、 どんでん返しの新事実に、やられた。 本当に面...

5月-13。4.5点。 リンカーン・ライム、第9作。 電力を操り、人を感電死させる犯人。 前半で犯人が判明して追うが、脅迫・感電事件と後手に。 そして、驚愕の事実が判明。 面白い。さすがディーヴァー。後半、平行するメキシコの別事件と、 どんでん返しの新事実に、やられた。 本当に面白かった。次作にも期待。

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2013/05/29

リンカーン・ライムシリーズ第九作(何気に長期シリーズ)。今回は電気を使って残忍な犯罪を企てる敵が相手(→毎回毎回よく思いつくなと感心)。いつものように物語は後半二転三転、ストーリーが1点に集約される謎解きは中々のカタルシスです。ラストは次回作へと繋がる感じで…

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2013/05/22

リンカーン・ライム9作目です!! 今回の凶器は電気(ジュース)!! 電気網を自在に操る犯人。そして犯行予告。 その一方で、仇敵ウォッチ・メイカーがメキシコで動いていた。 カリフォルニア捜査局キャサリン・ダンス、メキシコ捜査当局とウォッチ・メイカーを追い詰めていく。 今回はラ...

リンカーン・ライム9作目です!! 今回の凶器は電気(ジュース)!! 電気網を自在に操る犯人。そして犯行予告。 その一方で、仇敵ウォッチ・メイカーがメキシコで動いていた。 カリフォルニア捜査局キャサリン・ダンス、メキシコ捜査当局とウォッチ・メイカーを追い詰めていく。 今回はライムの仲間たちにもそれぞれの悩みが。 FBIの潜入捜査官デルレイはハイテク捜査についていけない憤りを感じ、焦る。 ルーキーのロン・プラスキーはいつまでも自分に自信が持てずにいる。そしてロンが犯した過ち。 そしてライム自身にも体調の心配が襲う・・・。 ライムがいない世界なんて考えられない!!心配する介護士トムとパートナーのアメリア・サックス。 「NY市警鑑識課を共同で指揮するプラスキーとサックス、それがライムの遺産となるだろう」 ああ~、最後はそうきましたか!!

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2013/05/06

 凶器が電気というのが怖くておもしろい。半分くらいまできてやっと話に入り込めた。半分以降は一人ひとりの性格も分かってきて、おもしろくなってきた。シリーズものらしいので、知っている人は、初めからグイグイ入っていくんだろうなあと思う。

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2013/05/02

ディーヴァーは裏切らない。 リンカーン・ライム・シリーズ9作目にして、これだけ引き込まれる面白さ。 慣れた読者には先を読めるところもありますが、それも楽しみのうち。 ライムと仲間達の活躍を堪能させてもらいました。 リンカーン・ライムは科学捜査の天才。 かって鑑識の捜査中に事故で...

ディーヴァーは裏切らない。 リンカーン・ライム・シリーズ9作目にして、これだけ引き込まれる面白さ。 慣れた読者には先を読めるところもありますが、それも楽しみのうち。 ライムと仲間達の活躍を堪能させてもらいました。 リンカーン・ライムは科学捜査の天才。 かって鑑識の捜査中に事故で全身不随となり、身体は指先を少し動かせるぐらいだが、頭は精密、性格は傲慢。 ハイテク機器に囲まれたベッドの上で、1作目で恋人になった巡査アメリアを目と手の代わりにして、警察の捜査に協力しています。 今回の敵は電気。 という設定にまず興味をそそられます。 電気を自在に操る犯人が、事故を起こさせ、電力会社アルゴンクインの女社長に脅迫状を送りつけてきます。 電力供給を50%に落とさなければ、さらに事故を起こすと。 それは到底不可能なことなのだが‥ そこらじゅうに張り巡らされている電線。町中どこにでもある恐怖に囲まれ、アメリアも戦慄しながら、次々に現場に赴き、捜査を進めます。 環境テロなのか、個人的な恨みか‥ 犯人の目的は? ライムはもう一つの事件も抱えていました。 かって取り逃がした殺人犯で宿敵ともいえるウォッチメイカーがメキシコにいるという情報が入ったため、カリフォルニア捜査局のキャサリン・ダンス(スピンオフシリーズの主役)とともに、逮捕作戦をサポートしていたのです。そちらの情勢が逐一入る状況。 これまでの作品に登場した面々が少しずつ登場し、ファンには楽しい展開。 とくにFBIのフレッド・デルレイが危険な捜査に賭け、立場があやうくなりかけますが‥ 最先端の技術に遅れをとりがちな地道な捜査官の面目が保たれて、ほっとする一幕。 そして最後にリンカーン・ライム自身の重大な決断があり、これが感動を呼び起こすのです。 作者は雑誌記者、弁護士を経て、1988年作家デビュー。 1990年、40歳のとき、専業作家に。 とくに好評なリンカーン・ライム・シリーズは、1997年の「ボーン・コレクター」に始まり、「コフィン・ダンサー」「エンプティー・チェア」「石の猿」「魔術師(イリュージョニスト)」「12番目のカード」「ウォッチメイカー」「ソウル・コレクター」この「バーニング・ワイヤー」(原著は2010年)と1年か2年おきに続いています。 最初の2冊の衝撃力は、その後はないかもしれませんが~ あんなに怖いのを毎年読みたいわけでもないので、ちょうどいい。 軽めの単独作品なども加えると、20数作あるようです。 97年以来、水準を超える作品をこのペースで書き続けているのは、凄いの一言。

Posted byブクログ

2013/04/14

リンカーン•ライムシリーズ9作目。 このシリーズの今までの作品はどれも楽しめたので ハードルは高いかもしれません。 しかし、どうしても星4つはつけることができませんでした。 色々な意味で区切りの作品。 次に期待したいです。

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2013/03/20

待ちに待ったジェフリー・ディーヴァー。それも、<リンカーン・ライム>シリーズ。 やっぱり期待は裏切らない。 これまでの作品に対する読者の批判的意見に答えるべく、「改善」も試みられている。 得意の「どんでん返し」技を抑え、すっきりさせた感じだ。 連続ドラマの終わり寸前にある「え...

待ちに待ったジェフリー・ディーヴァー。それも、<リンカーン・ライム>シリーズ。 やっぱり期待は裏切らない。 これまでの作品に対する読者の批判的意見に答えるべく、「改善」も試みられている。 得意の「どんでん返し」技を抑え、すっきりさせた感じだ。 連続ドラマの終わり寸前にある「えっ!?」みたいなことがこれまで多かったが、大筋に関係ないところではほとんど使われていなかった。 ただ、ストーリーの流れには若干スムーズさを欠いているように感じてしまった。 でも、それはわがままで贅沢な読者の悩みに過ぎないか。最高に面白い作品であるのは間違いないのだから。

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