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バーニング・ワイヤー の商品レビュー

4.1

82件のお客様レビュー

  1. 5つ

    22

  2. 4つ

    36

  3. 3つ

    15

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

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2017/01/05

リンカーン・ライムシリーズ。今回は電気を使った犯罪に挑む。因縁のウォッチメイカーとの対決もあり。相変わらず傲慢なリンカーンが、体が動かないことに絶望し、安楽死を望む場面も。

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2016/09/02

今回のライムの敵は「電気」 この本を読み進めていくと、電気が私たちの生活にどれほど必要でそしてどれほど恐ろしいものかを認識させられた。 今作も予想外の展開で面白かった。 終わり方もドキッとさせられてそしてホッとした。

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2016/08/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

リンカーン・ライムシリーズ9作目になるらしい。 1作目から読んでいこうと思っていたが、途中で分からなくなりもうどんな順番でもいいや、というわけで本作。 地球の日をまじかに控えた4月のある日、マンハッタン内の変電所で巨大なアークフラッシュ(電気により爆発)が発生。市バスの乗客ら複数の死傷者が出た。 何者かが変電所に細工をし、電力会社のシステムに侵入して、故意に起こした事故だった。 それから届く脅迫状とともにエスカレートしていく電気事故、犯人は?目的は? リンカーン・ライム率いる捜査チームとの攻防戦が繰り広げられる。 今回の事件の相手は「電気」。もちろん後ろで操るものがいるわけだが、目に見えない、スピードは時速1100万キロ。そして人間の生活するところいたるところに存在する恐るべき相手だ。 読み進めていくにつれ、電気について知れば知るほど電気の恐ろしさを再認識させられる。 人間の心臓を止めるにはたった100ミリアンペア、ヘアドライヤーの消費電力の百分の一の電気で足りるという具体的な事実を聞かされると、普段当たり前のように身の回りにある電気が恐ろしくなってくる。 今回は事件の展開より電気の恐ろしさを再認識しただけ・・・ということはないのだけれど。 件の宿敵ウオッチメイカーにも進展があるし、ライムに関する進展もあるし、今後も目は離せない。

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2018/10/15

電流を武器にする敵。こいつはやばい。電流はあちらこちらにあり、人を死に至らしめることができる。 ルーキーことプラスキーが今回も頑張っている。リンカーンも珍しく目をかけている。 いとこのアーサーとの仲も修復されていたリンカーン。 パーカー・キンケイドもちょこっと出演だ。 ウォッチ...

電流を武器にする敵。こいつはやばい。電流はあちらこちらにあり、人を死に至らしめることができる。 ルーキーことプラスキーが今回も頑張っている。リンカーンも珍しく目をかけている。 いとこのアーサーとの仲も修復されていたリンカーン。 パーカー・キンケイドもちょこっと出演だ。 ウォッチメイカーもメキシコで暗躍。キャサリン・ダンスも電話で出演。 久しぶりにフレッド・デルレイもリンカーンの捜査に参加。 終盤のチャーリー・サマーズは可哀想。これ下手したら命を落としていた。実力がある、このキャラはまた出てきてほしい。 リチャード・ローガンことウォッチメイカーの最後はあっけなさすぎるので驚き。リンカーンに傾倒しすぎてしまったゆえか。しかし、リンカーンは気づきすぎだ。 発電機から盗聴器、ひげぜんまいから機械式時計、エスパーすぎる。 ウォッチメイカーは進歩的な人間で、機械式時計派だったのに、電気を勉強する過程でクォーツを知ってからクォーツの素晴らしさに目覚めた。すべては物理学の問題なのだ。 p.425

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2015/01/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

未読だったジェフリー・ディーヴァーの単行本を読むことに。リンカーン・ライム・シリーズ第9作は、電気を手玉に取り、ニューヨークを恐怖に陥れる犯人との対決。あざといひねりもなくはないが、一気に読ませ、読後感も良であった。

Posted byブクログ

2016/10/02

電気を利用した「アークフラッシュ」でバスが攻撃され乗客が死亡する。ライムのチームが捜査に着手するが、テロ組織の犯行が疑われたため、FBI捜査官でフランク・デルレイの上司であるマクダニエルも加わる。

Posted byブクログ

2014/11/18

文庫本になるのを待ちきれず、でもハードカバーを購入するチャンスもなかった(本屋で出会わなかった)が、ようやく図書館から連絡がきて読みました。 リンカーン・ライムシリーズの中でも秀逸だったウォッチメイカーの続編。 電力を武器として殺人を行う犯人を追うストーリーではあるが、背景にあ...

文庫本になるのを待ちきれず、でもハードカバーを購入するチャンスもなかった(本屋で出会わなかった)が、ようやく図書館から連絡がきて読みました。 リンカーン・ライムシリーズの中でも秀逸だったウォッチメイカーの続編。 電力を武器として殺人を行う犯人を追うストーリーではあるが、背景にあるのが最近話題の代替エネルギーだったり、様々な人々の思惑だったり、いろんな要素を散りばめつつ進んでいく。 これぞジェフリー・ディーバーという二転三転、大どんでん返し。 いやー、またまたやられました。 ネタバレになるのであまり書きませんが、ライムの更なる活躍が目に浮かび、次作も発刊されているので早く読みたい気持ちでいっぱいになっちゃいました!

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2014/09/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズものの何作目かのやつ。以前別のものを読んだ気がするのですが記憶が曖昧。。 ダンスも音声のみですがちらっとでてきます。 体の自由がきかないライムと彼のパートナーアメリアの関係は、 異性愛のロマンスという要素もあることはあるのですが、むしろそれより 捜査上で信頼できるパートナーとして意見をぶつけ合い想いを寄せ合い互いの生死を気にかける様子が 真摯に熱くグッときます。 ライムは頑固で冷徹なだけでなく、部下の伸びしろや命を考慮しての言動も見られるので、 皮肉屋でたまにきついことを言っても周囲の人間が離れないのは(勿論彼の頭脳を買ってというところが大きいでしょうが)納得できます。 筆者の特徴的な場面切り替えで、気に入った登場人物がこの先も生きているかハラハラしながら読み進めていくうちに、 さりげなくそれぞれの人物の描写が挟み込まれているので、登場人物の多さは最終的にあまり気にならなくなります。 今作でちらりと、最近話題のクラウドについて触れられていますが、 この時点で既に雑多なデータがweb上に溢れる事の問題点も示されており、電気工事の基礎知識なども含め筆者の知識の幅と質に驚かされます。 (個人的にはそれと同時に、昔ながらの技術や人間の良心について、改めて良いものだと思うことができました) どちらかというとライムの決断(と、シリーズの更なる展開)のために今回の事件が起きたかのような印象を受けましたが、面白かったです。

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2014/08/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

リンカーン・ライムシリーズももう9作目。今回は読み始めて違和感が。久々に読んだとはいえ、これだけ読んでくるとキャラの紹介が画一的でも物足りない。しかも意外と話が一直線。サブストーリーとしてウォッチメイカーのメキシコの捕り物が挟まれるが、こちらも話が一方的で奥深さに欠ける…と思ってて読んでいたら後半から話が二転三転して一気にラストまで読み切れた。この怒涛のような展開に飲み込まれる快感! 果たしてウォッチメイカーが今後どう絡んでいくかも興味大(レクターみたいになる?) キャサリン・ダンスにリチャード・キンケイドとオールスターキャストで描くのみ、話のレベルがどれも高いのもマイケル・コナリーと似ている。 ドライとウェットの差はあるが…

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2014/05/19

おなじみ鉄板のリンカーン・ライムシリーズ。 今回の敵は電気を操る知能犯。身の回りそこらじゅうにある電気が凶器とあって、サスペンドが半端ない。 ライム側もオールスターキャストで事件に挑む。特に、新しい上司の下で悩むアナログな潜入捜査が得意なデルロイの活躍は胸がすく思い。 物語のクラ...

おなじみ鉄板のリンカーン・ライムシリーズ。 今回の敵は電気を操る知能犯。身の回りそこらじゅうにある電気が凶器とあって、サスペンドが半端ない。 ライム側もオールスターキャストで事件に挑む。特に、新しい上司の下で悩むアナログな潜入捜査が得意なデルロイの活躍は胸がすく思い。 物語のクライマックスでは、なんと宿命のライバルであるウォッチメイカーとの直接対決も。 と、てんこ盛りで相変わらず重厚で楽しめる作品なのだけれど、☆5つあげるにはちょっと気がひけてしまう。 そもそも、この犯人が、こんな手の込んだ事までしてこれだけ大掛かりな事件を起こすか?という気もする。

Posted byブクログ